服藤早苗さんの講演「平安時代の女性たち」を8月8日に伊勢治書店で

8月8日〈土〉午後2時から4時まで、小田原伊勢治書店「ギャラリー新九郎」で第1回 西さがみ女性史講座「前近代」を開催します。講師は服藤早苗さん。タイトルは「平安時代の女性たち―貴族・庶民の女性の生活―」です。

服藤早苗さんは、現在、埼玉学園大学教授。宇佐美ミサ子さんと共著で、『西さがみ女性の歴史―原始古代から現代へ―』を本年5月に夢工房から発行しました〈定価1890円〉。

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今回の「第1回 西さがみ女性史講座」は、「前近代」です。結婚・出産・子育て・労働・相続・介護・病・嫁と姑など、女性が抱えるさまざまな問題は、今も昔も変わりません。平安時代を通して女と男の生き方を考えます。

第2回は、宇佐美ミサ子さんによる「近現代の西さがみの女性たち」を本年10月に予定しています。どうぞお出かけください。

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箱根細工の名人・二宮義之さんの傘寿を祝う会

7月5日〈日〉、「夜の会」のメンバーでもある二宮義之さんの傘寿を祝う会に参加しました。会場は、箱根登山鉄道・風祭駅の改札口からすぐの「鈴廣本店」鈴の音ホールです。

二宮義之さんは、1929年箱根湯本生まれ、戦時中は平塚の軍需工場で旋盤工として働き、戦後16歳のときに木工を始められました。以来ひたすら木と向き合いつづけて60余年。箱根寄木細工の第一人者として現在も活躍中です。

パズル作家として世界で活躍している「からくり安兵衛」こと亀井明夫さんの軽妙な二宮さんの紹介から会は始まりました。

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亀井さんは、二宮さんとの出会いは、今は亡き箱根正眼寺住職の岩崎宗純さんの紹介であったと話されました。箱根細工の歴史や作品について、岩崎宗純さんは深い愛情と理解で地場産業としての箱根細工の普及・啓発に貢献されました。この日の壇上には岩崎さんの写真が飾られています。

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二宮さんを支えてきたご家族も参加されました。

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中央大学名誉教授の金原左門さんが乾杯の音頭を取りました。

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この日の参加者は、二宮さんの交友の広さを物語ります。二宮さんが会長の「からくり創作研究会」、東京で二宮さんの作品の普及・販売活動を行っている「木楽の会」、箱根細工の講師を務める国立箱根病院に付設の「リハビリ学院」、小田原・箱根の異業種交流、梁山泊である「夜の会」、さらに、二宮さんの友人など70名近い人たちが集まりました。

二宮さんは、かつて「夜の会」の会報『よる』に、箱根細工と秘密箱をめぐる交友について書いています。さまざまな人たちが、二宮さんの作品と人柄にほれて交友を深めています。

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この日のお土産は、二宮さん制作の「箱根細工 栞」です。

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二宮義之さん、ますますのご活躍を!

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秦野市「堀の郷」見て歩きの下見で地域再発見

7月4日〈土〉、「市民が創る秦野のまち」のメンバーで、「秦野の近代たてもの見て歩き」の調査・下見に出かけました。参加者は、会代表の福田省三さん、事務局の久保寺敏郎さん、3年ほど前から参加の小川龍之輔さんと私の4人です。

イオングループのショッピングセンター「ジャスコ秦野店」に集合、30分ほど打合せをしてから久保寺さんの車で現地に移動しました。後は歩いて地域を回り、現地の人から聞き取り調査です。小川さんが用意した地図などの準備が大いに役立ちました。

今回の下見は、表丹沢の登山口でもある大倉周辺の「堀山下」地域の一部です。10月中旬に計画する「見て歩き」の見どころは、地名の元にもなった「堀と水」「農家住宅」と堀之郷正八幡宮と蔵林寺です。

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堀之郷正八幡宮です。

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村上忠明宮司さんにお話を聞きました。平安時代のはじめ天安2年に九州豊前の国宇佐八幡宮が勧請されてこの地に鎮座されたと言いますから、1150年も前のことです。小田原北条氏、徳川家康、米倉丹後守など、武家の信仰を受け、地域の総鎮守として守られてきました。

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この地域にはまだ多数のタバコの乾燥小屋が残っています。中には、ブルーベリーの生産直売所として活用されているところも。試食させていただいたブルーベリーは、農家の自信作で、甘く冷たくて美味でした。

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壁がはがれ中が見える小屋もあります。竹を渡し、藁を混ぜた土で塗り固めた構造が見えます。

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蔵のまわりには、防火用の木が植えられています。伏せ木と言います。

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農家の人にもお話を聞きました。タバコ栽培は、秦野葉から米葉に切りかえ、乾燥小屋が建てられました。この農家は、昭和59年まで葉タバコ栽培を続け、秦野のタバコ栽培の最後の農家の一つとなりました。

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用水路を流れる水の量は豊かです。

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川崎の民家園に移築された「北村家住宅」の農家も探し当てました。

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民家園で作製した模型も見せていただきました。横浜国大の調査が入り、民家園に移築されなければ、この建物も消えていたかも知れません。

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路傍にはさまざまな道祖神が。頭の上に牛が乗っかっています。

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奥にあるのは双体道祖神です。

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米倉一族の墓所です。

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蔵林寺の本堂です。曹洞宗の大育山蔵林寺は、享徳のころ〈1452~55年〉に四十八瀬川上流に開創したものが文明年間〈1469~87年〉に現在地に移りました。

甲斐の国米倉郷を本拠とした米倉一族は、武田氏が滅ぶと徳川家康に仕え、天正18年〈1590年〉以降、寺山村、東田原村、堀山下村を領するようになり、元禄3年〈1690年〉、米倉昌尹は、丹後の守に任じられ、将軍綱吉の信任を受け、国中の犬の取締を命じられたと言います(『秦野 ふれあいの道がいど 西地区編〉1989年、夢工房刊〉。

蔵林寺の境内には、樹齢数百年とも見える槙の木がありました。1本に見える木の後ろに、老樹を支えるようにもう1本の槙の木が寄り添っています。

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ご住職のお話を聞いた後、本堂に上がらせていただきました。

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大きく立派な本堂でした。

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かつての茅葺の本堂の写真がありました。

昼食は県立戸川公園の近くの「手打ちそば さか間」で取りました。

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午後も下見は続き、1日仕事になりました。地域を歩くと色んなものが視界に入ります。地域の人との語らいの中から人びとの生活や文化がほの見えてきます。これだから見て歩きは楽しいのですね。

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長岡高校同窓会報「和同人の今」欄に寄稿

新潟県立長岡高校「同窓会報」の編集委員の一人・亀山康江さんから原稿依頼を受けたのは2009年3月のこと。その亀山さんとは、昨年12月19日に開かれた「スローライフのひと 筑紫哲也を継ぐ会」でお会いしたのがご縁です。

同窓生として、母校にいかほどのの貢献もしていない身としては、何をどのように書けばいいのか戸惑いました。しかし、高校を卒業して早40年余り、ふるさとを離れた一人の同窓の仕事と暮らしの一端を、「ままよ」と書き送りました。

昨日送付されてきた「長岡高校同窓会 会報」第52号の表紙は、本年5月に長岡グランドホテルで開催の同窓会総会の写真と、新潟県立歴史博物館長である中島太郎さん〈長岡高校昭和40年卒〉の巻頭原稿「NHK大河ドラマ特別展 天地人―直江兼続とその時代―」と題した企画展の開催を伝えるものでした。

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中島さんは文中で、つぎのように書いています。

「兼続は、智勇兼備の名将と謂われ、その時代の全国の武将と交わりながら、戦国時代末期から江戸時代初期にかけての歴史を実質上動かしていきます」

加えて「越後の賑わいが今後とも末永く続きますように。義と愛、とりわけ『慈愛』を大切にと、心から願うものでございます」と同窓生へのメッセージを記しました。

「和同人の今」の欄に私の原稿が掲載されました。

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ご笑覧ください。

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「もう一つの日光」見て歩き

6月12日開催の首都圏出版人懇談会の総会の翌日、宇都宮市・随想舎の卯木さんの段取りで「もう一つの日光」の見て歩きを行いました。

日光に行ったら、東照宮と中禅寺湖・華厳の滝は定番です。しかし日光には案外知られていないもう一つの顔があります。東武日光駅から歩いて15分ほど、「神橋」のたもとで、この日のガイドさんと待ち合わせです。

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案内をしていただくのは、日光市文化財保護審議委員長で、日光山興雲律院の住職でもある中川さん〈右から2人目、帽子を手に〉です。その他にお2人のボランティアガイドさんにお出でいただきました。栃木の随想舎の卯木さん〈左端〉とは、昵懇のようすが話の端々から感じ取れました。

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まず訪れたのが「日光二荒山神橋」で、これは世界文化遺産に登録されています。

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橋の下にはきれいな水が激しく流れています。この「神橋」にはつぎのような伝説があります。「日光二荒山神社のリーフレット」から抄録します。

「奈良時代の末、男体山〈二荒山〉の登頂を試みる勝道上人とその一行は大谷川の激流に行く手を阻まれ、なす術がありませんでした。上人が手を合わせ一心に祈ると川の北岸に一人の夜叉のような神人が現れました。神人は右手に2匹の蛇をまき上人に向かって「我は深沙大王である。汝を彼の岸に渡すべし」と言いながら赤と青2匹の蛇を放つと、たちまち川の対岸を結ぶ虹のような橋ができ、上人一行は無事に渡ることができました。ふり返ると神人も橋も消えていました」

1200年余の歴史の彼方、日光を開山したのがこの勝道上人です。

神橋の左手前の坂を登ると「日光金谷ホテル」があります。現存する日本最古のホテルの開業は、1873年です。国の登録有形文化財の指定を受けています。

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こちらは、皇室の方々の宿泊に使われる建物。

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本館正面で記念写真です。

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ホテルの近くの小高いところには、修験者が護摩をたいた場所もあります。

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日光さん輪王寺のいわれをじっくりお聞きしました。

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一風かわった日光にしかない燈籠もありました。

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時代を感じさせる石組みです。

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昼食は「湯葉定食」です。湯葉、天ぷら、そばに、なんとご飯がついています。

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食事の後は、勝道上人の像の前を通り、東武日光駅に向かいました。途中、地元・随想舎・卯木さんお勧めの「水羊羹」をお土産に買いました。これがなかなかの絶品でした。

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商店街は人影まばらです。

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店先にはニッコウキスゲが咲いています。

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東武日光駅前で解散。家路を急ぎました。

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増田昭一「戦争孤児の物語」原画展を開催します

6月26日午後、小田原駅近くの喫茶店「パエリア」で、増田昭一「戦争孤児の物語」原画展の打合せを行いました。この日集まったのは、著者の増田昭一さん、伊勢治書店の木下泰徳さん、「おだわら城北九条の会」の阿部武さんと小林恵二さん、それに私の5名です。

原画展は、8月1日〈土〉~3日〈月〉の3日間、小田原駅から徒歩7分の伊勢治書店本店3階ギャラリー「新九郎」で開催します。増田さんは、これまで4冊の本・絵本を夢工房から発行しています。現在、5冊目の『戦場のサブちゃんとゴン―満州・磨刀石の戦いを生きた二つの命』を7月末に刊行予定で編集作業中です。

これまでに増田昭一さんが描いた挿絵は110点以上あります。「5冊目の本の刊行を記念して原画展を開きましょう」と提案しました。

『戦場のサブちゃんとゴン―満州・磨刀石の戦いを生きた二つの命』から何点か原画展に先立ってお見せしましょう。

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最初、増田さんはあまり乗り気ではありませんでした。でも、5冊目の編集作業が徐々に進み、本の姿が少し見え始めると、ようやくその気になっていただきました。増田さん、81歳にして初めての出版記念の集いです。

実行委員会方式でやろうということになり、先ほどの方々に声を掛けました。この日は欠席でしたが、「戦時下の小田原地方を記録する会」の飯田耀子さんもメンバーになっていただきました。

初日の8月1日は、①「原画展」の他に、②「増田昭一さんが語る『戦争孤児の物語』」として、自身の満州での体験、難民収容所でともに過ごした孤児たちの命の叫び、戦争の悲惨さを語ってもらい、③「増田さんを囲んで・・・」の集いを開きます。

①②は、入場・参加無料、③は、「増田さんを囲み、軽食で交流・懇談をしながら『戦争や平和』について自由に語り合いましょう。若者、お子さま連れの参加も歓迎」ということで、参加費は1人1000円〈高校生以下は無料〉としました。

③では、海老名芸術プロジェクトの甘利真美さんが参加していただき、「満州の星くずと散った子供たち」の歌を10分ほど歌っていただく予定です。

『戦場のサブちゃんとゴン』の校正はもう1回。カバーのデザインもできました。当日と、事前の準備は、実行委員会のメンバーがそれぞれ役割分担して行います。準備はこれからが本番。でも当日が楽しみです。

ところで、岩波ホールでは今、「嗚呼、満蒙開拓団」という映画が上映されています。230名収容の会場が連日満員だそうです。7月31日の楽日までには、ぜひ見に行きたいと思っていますが、もうすでに鑑賞された方もいられることでしょう。

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円覚寺「龍隠庵」に『北鎌倉の神々』を届けに

6月26日〈金〉、円覚寺山内にある「龍隠庵」に出かけました。『ガイドブックに載らない北鎌倉の神々』の販売についての相談です。あらかじめ、北鎌倉湧水ネットワークの野口稔さんが先日お出かけになり、基本的な了解は得ています。担当の高柳さんと直接お話をしに行きました。

北鎌倉駅前を通り過ぎて左折し、横須賀線の踏み切りを横断すると円覚寺への車の出入り口があります。受付に用向きを話すと、道順を教えてくれました。

「人通りが多いので、ゆっくりと進んでください」

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「龍隠庵」の入口です。危うく通り過ぎるところでした。車を端に止めて、歩きます。

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さりげなく石仏が置かれています。

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一輪挿しの花も・・・。

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この坂道を登ります。

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「龍隠庵」のお堂の屋根にはビニールシートが覆ってあります。野口稔さんのブログでこのようすは知っていましたが、実際に見るとやはりびっくりし、なるほどと納得しました。

鐘を鳴らすと、すぐ近くから「はい」という声が勢いよく返ってきました。高柳さんに招き入れられ、畳の部屋で待っていると、まず「一服どうぞ」とお抹茶が出ました。

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ゆべしとお抹茶をいただきました。

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目の前には円覚寺の建物の屋根が見えます。自ずからゆったりとした心持ちになりました。少し間を置いて高柳さんが改めてお出でになりました。これが「龍隠庵」のおもてなしなのでしょう。

話も済み、私は車まで本を取りに行きました。高柳さんも私に追いつき、荷物運びを手伝っていただきました。1包み50冊、カラー写真用の紙は結構重いのです。高柳さんは飄々と坂を上ります。

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この日は2包み、100冊をお納めしました。円覚寺の境内で土日に開く売店「光山堂」の扱いについては、「和尚さんから円覚寺に話してもらいます」と高柳さん。

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「龍隠庵」の境内からは、円覚寺の建物が眼下に見えます。高柳さんにお別れをして階段を下りました。つづら折れのところで振りかえると、高柳さんがまだそのままお立ちでした。かるく会釈をして坂を下りました。

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「龍隠庵」は緑に覆われていて、下からは見えません。円覚寺の参道には、カメラを抱えた観光客や修学旅行の小学生があふれていました。

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この後、建長寺、鶴岡八幡宮の前を車で走り、七里ガ浜に出ました。さらに、相模湾沿いに小田原へ向かいました。

小田原では、増田昭一さんの『戦場のサブちゃんとゴン』の出版記念・原画展の打合せを喫茶・パンの店「パエリア」で行いました。8月1日~3日、小田原銀座通り、伊勢治書店「ギャラリー新九郎」での催しの詳細は改めて紹介します。

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我が家の省エネ、緑のカーテン

梅雨の合間、真夏のような気温が2日ほどつづいています。我が家の1階の窓の南側と東側には、省エネの緑のカーテンが広がっています。

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山芋のツルは、上へ上へと伸びます。見るからに涼しそうな緑のカーテンとなりました。

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ゴーヤのツルも伸び始めました。どうやら実をつけたようです。

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東側の出窓の外には、野ブドウの葉っぱが生い茂っています。梅雨の後には本格的な夏がやってきます。大いに自然の涼しさを演出してくれそうです。

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ムクゲの花も咲き始めました。

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アジサイは今が盛り。

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イングリッシュローズは2度目の花を咲かせ始めましたが、少し小振りです。

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ミカンの木が小さな実をつけています。

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東田原ふれあい農園の借りている畑では、先日、3種類のジャガイモを収穫しました。その他にもキュウリ、ナス、シシトウ、ピーマン、ダイコン、キャベツ、ネギ、ニラなど、自家製の野菜が我が家の食卓を彩っています。

自然のめぐみに感謝。

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旧梅原家洋館再建のためにジャスコ秦野店でチャリテーコンサートを企画

6月24日〈水〉午後、ジャスコ秦野店の林副店長とお会いしました。「秦野の鹿鳴館 旧梅原家洋館再建の会」会長の紫藤邦子さんと、同会事務局の建築家・久保寺敏郎さんと私の3人で伺いました。

洋館再建に向けて、設立総会の開催、市内・末広小学校に保管されている洋館の部材見学会・ワークショップの開催、地元タウン誌「タウンニュース」のコラム連載による市民への情報発信活動、募金活動の開始、活動母体の組織づくりなど、今年に入ってからさまざまな活動を行ってきました。

懸案の「再建チャリチーコンサート」を開催するために、紫藤会長、イベント担当の久保寺さんにジャスコ秦野店の直接担当者である林副店長さんにお会いいただき、具体的な日程や会場設営などを打ち合わせしたいと、この日を設定しました。

11年前の洋館保存運動の際にも、2日間にわたりジャスコ秦野店のセンターホールでチャリティーコンサートを開催しました。「地域あっての小売商売」という理念の下、地域の市民活動に、これまでも惜しみない協力関係を築いてこられたジャスコさん。今回も親身になって再建の会の意向をお聞きいただきました。

市民向けに年2回、ジャスコ秦野店はセンターコートを開放しています。今年は5月の連休期間と、11月5日~8日の「ジャスコ生誕祭」の4日間が予定されています。この中に洋館再建の会のイベントを組み入れていただくようお願いしました。

ボランテアで出演する多くの市民音楽家や学生たちの都合があり、一方でジャスコさんや専門店の意向もあって、この日は、日程についての結論は出ませんでした。7月に入って開催予定の、ジャスコと専門店の役員会で正式決定することになりました。

打ち合わせの後には、会場となるセンターホールを林副店長に案内していただきました。会場は広く、吹き抜けの2階からもコンサートを楽しむこともできます。中央には飾りをたらす移動式の装置もあります。舞台の向き、電源の位置、パネルをどこに置くかなど、現場の確認を行いました。

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11月というと随分先のように感じますが、出演依頼やさまざまな準備があり、いよいよ本格的に取り組まなければという思いにさせられました。

旧梅原家洋館の文化財としての価値はもちろんのこと、再建の後に、どのようにして市民の財産として活用するのか、まちづくりの一環としての位置づけも大切です。市内外の多くの市民のみなさんにコンサートを楽しんでいただきながら、洋館再建が多くの市民に認知されるきっかけの舞台にしたいものです。

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名古木の復元棚田の水面に映える緑が「産経新聞」「神奈川新聞」に

6月24日〈水〉、「産経新聞」神奈川県版「瞬」のコーナーに「初夏の空映す復元棚田」と題してに名古木の復元棚田が大きくカラーで取り上げられました。先日取材を受けたものがさっそく紙面化されました。

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この復元棚田は、「神奈川新聞」1面コラム「照明灯」(2009年6月13日〈土〉)にも取り上げられました。

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記者は、「五百ミリリットルの水と、同じ容積のブランド米。比べると米は水より20~30円高いだけ。うーん、あの労力なのに。」と、スーパーで売られている水と米の値段にふれて、自らの田植え体験でかいた汗の多さに困惑しています。

プロの農家が耕作放棄せざるを得ない現在の里地・里山。NPOなどの農業体験を通して、食の安全や命の水の大切さを広めていきたいものです。そして、伝統的農村景観を次の世代に伝えていこうと、NPO法人自然塾丹沢ドン会の会員、「丹沢自然塾」に参加する塾生たちは喜々として汗をかいています。

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