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「無名人からの伝言」出版記念会

9月21日の日曜日は、朝からあいにくの雨。この日は3つのイベントが重なってしまいました。1つは、小田原「米橋」料理店の常連客の一人が主宰する手づくり和紙(竹)の工房訪問。残念ながら、またの機会にと不参加をFAXしました。

2つは、牧野信一の朗読会です。小田原は、明治以降さまざまな文人たちが生まれ、住み、創作活動を展開した文人ゆかりの地です。牧野信一については、これまでに「牧野信一と小田原」「牧野信一の文学―その「人と作品」の資料的考察」<上・下>「牧野信一と四人の作家」という3点を夢工房から発行しています。主催する小田原市郷土文化館からのお声がかりです。

この会は「牧野信一作品朗読会in板橋」と銘打ち、第1回は今年の7月に秋葉山量覚院の本堂で開催されました。今回は「ゼーロン」という作品を俳優の蔀(しとみ)英治さんが朗読、牧野信一研究の柳沢孝子さんが解説です。午後からの朗読会には参加できませんでしたが、販売用の書籍を会場の小田原・板橋まで届けました。

3つが、「無名人からの伝言―大利根用水に賭けた野口初太郎不屈の人生」(9月1日、夢工房刊)の出版記念会です。会場である鎌倉駅近くの「ジャックと豆の木」という民間のコミュニティー・ホールには40名ほどの著者の関係者が集まりました。

著者の野口稔さんは、この7月に共同通信社を定年退職したジャーナリストであり、北鎌倉湧水ネットワークの代表です。野口さんのふるさとである千葉県東庄町は利根川流域の肥沃な穀倉地帯です。かつては水不足で悩まされた北総地域。干潟八万石に命の水を引き込んだ立役者・野口初太郎の類いまれな挑戦を血縁の著者が「無名人からの伝言」としてまとめたものです。

30分ほど遅れて会場に着くと、テーブルには所狭しと料理と酒。立錐の余地もない会場は知り合いの知り合いは旧知の友、とばかりに懇談の花が咲いていました。しばらくして一言メッセージが始まりました。

地域のまちづくりの仲間たち、マスコミ関係者や職場の同僚・後輩、野口さんの幅広い交友関係がしのばれます。十数人の後に突然私の番が回ってきました。世の中を変えるのは、一人ひとりの無名人。「大利根用水に命を賭けた初太郎のDNAを野口さんはしっかりと受け継いでいます。この本を広めて、日本の食糧自給率を上げる一つのきっかけになれば・・・」と話しました。

感謝・激励・期待・・・など、それぞれの一言メッセージを神妙に聞いていた野口さん、自身をめぐるネットワークの広さと深さに感無量のようでした。想いも新たにこの本を多くの人に届けたいと思いました。

この後は楽しいコンサートになりました。たこ焼きドラマーこと「みえっぴー」さん、まちの音楽家・木谷正道さん、ギターの矢野さんを引き連れたシンガー・ソングライターの盧佳世さん。友情出演の3人は、それぞれの持ち歌をしっとりと聴かせ、最後は全員手をつないでの大合唱となりました。

ふるさとの郷土史家・飯田さんから提供していただいた「干潟八万石」の米1キロのお土産付き。参加者は「無名人からの伝言」を熟読し、美味しいご飯をそれぞれの家庭で味わったことでしょう。

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受信: 2008年9月22日 (月) 16時38分

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