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タカの渡り、棚田の稲刈り、新米食べました!

日本列島を太平洋岸に沿うように進んできた今回の台風。東海・関東に近づいてからは速度を早め房総沖に抜けました。20日(土)の朝は雲の間から青空が見え隠れし、ピンポイントのように自然塾丹沢ドン会の稲刈り日和になりました。

1歳半の子どもから70代のシニアまで、自然塾の塾生40数家族と丹沢ドン会のメンバー総勢70名余りが9時過ぎから三々五々丹沢山ろくの棚田に集まってきました。昨夜までの雨風は、雲のかなたに去り、空には10数羽のサシバが舞っています。

タカの一種であるサシバは、この時期、北の国から南の国へ渡ります。その飛行ルートの一つが丹沢山ろくの里山・名古木の上空になっているのでしょう。海風に乗ったサシバは、タカ柱を描きながら空高く舞い上がり、西の空へと滑っていきました。

理事長の工藤さん、米づくり担当の金田さんの話の後、手に手にノコギリ鎌を持って塾生たちは棚田に入りました。初めての稲刈りの人は、なれた手つきのとなりの人の所作を見習います。稲を刈る人、束ねる人、それぞれが自然と役割分担して作業を進めます。10時から始まった作業は、途中1時間半ほどで小休止を入れ、12時半まで続きました。ここまででおよそ半分の仕事を終え、昼食です。

1週間前に収穫した米は26キロ、それを乾燥すると22キロ、さらに精米すると16キロになりました。その新米を釜で炊き、大鍋でトン汁をドン会の女性陣が用意してくれました。ご飯はあっという間に釜の底をつき、大鍋にはお代わりをよそう人が入れ替わり立ち代り。こちらもたちまち無くなりました。新米ご飯の味は格別!

稲穂の匂いが漂う棚田の広場でワイワイガヤガヤ、40分も立つとそろそろと午後の仕事に取り掛かる人が出てきました。それにつられるように塾生たちも自然と棚田に向かいます。あくまで稲刈りや自然体験がやりたくて集まってきた人たちです。一人ひとりの作業に取り組む姿勢が違います。

ドン会の作業の段取りも長年の経験からスムーズです。まず一斉に広い棚田の稲を刈ります。そこに隣の竹林の間伐した竹ではざを組みます。次の棚田で稲を刈る人、できたハザに稲を掛ける人。お互いに声を掛け合って次々と作業をこなしていきます。

午後4時には3.5反の棚田の稲刈り、ハザ掛け作業がすべて終了しました。ハザの上部には雨よけのビニールを被い、天日干しのハザの周囲にはイノシシよけのネットをめぐらしました。2週間後には脱穀作業があります。

久しぶりの肉体作業。肉体派宣言をしているドン会のメンバーにとってもこの日の作業はハードでした。心地良い疲労感。満足そうな塾生たちには新米300グラムのお土産つき。それぞれの家庭で新米を炊く姿が想像できました。

今年の米の出来具合は昨年よりも良さそう。11月下旬に行われる収穫祭には塾生やドン会メンバーに2~3キロの米の分配ができそうです。自然の恵みに感謝です。

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