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「ピンポンパンポ~ン!」の効用

「ピンポンパンポ~ン! こちらは〇〇市役所です・・・」と始まる、防災用の市民への屋外放送が私の住む丹沢山ろくにはあります。先日も、防災訓練が市内各所で行われましたが、市長による「訓練です!・・・」という聞き覚えのある声が秋空にこだましました。

この全市民向けの屋外放送は、本来、緊急時や災害時用の市民への情報伝達のために設けられたものです。地球温暖化の影響を受けたゲリラ的な集中豪雨などの緊急時における一般市民への避難の誘導や情報周知が遅かったり、全くなされなかったりという報道が目に付きます。みなさんの地域にはこのような屋外放送はあるのでしょうか。

地震や豪雨など自然災害がいつ身近なところで起きてもおかしくない今の時代。このような市民への情報伝達の手段の有無や、その仕組みがあったとしても、いざという時に十分に機能するかどうかは、市民の生命・財産を守るという行政の大きな役割の一つだと思います。

今朝もこの「ピンポンパンポ~ン!・・・」という屋外放送がありました。「こちらは〇〇市役所です。行方不明の〇〇さんは、無事見つかりました。ご協力ありがとうございました」というものです。昨夜の「行方不明の〇〇さんに心当たりのある方は、市役所か警察にご連絡ください」という屋外放送の効果がさっそく出ました。

地域に起こるさまざまな出来事、徘徊する熟年者や、遊びに出たまま帰らない子どもたちなど。思いもかけない出来事に、どのように臨機に対応するか、地域の行政と一人ひとりの市民の日ごろの取り組みにかかっています。

登下校の子どもたちの安全・安心のために熟年者による「見守り隊」が朝晩の通学路に出ています。小さなことでも世の中や社会のためになる何かがあるのでしょう。わずかな時間をそのために一人ひとりが使うことが当たり前の世の中は、暮らしやすい地域社会でもあります。

「ピンポンパンポ~ン!」は、そのシステムがいざという時に機能するための日ごろの取り組みの一つであるとすれば、少々のスピーカーの音量は、丹沢山ろくを吹き渡る秋風(?)とも感じることができるのではないでしょうか。

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