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東京農大収穫祭「棚田の水田生態系」研究発表見学

11月3日、NPO法人自然塾丹沢ドン会理事長の工藤さんと2人で東京農業大学の収穫祭に行ってきました。

というのも、東京農大の地域資源利用学研究室の中村ゼミの学生さんたちが私たちのフィールドである秦野市名古木の棚田で今年、水生生物と棚田の米づくりについての調査研究を行っていたのです。

小田急線の経堂駅で2時に待ち合わせし、大学に向かいました。商店街はたくさんの通行人で車が動けない状態です。

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住宅街に入ると板塀の家がたたずみ、山茶花の花が咲き乱れていました。

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徒歩10分ちょっとで農大の学園祭会場へ到着しました。構内は立錐の余地もないという言葉そのままの混雑状態です。

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13号館2階の研究の展示・発表会場では、学生たちが来場者に説明をしていました。見覚えのある学生さんがいました。

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ていねいに作られたジオラマの前で思わず笑顔がこぼれます。小川、棚田の構造ジオラマでは実際に水を流してくれました。

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これまでも東海大学や生命の星・地球博物館の方々が名古木地区に調査に入りましたが、あくまで生物多様性の視点からの現状確認調査でした。

今回のものは、例えば、田んぼに生息していたホトケドジョウが土をかき混ぜて濁らせ太陽の光を入りにくくし、そのことで草が生えにくくなるというように、生き物の生息と米づくりのかかわりについて、私たちがこれまで考え付かなかったことにも触れていました。

名古木の田んぼの水は水質調査でも「生物の生息・生育・繁殖環境として非常に良好」であるAランクでした。カワラゲが多数確認できたことも、それを証明しています。

この収穫祭の初日には、中村ゼミのOB会が毎年開かれるそうです。このような地道な調査研究が積み重ねられることで、伝統的な日本の安全安心な食べ物づくりの復権につながってほしいものです。

帰り際に中村ゼミの研究室を訪れました。精魂こめて作られたジオラマの活用方法がないものか中村好男教授に相談されました。学校教育の場で活用できないか秦野に持ち帰ることにしました。

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経堂駅に向かいながら工藤さんは、30年ほど前には経堂駅の近くの会社に通っていてこの辺は縄張りだったと話しました。当時の居酒屋を探しましたが、影も形もありません。目ざとく見つけた暖簾と提灯、炉ばた焼「三貴」に入りました。

ここは農大関係者が多数集まる場のようです。醸造学科には全国の酒蔵の跡継ぎが多数学んでいます。ここの酒母でつくられた日本酒が出ました。すっきりとして、かつ味わい深い酒でした。

女将さんと親父さんの笑顔に乾杯!

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