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報徳博物館へ納本、フイルム校正、開港記念館で公開勉強会

11月14日朝、車で小田原に向かいました。R255を右に折れ、酒匂川方面に向かう途中で、いつもとは違う富士山に出会いました。この日も雲ひとつない秋晴れ、気持のいい一日の始まりです。

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20年来お世話になっている印刷所で『丹沢今昔橅語り』〈梶谷泉〉のフィルム校正です。これが印刷直前の最終チェック。問題はなく、今月末には発行の段取りを組めました。12月13日には横浜で出版記念会が開かれます。この会では、梶谷泉さんについて15分ほど話して欲しいと依頼されています。

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梶谷さんとの出会いは15年ほど前。丹沢ブナ党の初代党首であり、夢工房(http://www.yumekoubou-t.com/)からは、『ブナ・いのちの賦』という絵本を出版している方です。

ブナに象徴される丹沢の自然をどのようにして次の世代に伝えていくか、この本では、自らを「橅の巫女」になぞらえ、丹沢の今昔を橅爺に語らせています。

フイルム校正の後は、小田原城の近くにある報徳博物館へ『斎藤高行 報徳秘稿(抄)』の納品です。A5判360ページもの大部な本は、夢工房のシリーズ「小田原ライブラリー」の『二宮尊徳とその弟子たち』の著者、宇津木三郎さんが編集しました。

近年、中国においては二宮尊徳の研究が盛んだそうです。今年の中国の尊徳研究会には日本からも宇津木さんなどの研究者が多数出かけます。11月21日の出発に何とか間に合いました。納品を終えて車で自宅へ帰り、夢工房の今日の仕事はひと段落。

今度はバス、電車で横浜に向かいました。18時30分から、横浜開港記念館で神奈川県自然保護協会の主催で「丹沢大山自然再生の現場から 林業の今」と題した公開勉強会が開かれました。この日の司会進行が神奈川県自然保護協会理事の私の役目でした。

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1人30分、3人の講師の方々が、「神奈川の森林 林業の現状と森林再生50年計画」「神奈川県有林の取り組み」「民間の取り組み」と題して講演されました。前の2つは県の職員が、最後のテーマは秦野森林組合専務理事の今井栄さんです。

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2人の県の職員は、林業の現状と、奥山、山地、里山における林業のあるべき姿と課題、長期計画、県の林業職員の減少、林業の技術の伝承や担い手の絶対的な不足の現状を話されました。

今井さんは、林業の現場で起きている具体的な課題や事業が中心でした。若手の林業職員を採用し、「新月伐採」という方式で付加価値をつけて材を供給している現状を話されました。

今井さんとは秦野で度々お会いしています。大雨で崩れた棚田の畦の補修用に間伐材を何度も調達させていただいています。

50名余りの参加者の中から質問を受けて質疑を行いました。神奈川の林業の現状と担い手、材の経済性、生物の多様性、森林の持つ多様な役割を再確認することができました。

県民に開かれたこの公開勉強会は、県民と行政の情報の共有と、丹沢の自然再生への具体的な一歩を踏み出すための創意工夫の場です。今年は今回が第3回。これからもさまざまなテーマで開催の予定です。

帰りは、副理事長の青砥さんの車に乗せてもらい本厚木まで。電車で秦野駅へ、徒歩で自宅に帰りついたのは11時前でした。

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