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ぶらり「丹沢山ろく」東田原から名古木へ

11月1日〈土〉は、大忙しの1日でした。11時過ぎから名古木の棚田でNPO法人自然塾丹沢ドン会の里山ミーティングが、14時からは伊勢原の雨岳文庫で「雨岳文庫資料館」オープン記念の講演会が、17時30分からは小田原駅近くの市民学習室で「夜の会フォーラム」の例会がありました。市民活動の「はしご」の一こまの紹介です。

名古木の棚田へは、いつもは自転車か車で行くのですが、この日はその後の予定があります。車の中からは見えない風景との出会いを楽しみながら、ぷらぷら歩いてみることにしました。10時半過ぎにカメラを首に提げて自宅を出発です。

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歩き始めると10分足らずで住宅街を抜け、田園風景が目の前に開けます。実もたわわな柿の木。小鳥たちが啄むだけではもったいない!

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路傍にはアザミの花やススキが風に揺れています。

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鎌倉3代将軍、歌人としても歴史にその名を連ねている源実朝の御首塚があります。この木立ちの手前からは、中世の豪族の館跡が近年の発掘調査によって確認されました。

波多野氏の城跡についてはこれまでさまざまな意見がありましたが、ここも有力な説の一つとなりそうです。

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すぐそばには「田原ふるさと公園」があり、そば打ち体験教室や、野菜など地元の農家の農産物の直売所があります。

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隣りの水車小屋ではそば粉の製粉が行われています。

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すぐ近くの丘の上には「東田原ふれあい農園」の事務所があります。

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道の両側には昔からの農家の家々が並んでいます。庭先には農家の蔵や秦野の葉タバコ〈米葉〉の乾燥小屋が残っています。江戸時代から始まった秦野の葉タバコ栽培は、昭和59年には終わりを告げました。

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農家の屋敷の回りには防風林が巡らされています。

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秦野市立東公民館の屋根にはソーラシステムが設置されています。後ろにそびえるのは大山です。

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金目川沿いにある「波多野城址碑」のあるところが眼下に見えます。

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この周辺一帯が波多野城址のあったところと伝えられていました。20数年前には、波多野城址保存運動が起こり、幼い子供たちと見学会に参加したことが思い出されます。遠くにはいつも大山がそびえています。

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バス路線を歩くと三叉路に出ます。ここは「坂本道 蓑毛」と書かれた道標があります。私が歩いてきたのは左手からです。右手の山に向かう道が蓑毛方面です。

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バス路線の坂を下ると右手に「道永塚」があります。身の丈ほどの塚の僧道永には善僧、悪僧の2説があります。230年以上も前に建立された僧道永にまつわる伝説がこの地に伝わっています。

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バス路線をさらに秦野駅方面へ歩きます。傍らに妙な看板があります。すぐそばに立っていた風力発電機が今はありません。異業種の研究開発から生まれた「未来風車」、ひょっとして看板倒れになったのでしょうか。

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バス停「上原入口」の信号を左に曲がります。ふるさと秦野が誇る洋画家・宮永岳彦画伯の実家の前を通り、左に曲がり川沿いに進みます。苔むした橋を渡ります。

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橋のそばには怪しげな洞窟があります。食糧の備蓄用か、はたまた戦時下の防空壕でもあったのでしょうか。

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名古木の里山の入口に入る直前、空を仰ぐと高圧送電線が走っています。

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ようやく名古木の棚田に到着です。周囲の里山の雑木林の紅葉はもう少し時間がかかりそうです。

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ここまで1時間ちょっと。ここちよい汗をかきドン会の里山ミーティングに合流しました。

11月30日〈日〉に行われる「収穫際」は、ドン会メンバー、自然塾の塾生、地域の農家の方々など100名近い老若男女が集まります。1品持ち寄り、1人1000円の参加費〈中学生以下無料〉です。ノスリが舞う名古木の棚田で紅葉狩りはいかがですか?

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