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2008年12月

☆くんの得意技

☆くんは満1歳になりました。ハイハイ、つかまり立ちはもちろん、私の両手を小さな手に添えて、ヨイショヨイショと声をかけると足を交互に前に出し、歩く練習をします。カーテンが大好きで、裏に隠れたり、カーテンを払って「バア!」と顔を出したりします。

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床にある小さなゴミを見つけ、つかもうとしたり、書棚の引き出しの丸い取っ手につかまって屈伸運動をします。天井から吊るした電球や壁にかかっている時計を指差し体全体で教えてくれます。

自分が行きたいところに這って行きます。自分の意に沿わないことがあると顔を横に振り、「イヤイヤ」をします。☆くんの一挙手一投足に「☆くん上手! やったア! すごいね!」と声をかけると、満面の笑みで返してくれます。

☆くんのお母さんは最近こう言います。「焦らなくっても、いつの間にか、あれっと思うほどにやっているね」。最近は、ちぎったパンを小さな指でつかんで上手に口へ持っていき食べます。スライスしたリンゴも手で持ってしゃぶり、大きくなった上の歯3本と下の歯2本で何やら噛んでいます。湯冷ましも上手に両手で飲みます。

乳児から幼児に変わるこの時期の子どもの成長は目覚しいものがあります。ついつい「わが子は天才だ!」と大方の親はそう思ってしまうほどです。☆くんは、もうすぐ歩き始めることでしょう。

この1年、連れ合いと私にたくさんの笑顔をくれた☆くん。来年の成長が楽しみです。

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横浜ベイシェラトン・ホテルで「生命の星・地球博物館」元学芸部長・高桑正敏さんの還暦と退官を祝う会

12月27日〈土〉夜、横浜ベイシェラトン・ホテルで、神奈川県立生命の星・地球博物館の元学芸部長「高桑正敏さんの還暦と退官を祝う会」が開催されました。総勢151名の参加者の大半は、昆虫やチョウ・蛾の研究仲間たちでした。

祝う会を呼びかけたのは、「華飲み会」世話人の苅部治紀さん他のメンバーです。高桑さんは、甲虫類のハナノミ科、中でもハナノミ族が研究テーマです。高桑さんの還暦と退官を祝う会が、「華飲み会」記念パーティーとと名づけられた所以です。

祝う会に先立って、『高桑正敏の解体虫書』という本が、この日の参加者と、祝う会には参加できないが記念出版の本は欲しいという人に送付されました。本は600部作成されたと聞きました。

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高桑さんと私の出会いは、2002年4月、秦野市名古木の自然観察会の講師をお願いして以来です。

6~7年の間、耕作されていない名古木の棚田の周辺は草茫々で、足の踏み場もないほどの荒廃地でした。棚田を復元して伝統的な農村景観を再生するに先立って、名古木の自然環境の今を調べておきたいと、生命の星・地球博物館に高桑学芸部長を訪ねたのは、その年の2月のことです。

以来、季節を変えて年に3~4回、3年ほど自然観察・調査の講師をお願いしました。高桑さんは、ご自分の専門外の植物や水生生物の調査についても、博物館の他の学芸員(勝山さん・田中さん)や東海大学の北野忠さんに声をかけていただきました。

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この写真は、祝う会にも参加されていた東海大学の北野忠さんに2006年7月に講師をお願いした復元棚田の水生生物の調査の様子です。

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会は、神奈川県自然保護協会理事長・新堀豊彦さんの挨拶で始まり、高桑さんご本人、奥様のご挨拶、2人のお子さんによる花束贈呈と、仲睦まじい高桑ファミリィーらしい演出となりました。

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新堀さんの挨拶に聞き入る高桑さんご夫妻です。

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高桑さんは、「今この席にいるのは、虫仲間たち、学芸員のみなさま、支えてくれた妻のお蔭です」と神妙な挨拶。

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2人のお子さんからの花束贈呈も微笑ましい。

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乾杯の後は和やかに懇談です。

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還暦祝いの赤いちゃんちゃんこ姿の高桑さん。

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県立生命の星・地球博物館の田中学芸員もお子さんを連れて参加。「小田原ライブラリー」第2巻の『蝶とあるく箱根』(夢工房)の著者の白土信子さん、平塚博物館の元館長で、現在、神奈川大学特任教授の浜口哲一さんともしばし立ち話。

私はかつて出版社勤めをしていたころ、東京・銀座8丁目に通っていたことがあります。たまたま同じテーブルでお話した人の中に、同じビルに事務所があった資生堂の研究員であり、趣味で虫を追いかけている針谷毅さんから虫の世界のさまざまな人模様についてお話を伺いました。

生物の多様性が叫ばれているいま、虫観的な地を這うような視点と、全体を俯瞰する鳥瞰的な視点の複眼思考が必要なのでしょう。そんな意味でも、この日の主役の高桑さんの「世の中の学芸員」として、自然保護運動の分野でもさらなる活躍をという参加者の思いに満ちた会でした。

最後に2班に分かれて記念撮影が行われました。そのうちの1枚です。

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師走の寒空、横浜駅前は行き交う人の群れで混雑していました。来年こそは少しでも暮らしやすい世の中でありますように!

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相模湾の漁師・西山敏夫さんと筑摩書房創業者古田晃さんの交流

12月25日〈木〉お昼前、いつものように突然二宮町の漁師・西山敏夫さんがやってきました。年に2回、春と冬に相模湾で採れたワカメと昆布のお土産つきが恒例です。

西山さんは、中郡二宮町山西に在住の現役の漁師さんです。お付き合いが始まったのは、私が東京の出版社に勤めていたときからですから、もう25年以上、四半世紀になります。

西山さんは、次の社会を担う子どもたちに海の豊かさ、自然のめぐみや厳しさ、自然の大切さを知ってもらうために、地元二宮町、秦野市、横浜市の幼稚園児たちのところに出向いて、ワカメのカブを植え付ける体験教室を毎年開いています。

植えつけたワカメや昆布のカブは、相模湾で育ち、子どもたちはその現場を見に二宮の海岸へやってきます。ひげのおじいちゃんの話に子どもたちは目の色を変えて聞き入っているそうです。

この日も玄関先での立ち話でした。8月に開催した「夢工房20年の集い」では、西山さんに乾杯を。突然の指名にもかかわらず、身に余るお話とともに乾杯の音頭を声高らかにやっていただきました。

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出版の話から、二宮町にゆかりの筑摩書房創業者の古田晃さんと西山さんの交流をうかがいました。古田さんは、1963年に東京都市ケ谷から二宮町へ転居されましたが、その際に文学全集など800点の書籍を町に寄贈されました。

それ以来、地元の人たちとの交流はつづき、とりわけ西山さんとのお付き合いは深く、古田さんが1973年に亡くなられてからも奥様との行き来は絶えることなく、奥様のボーイフレンドとも周囲から言われていたとか・・・。

その古田晃さんのミニ展示会が二宮町図書館で開催されているという話を西山さんからお聞きしました。その日の午後、小田原へ行く仕事のついでに展示会を見に行きました。

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筑摩書房の創業に関わった臼井吉見さんや唐木順三さんの著作は、私が若かりしころ何冊も読んだことがあります。身近なところで日本の出版界の先駆者の一つである筑摩書房の創業者と西山さんとの交流に触れることができました。本の取り持つ奇縁に驚きました。

漁師の西山さんには、「相模湾の物語」をまとめてほしいとお願いしています。その物語には、未来の子どもたちへのメッセージがぎっしりと詰まっていることでしょう。

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新潟「りゅーとぴあ」でミュージカル「大いなる遺産」鑑賞

12月21日(日)午後、新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」でミュージカル「大いなる遺産」を見ました。わざわざ新潟まで出かけたのは、キャストの一人に私の連れ合いの姉がいたからです。

りゅーとぴあ10周年記念ミュージカルは、すべての配役を一般公募した「オール新潟キャスト」でした。義姉は「年齢・体格は問わず」という募集要項に惹かれて応募したと言います。

多数の応募者の中から、1次・2次審査を通過したのは80名。途中、2名の脱落者が出ましたが、78名のキャストは6か月間の過酷な練習をしのぎきり、一つの作品世界を創り上げました。公演は12月17日から始まり、21日が楽日でした。

「大いなる遺産」は、『クリスマス・キャロル』で知られるイギリスの国民作家、チャールズ・ディケンズの作です。『りゅーとぴあマガジン』vol.14に次のように紹介されています。

「夢と希望、挫折と復讐、罪と救い、許しと愛、多彩で壮大な長編小説」を演出の栗田芳宏さんは「大胆なカットと再構築」をすることで、子どもたちにも楽しめるミュージカルにしたと言います。作曲は宮川彬良さん、作詞は岡本おさみさん、舞台監督はやまだてるお(モモ プランニング)さんでした。

900席の会場、3階の最後列中央の席から鑑賞しました。78名のキャストは、3時間の舞台空間が深く呼吸するように、ときに大きく激しく、ときにひそやかに動き続けました。

「地方演劇のレベルをはるかに超えた」と評されてきた、これまでのりゅーとぴあの自主制作ミュージカル「シャンポーの森で眠る」「ファデット」「家なき子」に次ぐ今回の「大いなる遺産」は、市民による芸術文化の広がりを示す出来事の一つであったのでしょう。

公演の後のカーテンコールに立つ78名のキャストの顔は、みな達成感に満ち溢れていました。大勢の観客も満ち足りた様子で、降り始めた雨の中を家路に急ぎました。

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公演会終了後、義兄と私たち夫婦、長岡在住の義弟夫婦は新潟駅近くの居酒屋で義兄の「ご苦労さん会」をやっていました。6か月間の練習の送り迎えを義兄がやりとおしました。

そこにスタッフ・キャストの打ち上げを終えて合流した義姉。私たち夫婦からのワインのプレゼントに一仕事を終えた安堵感が漂います。何やら病みつきになりそうな・・・気配も。

多様な素材を配置し、構成し、そぎ落とし、まとめ上げる演出家の営みは、本づくりにおける編集者の仕事にも通じるものがありました。どのように全体としての物語性を創り上げ、メッセージを発信するのか、日々の編集にも生かせそうです。

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「スローライフのひと 筑紫哲也を継ぐ会」に参加

12月19日〈金〉午後、「スローライフのひと 筑紫哲也を継ぐ会」に参加するために東京に出かけました。地下鉄半蔵門線「永田町」を出ると都道府県会館があり、麹町中学校、文芸春秋社ノビルの前を通り、徒歩7分ほど、千代田区平河町の紀尾井町交差点近くの平和第一ビルの8階が会場でした。

この日の会の主催は、NPOスローライフ・ジャパンとスローライフ学会。スローライフ・ジャパンの事務局長の野口智子さんのメールでご案内をいただき、参加しました。

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会場には、筑紫さんの写真や関連書籍、全国各地から寄せられた食べ物、飲み物が並べられていました。

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野口さん、地域活性化研究所代表の川島正英さん、日本テレネット代表取締役の瀧栄治郎さんさんとは、北鎌倉湧水ネットワーク編集の『ガイドブックに載らない北鎌倉の神々』の編集会議、出版記念会の席でお会いしていました。

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この日、名刺交換したのは、日本映画学校相談役の武重邦夫さん、朝日新聞の早野透さん、東京大学の神野直彦さん、東京市政調査会の増田寛也さん、NPO法人スローライフ掛川の長谷川八重さん他の方々でした。

いずれも「スローライフのひと 筑紫哲也」さんの衣鉢を継ぐ人たちです。私が地域で取り組んでいることもまさにスローライフに連なります。その念を強くした集いでした。

筑紫哲也さんのご冥福をお祈りします。

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北鎌倉「侘助」で『ガイドブックに載らない北鎌倉の神々』ほぼ完売記念会

12月14日〈日〉夕方、北鎌倉駅前の「侘助」で忘年会を兼ねた集まりがありました。北鎌倉湧水ネットワーク〈代表・野口稔さん〉の「おとな探偵団」とその関係者、17名が集まりました。

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今年4月に発行した『ガイドブックに載らない北鎌倉の神々』は、A5判変形、123ページ、オールカラー〈カラーイラストマップ付き〉です。この本は、当初3000部の予定でしたが、定価を1000円〈税込み〉に抑えるために初版を4000部としました。

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4月からの8か月間に夢工房から出庫したこのガイドブックの数が3900部となりました。「ほぼ完売記念会」は、そのお祝いの会でした。

もちろん、書店からの返品が120部ほどあり、鎌倉周辺の書店の店頭在庫や、北鎌倉の掲載店で販売いただいている分もありますから、実販売数は、出庫数から引かなければなりません。それにしても、北鎌倉エリアに限定したガイドブックが、これほどの反響を示すとは、当初の予想を超えていました。

この理由は何かと考えてみました。

1つには、路地裏の隅々まで知り尽くしている、北鎌倉在住の「おとな探偵団」のメンバーが、本当に必要とされている限定エリア・北鎌倉のさまざまな情報とオリジナル写真でまとめていただいたことです。

2つには、地域のさまざまな協力がなければ、このガイドブックは発行できなかったことは明らかです。円覚寺派管長・足立大進さんは、「村〈地域〉のためになるなら」と、本の題字を書いていただき、建長寺宗務総長・高井正俊さんは、本文中の座禅の取材をはじめ全面的にご協力いただきました。郷土史家の酒井保さんは、探索のお勧めコースのガイドをつとめ、貴重な写真を提供いただいた写真家、取材を快諾いただいたさまざまなお店のみなさんの賜です。

3つには、いい本に仕上げようと、予定を変更してオールカラーにしたことです。そのために初版を1000部増やしましたが、1000円が手ごろな定価の設定だったのでしょう。

4つには、春秋の北鎌倉まちづくり協議会の実施する「北鎌倉・匠の市」における販売や、観光シーズンの土日の円覚寺門前の販売ブースでの対面販売を「おとな探偵団」のみなさんが楽しみながらやっていただいたことです。また、「おとな探偵団」の一人ひとりのネットワークを最大限使って個別販売もしていただき、お1人で300冊余りも販売していただいた方もいました。

従来の書店での販売のほかに、ガイドブック掲載店での店頭販売、「おとな探偵団」の街頭における対面販売と、自分たちが創った本は、可能な限り地域で自分たちが読者に届けようという意欲に満ち溢れていました。

インターネットによる本の情報発信は当然としても、今回のガイドブックの本のまとめ方と、販売の手法は、夢工房の地域出版としての1つのあり方にとして示唆的でした。

さて、この席で現況をみなさんに伝えながらも、好調な販売も「痛し痒し」、増刷するかどう かの判断のしどころですと、話しました。今後の販売の予測、増刷原価の計算など、慎重にならざるを得ません。版元の悩みはつづきます。

ともあれ、この夜は何人か初めてお会いする方もいて、大いに食べ、飲み、語らう楽しい会となりました。

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専修大学経済学部の平尾教授、北鎌倉まちづくり協議会代表幹事の坂田さん、大船観音前マンション問題にとりくむ市民会議代表の星野さんなど、地域の課題に真正面から向き合うさまざまな鎌倉市民がいることが、この地域の底力だと感じたことでした。

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夢工房の本の販売は箱根湿生花園、関所資料館、鈴廣蒲鉾博物館でも

夢工房で発行した本は、書店での販売の他に、インターネット経由、読者カード、電話、FAXによる注文があります。実はその他に、ちょっと変わったところで販売してもいるのです。箱根町立湿生花園や同・箱根関所などです。

箱根湿生花園は、冬の間は閉園となります。例年のように委託販売の残部を引き取りに行くことになりました。その次いでといっては何ですが、連れ合いと一緒に小田原・箱根を車で回りました。

まず、小田原の国道1号線近くの小田原文学館に行く途中に「右京」という京会席のお店があります。そのランチで腹ごしらえです。店内はしっとりと落ち着いた雰囲気です。

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壁際には侘助が活けてあります。

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もう一方の壁には椿の掛け物が。

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突き出しは、フグの煮こごりです。

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焼きおにぎりとお新香です。

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ふろふきダイコンとチンゲン菜です。カツオの入った味噌たれが絶品でした。

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京野菜が入った季節のあったか麺です。

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私が頼んだのはかき揚げ、1口ステーキ、刺身の漬けのどんぶりです。

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デザートも付いていました。これでしめて2人で4000円あまり。ちょっと贅沢な昼食でしたが年に1度くらいはいいとしましょう。

会計を終えて店先に立つと足元に目が留まりました。

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さりげないしつらえにセンスが光ります。

箱根仙石原の湿生花園に向かいました。紅葉はすでに盛りを過ぎ、所どころに赤い枝ぶりが残っているばかり。ダンボールに入った本を受け取り、芦ノ湖に向かいました。箱根関所では今年になってから売れ行きがいいのです。その現場を見に行きました。

担当のTさんに箱根関所の奥の関所資料館の販売所に案内していただきました。ここでは、見本を展示して、お客さんに本の中身を見てもらうようにしてから、部数が伸びたと言われました。中身を確認して本を買うというのは本の販売の基本中の基本ですね。

今年は紅葉が早く終わり、この季節にしては観光客が少ないそうです。久方ぶりに年間の観光客数が2000万人を超えたと新聞報道があった箱根ですが、冬場の対策が頭痛の種のようです。

ともあれ、箱根関所という販売ポイントを得て、継続的に少しずつ夢工房の本が読者の手に届くということは得がたいことです。

箱根の国道1号線を小田原に向かいます。正月2日、3日は恒例の箱根駅伝がこの道路上で行われます。現場で駅伝のレースを見たことは、横浜に住んでいた20数年前に1度だけあります。雪の降る復路、横浜市戸塚区の平和台バス停近くで子どもたちと一緒に駅伝選手を応援したことがありました。

横浜時代には、東京の出版社への出勤前に上の娘と夜明け前のジョギングをしました。私も若かったし、子どもも幼かったのですが、いま思い返してもよくやったものだと不思議です。いつものコースを1回りして汗をぬぐい、会社に出かけるときの爽快感はいまでもしっかりと覚えています。これは、父娘の絆を深めた貴重な体験です。

箱根と小田原の境に「鈴廣」の蒲鉾博物館があります。そこにも夢工房の本を置いていただいています。

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『小田原蒲鉾のあゆみ』は、本多康宏さんの著作です。書店以外にも本の内容に即した販売の拠点があることを思い知らされます。

さまざまなテーマを掘り起こし、本をつくると同時に、読者にお届けするさまざまな工夫が必要なのですね。

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横浜「萬里器」で『丹沢今昔橅語り』出版記念会

12月13日〈土〉午後、横浜市港北区の東横線日吉駅近く、CRAFT CAFEのお店「萬里器」で、梶谷泉さんの著書『丹沢今昔橅語り』〈夢工房発行〉の出版記念会が開かれました。自然保護運動や平和運動、アートの関係者が集まった楽しい会でした。

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梶谷さんとは、1991年12月に、丹沢大倉の山小屋「丹沢ベース」で初めてお会いしました。その後、丹沢ドン会が1992年11月に開催した第1回丹沢シンポジウム「丹沢があぶない!」にパネリストの1人として参加していただきました。その内容は、ドンブックス・ブックレット『丹沢があぶない!』にまとめ、夢工房から発行しました。

丹沢のブナ林に癒され、丹沢の自然の変化をいち早く察知した梶谷さんは、1990年11月に丹沢ブナ党を設立し、その党首になりました。その後、丹沢の自然保護運動のジャンヌ・ダルクともいえる活躍をされました。

1996年6月9日に丹沢山ろく秦野で開催した「ストップ! 水無堀山林道工事」の集会は、丹沢ブナ党、丹沢ドン会など丹沢の自然保護運動に取り組んでいる26の市民グループが実行委員会をつくりました。

大石武一初代環境庁長官が「多くの力を集め、自然保護への道を」と題して講演し、丹沢自然保護協会会長の中村道也さんが「いま、自然の命の声に耳を傾けよう」と題した話をしました。この96・6・9集会の内容は、ドンブックス・ブックレット『丹沢にトンネルを掘るな!』とまとめ、夢工房から発行しました。

草の根の丹沢の自然保護運動の広がりの前に、神奈川県は2000年、ついに水無堀山林道工事の中止を決めました。

梶谷さんは、その後、丹沢の自然からのメッセージを絵本『ブナ・生命の賦』、ブックレット『丹沢を駆け抜けた戦争』をまとめ、今回の『丹沢今昔橅語り』〈企画・編集 生命の環・むすびの衆〉(いずれも夢工房発行)の出版となりました。

この日は、梶谷さんの影絵夢幻語り「丹沢今昔橅語り」(抜粋)の上演(初演)となりました。

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繊細で生命力溢れる表現は、聞く者、見るものをして丹沢のブナ林のファンタジーの世界へ誘ってくれました。文字から言葉へ、さらに語りと影絵という表現によって、梶谷さんの丹沢の自然からのメッセージがまた新しい境地に達するのを感じた出版記念の夕べでした。

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新宿居酒屋「鼎」で首都圏出版人懇談会の忘年会

12月5日〈金〉は、首都圏出版人懇談会の忘年会でした。会場は、新宿3丁目の居酒屋「鼎」です。伊勢丹の裏手、寄席「末広亭」の近くにある老舗の居酒屋です。

会場探しは、首都懇の若手2人に頼みました。条件は新宿周辺で、6~7000円の会費。さきたま出版会の春田さんと幹書房の篠原さんの2人は、「ぐるなび」で、この居酒屋を探し当てました。事前情報として、篠原さんの同僚の女性が1度来たことがあったそうです。

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例年、首都懇の忘年会は研修会と一緒に行っていました。今年は、11月15日に新宿ジュンク堂書店でトークセッション「元気いっぱい地方出版の底力」を研修会と兼ねて開催したため、忘年会の参加者は9名と少なめでした。

しかし、埼玉の「まつやま書房」の山本正史さんが10数年ぶりに、歴史春秋社の植村さんがはるばる会津から参加するなど、楽しい会となりました。

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テーブルには居酒屋「鼎」のこだわりの料理が出されました。

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前菜と刺身です。

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カニ入りの茶碗蒸しです。

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ブリの照り焼きです。

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揚げ物です。

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「ぐるなび」のサービスは玉子焼き。

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ご飯と味噌汁。

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最後にデザートが出ました。飲み放題の日本酒の銘柄も豊富。純米酒が飲み放題で出る居酒屋はそうざらにはないですね。ちなみに会費は1人7000円でした。

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店長さんの努力のあとがしのばれます。地方・小出版流通センターの川上さんも話に聞き入っていました。

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お客さんで一杯です。手荷物を入れる棚が壁にしつらえてあり、店内の有効活用がなされているのもにくいですね。

2次会は近くの「石乃花」というお店でした。

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加藤登紀子さんも来る(?)というお店では、マスターがそばを打ってくれました。

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地方・小出版流通センターの情報誌「アクセス」に、ジュンク堂書店で開催したトークセッションのレポート原稿を依頼されていましたが、この日が締切りでした。 川上さんあてに前の日にEメールで送信済みでしたから、心ゆくまで杯を重ねることができました。「アクセス」2009年1月号に掲載されます。お読みいただければ幸いです。

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宮ケ瀬やまなみセンターでよもやま話の会

11月29日〈土〉は、午前中、宮ケ瀬湖に、ふるさと宮ケ瀬を語り継ぐ会主催の「宮ケ瀬よもやま話『宮ケ瀬の自然と暮らし』産業編「山仕事」を聞きに出かけました。会場は、宮ケ瀬やまなみセンターの会議室です。

この日は、第23回「宮ケ瀬クリスマスみんなのつどい」のオープニングでした。夕方にはジャンボクリスマスツリーにイルミネーションが点灯されます。道すがら告知のポスターも貼り出されていました。

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宮ケ瀬やまびこ大橋の手前の駐車場からの宮ケ瀬湖です。

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冬の朝陽を浴びて湖面が光り、ススキが揺れています。

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紅葉も本格化。

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真ん中のジャンボツリーに点灯されます。

ふるさと宮ケ瀬を語る会は、1997年11月に『ふるさと宮ケ瀬―渓谷の村から』を編集し、夢工房から発行しました。

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この日の講師は、ふるさと宮ケ瀬を語る会会長の山本良治さんです。山本さんは御年97歳。湖底に沈んだ宮ケ瀬から現在の宮ノ平地区に移住を余儀なくされました。

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大正から昭和の初めにかけての宮ケ瀬地域における山仕事のようすが、手にとるように語られました。切り出した材木を筏に組んで川に流し下流へ運びます。川の流れが緩いところには堰を作り水をため、その堰を一気に決壊させて材木を流しました。

子どもの頃の山本さんたちは、その筏に乗って遊んでは着物を濡らし、河原の焚き火で乾かしたものの、乾ききらないうちに暗くなると家に帰り、それを見つけた母親に叱られたものだそうです。

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丹沢ビジターセンターからお借りした当時の写真です。

この会場で、偶然にも梶谷泉さんと母親の鈴木桜子さんにお会いしました。この日のよもやま話の会を準備してくれたふるさと宮ケ瀬を語る会の長縄今日子さんと一緒に記念撮影です。

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長縄さんは、山本さんがお元気なうちに、かつての宮ケ瀬の生業や暮らしを聴き取り、次の世代に伝えたいと息の長い取り組みを行っています。私も応援せずにはいられません。この次の会にもぜひ参加したいものです。

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帰りには、手打ちそば「山登」で梶谷さん母娘さんとそばを食べ、小田急線の本厚木駅まで2人をお送りしました。

宮ケ瀬でお2人にお会いするとは思いもよりませんでしたが、考えてみれば12月13日には、横浜で梶谷泉さんの『丹沢今昔橅語り』の出版記念会があります。丹沢・宮ケ瀬が結んでくれたご縁の不思議に驚きます。

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☆くんに歯が生えた!

我が家の初孫☆くんに歯が生えました。

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一瞬たりともじっとしてはくれませんからシャッターチャンスはなかなかありません。幅広の立派な(?)上歯が2本生えました。

☆くんファミリーは、みんな風邪気味。最初に☆くんがぐしゅぐしゅ。次に夫君がかかり、2日間、会社を休んでしのぎました。子育てに気が張っている母親は最後にひきました。行ったり来たりの交流が深いわが連れ合いもなんだかグシュグシュ。

私はといえば「馬鹿は風邪を引かない」という喩えの通り、風邪も近寄りません。

風邪をひき鼻水をたらしながらも、☆くんは元気そのもの。床をゴロゴロ、ソファアにつかまり立ち上がり、なにやら意味不明の喃語を発します。床に座って1人遊びも上手になりました。

でも、回りの大人が自分以外のことで盛り上がっていると、「ウグー」と言って、☆くんはここにいるよと自己主張します。☆くんは回りに「笑顔」という最高の宝物をプレゼントしてくれます。

もうすぐ1歳。元気に育って! とそれだけが私たちの願いです。

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「共に生きるグループホーム」研究会

2か月に1回偶数月に、高齢者と障がいをもつ人たちが、一緒に暮らせるグループホームをつくろうという研究会が今年の4月から活動を始めています。

12月2日〈火〉午後、秦野市西田原にあるNPO法人みきフレンドが運営する高齢者をお世話するスペース「あふり」に集まったメンバーは12名。理事長の小森谷健兒さんは、障がいをもつ「みき」さんのお兄さん。みきさんのお母さんの小森谷君江さんはみきフレンドの発起人です。平塚の木谷さん、福井さん他、福祉や介護の関係者や、障がいをもつお子さんのいるお母さんなどです。

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2006年12月2日、3日に秦野市文化会館でNPO法人自然塾丹沢ドン会が中心になって開催した第3回「団塊サミット」が出会いの場でした。木谷さん、福井さんは分科会のパネラーとして参加をお願いしました。小森谷君江さんは、活動団体のポスターセッションに参加されました。ここが出会いの場となりました。

団塊サミットの後、木谷さんはギターを抱えて「あふり」にボランティアで歌を歌いに行きました。君江さんは、「あふり」で高齢者のサポートを続けながら、高齢者と障がい者が共にお互いを支え合い、助け合うグループホームの必要を感じました。高齢によるさまざまな不自由と、障がい者の不自由も、共に生活をする中でお互いが人の役に立ち、それぞれの居場所を見つけることができる。君江さんは、その想いを木谷さんに伝えました。

昨年3月に東京都庁を早期退職した木谷正道さんは、まちの音楽家であり、NPO法人暮らしと耐震協議会の理事長でもあります。厚生労働省と文部科学省の縦割り行政の現実から、このような「共生型グループホーム」の設立は困難が予想されます。さっそく勉強会を立ち上げようと、これまでの多彩なネットワークを使って声をかけました。

福井義幸さんは交通事故にあって現在は車椅子で暮らしています。建築家の福井さんは自らの体験を活かして、障がい者や高齢者が暮らしやすい住環境の提案を行っています。民生委員・児童委員を長年やっている人、元看護師、地域のボランティア、さまざまな得意技を持った人たちが、研究会に参加しています。

この日は不参加でしたが、行政マンにも声をかけています。それぞれの得意分野のノウハウを少しずつを持ち寄り、現に必要とされる当事者の想いを形にすることで、「共に生きるグループホーム」も実現することができる、とみんなで確認し合いました。

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「あふり」は、丹沢山ろくの自然に抱かれ、高齢も、障がいも、人それぞれの個性として暮らせる居場所を目指しています。

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市ヶ谷「膳菜や」で米百一俵の会(高校同期会)忘年会

JR市ヶ谷駅近くの「膳菜や」で12月に入って最初の忘年会がありました。この日集まったのは、ふるさと新潟県立長岡高校の同期の仲間たちです。1968年3月の卒業ですから40年たちました。

来年はみんなが60歳を迎えるということで、記念の集まりをやろうと話し合いました。同じ年回りのはずですが、写真を見ると、それぞれの歳を顔に刻んでいるようです。

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この日集まったのは埼玉、千葉、東京、神奈川から20名。そろそろ定年退職後の身の振り方が話題に上ります。すでに早期退職して第2の仕事についている人、ベトナムで日本語の教師をしている人、子育てを終えてから一念発起、声楽を学んでいる女性、サラリーマンとして最後の奉公に勤しんでいる人、自分で事業を起こしている人・・・。

多感な高校時代を送った同期は520名。戦後のベビーブームの仲間たちは、今、酒を酌み交わします。利害得失のない同期の仲間たちは、あっという間に40年の時間と空間を飛び越えてしまいます。

それにしてもみんな少し酒の量が減ってきました。病気を体験した人、タバコを控えている人、それぞれ自分の健康を考え始めています。帰りの電車も早くなりました。

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ノスリの舞う棚田でNPO法人自然塾丹沢ドン会収穫祭

11月30日〈日〉は、絶好の収穫祭日和。自宅から歩いて30分ちょっと、9時過ぎに名古木の棚田に着くともう多勢のドン会会員、自然塾の塾生たちが収穫祭の準備を始めていました。

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空は雲ひとつなく澄み渡り、里山は錦色に紅葉しています。

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籾殻焼きの中にはサツマイモ〈白イズミ〉を投げ入れ焼き芋です。

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孟宗竹を切り出し、器、ぐい飲み、竹の箸を作ります。お父さんと一緒に参加した男の子も真剣。

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田んぼ担当の金田さん、エプロン姿が様になっています。

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慣れた手つきの女性陣。

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この日が誕生日の3歳の女の子とお姉さん。収穫祭担当の小川さんがオープニングの挨拶。

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準備が整い、30分早く10時半にスタートしました。 理事長の工藤さんから楽しい収穫祭に、と挨拶。

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この日の参加費は、おとな1人1000円(子どもは無料)、1ファミリー2000円です。加えて1品持ち寄りの品々。

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中華粥とトマトのスープ担当の穐本さん夫妻。

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南米の焼肉料理「チュラスコ」、担当は金田さん。

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ドン会恒例「ドン汁」、担当は石井さんと田中舘さん。

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焼き鳥、焼きトウモロコシも大好評。

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小堤さんの得意料理。

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飲み、食べ、語らいました。

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ドン会の新米ご飯もふっくらと炊き上がりました。

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笑顔がはじけます。

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こ~んなに美味しい!

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地元の関野登さんもお見えになりました。

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自治会長の関野さんも駆けつけていただきました。

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フォルクローレ・グループ「ロスホンチョス」のみなさん。6年連続の出演です。棚田にはなぜかフォルクローレが似合います。

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踊り出す人も。

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フォルクローレに誘われて空にはノスリが。

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演奏を終えたロスホンチョス代表と娘さん。

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最後に記念撮影。総勢101名の参加者でした。また来年お会いしましょう!

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