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秦野市立東小学校に「名古木の棚田ジオラマ」を寄贈

2月18日〈水〉朝、自宅から車で6分ほどの秦野市立東小学校に行きました。ちょうど子どもたちの登校時間です。1年生から6年生まで、地区ごとに子どもたちは集団登校でやってきます。東小は、校庭から富士山が見える、のどかな自然環境が魅力です。

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昨年夏から秋にかけて、東京農業大学地域環境科学部生産環境工学科地域資源利用研究室の中村好男教授のゼミの学生が、NPO法人自然塾丹沢ドン会が復元した秦野市名古木の棚田の自然調査を行いました。昨秋の学園祭で研究の成果を発表しましたが、その際に作成した「名古木の棚田のジオラマ」の贈呈式がこの日ありました。

ドン会からは、工藤誠幸理事長、田んぼ担当の金田理事と私の3人が参加しました。すでに校長室には中村教授とゼミの学生6名が到着していました。東小の原校長先生は、お会いするなり、「覚えていらっしゃいますか?」と私に声をかけてくださいました。そういえば、温厚そうなお顔には見覚えがあります。

原校長先生は、1992年に夢工房が編集・制作をお手伝いした「東小の環境」研究冊子作成の担当者でした。当時の研究誌をわざわざ取り出して、「こんなに立派なものが出来るとは思っていなかったんですよ。この表紙のデザインも斬新でした」と17年も前の夢工房の仕事を思い出させていただきました。

全校児童600人あまりの前で、「復元棚田のジオラマ」の贈呈式です。子どもたちは、体育館の冷たい床の上に座ります。校長先生、中村教授、秦野市教育委員会の金子信夫教育長の話がありました。

壇上のジオラマを覆っていた白い布がはずされ、その姿が現われると、子どもたちから「オーッ」という歓声が湧き起こりました。

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6年の女子児童がお礼のことばを言いました。「身近な地域の自然や、さまざまな生きものたちの大切さ、米づくりや命の水について、ジオラマを大切に活用して学びます」と小学生とは思えないしっかりとした内容でした。

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贈呈式の後、今度は3、4年生を対象に、中村教授とゼミの学生による授業がありました。今度は座布団持参で集まってきた子どもたち、次々と手が上がり、意表をつく率直な質問に湧きました。

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伝統的な農村景観を次の世代を担う子どもたちに引き継ぐことを一つの目標にしている丹沢ドン会の活動。今回の「名古木の棚田のジオラマ」の贈呈の仲立ちをすることで、自然の大切さ、自然との付き合い方のメッセージが子どもたちに伝わり、自然の中で豊かな感性をはぐくむきっかけになるよう願いました。

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