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環境省主催「里なび全体セミナー」に参加

2月20日〈金〉、地下鉄千代田線「表参道駅」近くの南青山会館で開催された、環境省主催の里なび全体セミナー「里地里山の保全再生と活用~持続可能な未来のために~」に参加しました。

電車が少し遅れたこともあって10時少し回って会場に到着しました。受付では、秦野で何回かお会いしている「里地ネットワーク」の女性スタッフが私のことを覚えていてくれました。「事前申し込みはしていないんですが・・・」と言うと、「大丈夫です。お名前をお書きしておきます」と会場に案内してくれました。

「あん・まくどなるど」さんの講演はすでに始まっていました。「国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット所長のあんさんの話は、20年にわたる日本全国各地の実地踏査に基づく地に足のついたものでした。

あんさんのキーワードは、「つなぐ」。里山から海辺の里までの自然を「つなぐ」、市民・研究者・メディア・行政・企業の人を「つなぐ」ことの大切さを訴えていました。里地里山の保全モデルと地球環境問題の深い関連についても指摘していました。

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あんさんの「つなぐ」は、私が地域で実践している、「地域と人、人と人」を「編む」にも通じるものがあり、納得でした。

この日のメニューは盛りだくさんで、旧知の里地ネットワーク事務局長の竹田純一さんの「里なび中間報告、里地里山の課題、活動、方向性」、東京農業大学地域環境科学部教授の宮林茂幸さんの特別講演「里地里山の活用に向けたマネジメント」がありました。

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講演のあと、少しお話させていただきました。18日には、同じ東京農大の中村先生がジオラマの贈呈に秦野市立東小学校にお出でになり、お会いしています。丹沢山ろくで棚田の復元活動をやっていると話すと、「そう言えば、中村先生のところで自然調査をやっていたね」と、なにやら話が繋がりました。宮林先生は、中村先生と昵懇の仲だそうです。不思議なご縁もあるものです。

さらに午後からは各論セミナーがありました。北海道の「NPO法人ねおす」理事長の高木晴光さんの「地域住民とつくるエコツーリズム」は、地域で持続的に地域資源を活用して経済のしくみをつくるヒントがありました。

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「NPO法人田んぼ」理事長の岩渕成紀さんの「ラムサール条約決議”湿地システムとしての水田の生物多様性の向上”を地域でどう生かすか」は、水田の持つ多様な意味が、地球環境問題の世界の動きとリンクしている様を実感させてくれました。

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もう一つの各論・高木佳孝さんの「草地の生物多様性と農家・市民協働による活用」は、残念ながら時間切れで聞くことができませんでした。

秦野駅を降りると丹沢の峰々は雨上がりの靄がかかっていました。

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手前のカヤトは秦野駅近くの荒井用水の湿地です。住宅開発がすぐ近くまで押し寄せているこの湿地。今日のセミナーでも盛んに議論されていましたが、身近な水辺や湿地が大切なんですね。

この日(21日)午後は、「秦野の鹿鳴館―旧梅原家洋館再建の会」設立総会です。その準備がひと段落した合間にブログの更新となりました。総会の模様は改めてレポートします。

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