湯島「ふくろう亭」に向かう途中、ファミリーデパート「吉池」へ
5月30日〈土〉は、朝、名古木の棚田に出かけ、銀座のギャラリーで「笹川香織展」に立ちより、御徒町駅から湯島に向かいました。駅前にはいつか中に入ってみたかったファミリーデパート「吉池」があります。
中を見ると、ちょうど89周年の「創業祭」セールの真っ最中、大いににぎわっていました。チラシには「大正9年5月オープン」とあります。「吉池」の経営者は新潟県人です。
ところで、箱根湯本の「吉池」旅館は同じファミリー経営。かつて「箱根温泉旅館協同組合」の記念誌づくりに携わったときに編集委員の一人が吉池旅館の代表者で、新潟県出身と言うことが分かってから随分と親しくさせていただいたことがありました。
1階の食品売り場や、2階のお酒売り場には、全国の美味しいものが所狭しと並んでいましたが、新潟県産のものがいやに目立つレイアウトなのは、やはりと思ってしまいました。JRの電車の中からだけ見ていた「吉池」に念願の初登場のひと駒でした。
「吉池」を出て歩道を歩き始めると、いやに赤い旗が目立ちます。東京オリンピック誘致のデモンストレーションです。
歩いて10分ほど、地下鉄湯島駅近くの「ふくろう亭」は、自費出版編集者フォーラムのメンバーの一人元日本経済新聞社記者の杉見さんがオーナーで、その息子さんが包丁を握っています。
この日は、フォーラムの編集会議が午後3時からありました。「ふくろう亭」は名前が示すように、オーナーの杉見さんが、趣味のふくろう集め2000点余り、ふくろうの版画制作300点、挙句の果てに「ふくろう版画帖」を自費出版。新聞社を退職した後にとうとう、酒処「ふくろう亭」を開いたものです。
店内のいたるところに「ふくろう」が展示されています。
2時間ほどの編集会議のあとは、例によって美味しい酒の肴と日本酒で喉を潤しました。
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