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朝日新聞7月22日夕刊に内山節さんの寄稿「農業・農山村ブームの再来」

㋆22日〈水〉、朝日新聞の夕刊に内山節さんの「農業・農山村ブームの再来 近代へのニヒリズム」が掲載されました。

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つい先日、「棚田学会」で内山節さんのナマの話をお聞きしました。そのときの「私たちはどこへ行こうとしているのか?」という問いかけと符合する内容でした。

「根底に流れているのは、持続性を感じられなくなった社会、信頼できなくなった近代のシステムに対する一種のニヒリズムである。もっとも・・・1970年代には「脱サラ」という言葉がブームになっているし、その頃から職人的な仕事や農業を志す人たちもでてきている。現代への虚無的な感情が、新しい動きを誘発していた。

・・・

非正規雇用の人たち・・・この労働には、生活費をえるという以上の意義や価値がみいだせないのである。それは労働自体への虚無感を深め、この社会や経済、人間の存在をなぜ持続させなければいけないのかという思いを生みだす。そしてここに今日の危機の根本があるからこそ、自分の生をデザインしていく生き方に、多くの人たちが共感しはじめているのである」

思考停止・機能不全に陥っている現代社会をどう変えていくのか、衆議院の解散という絶妙な場面にいま私たちは立ち会っています。一人ひとりに「自分の生をデザインする」という共感が広がり、向かうべき道筋が見えてくることを願いたいものです。

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