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「街の本屋さん」健在!島森書店・大船店の田中茂店長に会う

平日の昼時、大船駅を降りてすぐのところにある島森書店・大船店に立ち寄りました。知る人ぞ知る書店なのでしょうが、すぐには見つからず、道行く人に聞きました。「島森書店の場所をご存知ですか?」

「島森書店かどうかは分からないけど、本屋ならすぐそこの交番の隣にありますよ・・・」

眼を凝らすと、かすかに「書店」の文字が見えました。

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間口6間ほど、奥行きはその倍くらい、1階に一般書籍、2階は学参関係の本が所狭しと棚に詰められていました。

1階の奥で棚に本を挿している白髪の男性がいました。この人が店長さんに違いないと声をお掛けしました。街の本屋さんがドンドンなくなり、プロの書店員さんが少なくなったと嘆かれるこの世界にあって、本棚づくりの名人がいました。

3~4月のフェアは「昭和の本」、5~6月は「本を、つくる人、売る人、買う人」、そして7~8月は「文庫本」のフェアを開催中です。

「来年の2月まで予定が埋まっています」

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島森書店・大船店では昨年、『ガイドブックに載らない 北鎌倉の神々』(夢工房刊)を大々的に販売していただきました。田中茂店長さんは飄々と話されます。

「次から次へと各版元さんから、この本を売ってほしいというセールスがあって、困るぐらいなんです」

大船駅を降りてすぐの立地とはいえ、最近の大型書店とは比べものにならない狭さ。建物も古く中に入らないと書店とは分からない(失礼)くらいです。現に、大船駅ビルには、別の書店が入っています。

決してよい環境とは思われない条件の中でも、「版元さんから頼りにされ、本を売るプロの書店員さんがいる」と頼もしくなりました。

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夢工房でもうすぐ発刊の『戦場のサブちゃんとゴン』のリーフレットをお渡ししました。田中店長さんは、このお店の顧客をしっかりと分析して、「何が売れるか、何を売ろうか」と常に考えているようです。

「ここのお店のお客さんは7割以上が男性で、しかも年配者が圧倒的です。戦争物を売るにしても、ジャンルが限られてきます」

とあくまで冷静です。しっかりと地域の読者を掴み、「街の本屋さん」を成り立たせている田中店長さん。帰り際に名刺をくださいとお願いしました。そのお返事も田中さん流で、この人ならではと・・・。

「名刺は、しばらくつくっていないんですよ・・・」

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