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島森書店・大船店の「ブックガイド」に『昭和の子どもの風景』が掲載

横浜在住の上野明子さんからお便りをいただきました。上野さんは、2006年12月に夢工房から『絵日記 昭和の子どもの風景』を自費出版していただいた方です。

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それ以後、折に触れ、お便りをいただいていますが、今回は、島森書店・大船店発行の「ブックガイド」を同封していただきました。

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上野さんからのお便りです。

「じめじめした日が続きますが、お元気にご活躍のこととお察し申し上げます。

私は今、夏野菜の収穫の時期で、次から次へと新鮮なうちに早く配らなければならないし、下手な料理を工夫しなければと大忙しです。

たまたま、大船駅前の島森書店に立ち寄りましたら、店長さんが熱心なことにテーマを決めて本を調べ、紹介するコーナーを設けているのです。3月~4月は「昭和」がテーマでした。せんえつながら勇気を出して私の『昭和の子どもの風景』も見てくださいと差し上げました。

すると、5月~6月の『ブックガイド」の最終ページに、この本を取り上げてくださり、身に余る感想をいただきました」

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この「ブックガイド」の編集子は、次のようにお書きになっています。

「もう1冊、私の手もとに『絵日記 昭和の子どもの風景』という本があります。大変、堅固な立派なつくりの本でありますが、値段が書かれていません。自費出版なのです。・・・

この本は、著者が小学1年の6歳・昭和21年から書き始め、高校3年の昭和32年まで書き続けた絵日記です。まさに敗戦の翌年からそろそろ高度成長が始まろうかというころまでの、日本がもっともつらかった歳月の歩みが、ひとりの少女の生活日記というナマのかたちで、何の加工も解釈も加えられずに記録されています。

ひたむきに生きてきた一少女の、ひいては日本国民みんなの歴史がここにあります。・・・

われをかえりみればわかることですが、このようにことばのみならず絵も一緒に描き続けるのは容易なことではないのです」

この「ブックガイド」のタイトルは「本を、つくる人 売る人 買う人 書く人・読む人は除きます」です。A4判、本文40ページ+追加4ページ、総タイトル156冊の本が、書名、著者名、発行元、定価、そして簡単な紹介文を添えて編集されています。なにより、全文手書きであることが印象的です。

冊子は、①「本を、つくる人 本の歴史・本とは・出版社・編集者・装丁家」、②「本を、売る人 書店・古書店・仕事事情」、③「本を、買う人 収集家・愛書家、蔵書票、図書館」の3部構成になっています。さらに、「追加」の4ページが挟み込まれています。 

まるでかつてのガリ版刷りを思わせるような、ていねいな筆耕です。編集子の想いが伝わります。

「本を売る人」のこのような取り組みに、「本をつくる人」である編集者の一人として大いに刺激を受けています。ぜひとも一度この編集子にお会いしたいものです。

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