« 木下尊惇さんのフォルクローレを聞きに秦野市立本町公民館へ | トップページ | 相模湾の漁師・西山敏夫さんのメッセージ »

COP10に向け、名古木の復元棚田に東南アジアから視察団

12月18日(金)午前、東南アジアの国々の人びとが秦野市名古木にある丹沢ドン会の復元棚田の視察に訪れました。環境省主催による東京における2日間のワークショップを経て、この日の現地視察。各国からの参加者は、環境問題の研究者、NGOのメンバー、行政マンなどさまざまなな職域の方々でした。

2010年は、国連が定める「国際生物多様性年」です。今回の視察は、来年10月に名古屋市で開催される「COP10」=生物多様性条約第10回締結会議=に向けた現地視察の一環でした。

この日は、この冬一番の寒さ。室温7度、屋外は5度という底冷えのする朝でした。伊豆半島の伊東では震度5弱の地震の発生も報じられ、秦野でも震度3ほどのゆれが何回かあり、自然の底知れないエネルギーを感じさせられました。

Dscn1587

この日の名古木の丹沢ドン会の復元棚田、冬季湛水中です。

Dscn1596

田んぼには霜柱が。

Dscn1608

9時過ぎに集まったドン会メンバー14人は、収穫したダイコンの沢庵漬けの準備中。

Dscn1609

予定の時間より30分ほど遅れて環境省・秦野市・ワークショップ参加の東南アジアの人びと、24名が到着しました。まずはノンアルコールの「甘酒」と「焼き芋」で温まっていただきました。

つぎに沢庵漬けの実演と解説を田んぼ担当の金田さんにやっていただきました。そして、生物多様性につながる丹沢ドン会の名古木の棚田における、伝統的な農村景観の再生保全活動を通訳付きで私が話しました。

Dscn1625

Dscn1628

Dscn1624 

限られた時間内の話でしたが、参加者は熱心に目と耳を傾けていただきました。質疑も活発に行われ、通訳の(財)自然環境研究センターの堀切・研究員は大忙しでした。

この日、ドン会が用意した資料はA4判のチラシ(表・裏)1枚。

Scan10656

Scan10657

最後に、ドン会の小金井さんの声かけで記念写真を撮りました。

Dscn1634

活動報告の中で私は、「生物の多様性と同時に、人間の多様性も大切にしたい」と話しました。帰り際に環境省の方から「分かりやすく話していただいてありがとうございます」と声をかけられ一安心でした。

が、何よりも名古木の空間に身を置いて自然の心地よさを体感し、ドン会の心ばかりのもてなしを受けていただいたことが最大の収穫でした。

グローバルな視点を大切にしながら、それぞれの国・地域でいかにローカルに一人ひとりが行動するか、ドン会のこれまでの行動規範であり、これからの目標でもあります。

来年開催される環境問題に関する最大規模の国際会議が所期の目的を達成し、生き物たちと人間の未来に光がさすことを願いました。帰り道、土手の上から何度も手を振っていただいた東南アジアのみなさまも同じ願いだと思います。

Dscn1636

ありがとうございました。

|

« 木下尊惇さんのフォルクローレを聞きに秦野市立本町公民館へ | トップページ | 相模湾の漁師・西山敏夫さんのメッセージ »

夢日記・コラム」カテゴリの記事

編集者日録」カテゴリの記事

里山・棚田・食べ物づくり」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521368/47053308

この記事へのトラックバック一覧です: COP10に向け、名古木の復元棚田に東南アジアから視察団:

« 木下尊惇さんのフォルクローレを聞きに秦野市立本町公民館へ | トップページ | 相模湾の漁師・西山敏夫さんのメッセージ »