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2009年12月

1年間のご愛読ありがとうございます

2009年1月1日の年賀状に「チャレンジが新しい年のキーワード」としたためました。地域社会・日本・さらに世界が大きく変わろうとしていますが、一人ひとりが「変化」へのチャレンジをしたエネルギーが、その原動力であったと思います。まさに激動の1年が終わろうとしています。

しかし、「維新的革命」は始まったばかりです。その成果がはっきりと姿を現すのにはいま少し時間がかかるのでしょう。一人ひとりが選んだ政権交代の果実を得るには辛抱が必要だと言うことでしょう。

それにしても、「仕事」をする喜びが実感できない社会は不幸です。「コンクリートから人へ」の仕事を増やし、働く環境を整えることが最優先の課題ではないでしょうか。

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今日も弘法山の南に陽は昇り、富士山の南に陽は沈みます。

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雨降り山の異名を持つ大山には雲ひとつありません。

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朝、くっきりと姿を見せていた霊峰富士は雲隠れ。

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昨日、今日と家の内と外の大掃除をやりました。雨戸を取り外して水洗いし、ガラスをふき、くまなく掃除機をかけました。夢工房の小さな看板のある玄関口をデッキブラシで水洗いすると、塗装を塗り替えたかのようにきれいになりました。

積年の汚れを洗い落とし、清々とした気持ちで1年を終えることができます。

1昨年の8月から始めたこのブログ、いつの間にか2回目の大晦日、正月を迎えることができそうです。1年間のご愛読ありがとうございました。

新しい年も、折りにふれてこのブログにお立ち寄りいただければ幸いです。

よいお年を!

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「元気に百歳」クラブ代表和田譲次さん、丹沢山ろくへ

寒気が少し緩んだ穏やかな冬の日の午後、「元気に百歳」クラブの代表幹事・和田譲次さんと小田急線秦野駅ロータリーで待ち合わせました。

『元気に百歳』第10号の出版記念会が上野精養軒で開催されたのが10月10日ですので、2か月半ぶりのことです。お会いするたびに「一度、秦野のそばをご一緒に」とお声をかけていただいていました。

愛車のプリウス(最新型ではありません)にお乗せして、水無川をさかのぼります。来年5月に開催される「全国植樹祭」会場の神奈川県立戸川公園のすぐ近くに手打そば「さか間」はあります。

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「さか間」の名刺には「名水百選・丹沢の水で打った、こだわりの手打ちそば」とあります。古民家を活用したそば処は、平日にもかかわらずお客さんでいっぱいです。奥の窓際に何とか1席ありました。

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ガラスの向こうは戸川公園です。

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「天ぷらそば」を頼みました。新そばの香りがたつ田舎と二八の2色そば、からりと揚がった天ぷらに、和田さんと私は舌鼓を打ちました。

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そばを食べながら、「元気に百歳」クラブに集う人びとの多彩な個性に話が及びました。男性会員のさまざまな専門性と才能は言うに及ばず、とりわけ2人の女性編集委員MさんとYさん、女性幹事のIさんの人間的な魅力は、クラブの出版活動と運営にとって不可欠な存在だと話されます。

「代表幹事は会の方向性を最終的に決め、後はみなさんにお任せし、いざという時の責任をとるだけ」

と淡々と話されるようすに大人の風情が漂います。

秦野駅にお送りする前に、夢工房の事務所に和田さんをお誘いしました。15年ほど前に増築した狭い事務所は、工務店に無理をお願いして内装を節がある安い無垢の板でおおいました。

和田さんはご自身、弦楽器の演奏家でもあり、木の微妙さ、大切さを語られました。

「楽器の材料である木は、10年、外で寝かせてから加工します。木はいいですね、息をしています」

2010年には『元気に百歳』第11号の編集が待っています。会員から寄せられた文章・素材をどのように編集・加工して、編み上げ、1冊の本にまとめ上げるか、クラブの編集委員のみなさんとご一緒に汗を流したいと、和田さんを駅までお送りしました。

その後、小田原の印刷会社・アルファさんにゲラ刷りを2件お届けし、年末のあいさつを露木常務にして秦野に帰りました。西の空には茜色に染まる富士山が屹立していました。

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☆くんと散歩

いつの間にか初孫の☆くんは2歳になりました。お母さんと一緒にクレヨンでお絵かきをします。

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クリスマスに1冊の絵本を☆くんにプレゼントしました。

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童心社の『くれよんのくろくん』(なかや みわ作・絵)です。

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絵本の後半、黒い夜空いっぱいに打ち上げられた花火の絵を見ると、☆くんは両手を上にあげながら「ドーン」と言います。

秦野市で毎年秋に開催される「たばこ祭」で打ち上げられた花火を自宅の2階の窓から見た記憶がよみがえるのでしょう。☆くんは、何回も「ドーン」「ドーン」と繰り返しページをめくります。

「オカエリ」「タダイマ」「アリガトウ」「ゴメンナサイ」「ダイジョウブ」「イタイ」「ココ」・・・お母さんやお父さんの真似をしてどんどん言葉を覚えます。周りの大人の言うことはみんな分かっています。

久しぶりに我が家に来た☆くん、「東田原ふれあい農園」で借りている畑に野菜を取りに行きました。

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白菜、ネギなどの有機・無農薬の手づくり野菜をたっぷり収穫。

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夕飯の「野菜の鍋」は、甘くて美味しい。

1泊した☆くんと散歩です。小さな足で小走りになりながら☆くんは振り返り、「アッチ」「コッチ」と指差して私を招きます。

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「ワンワン」「ニャンニャン」「キュウキュウシャ」「トヨタ」「ニッサン」「ハッパ」「ハナ」「ソラ」「クモ」・・・見るもの聞くものすべてが☆くんには新鮮に映るのでしょう。

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坂道も平気!

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☆くんとの散歩から帰って私は定番のカレーライスを作りました。☆くんもパクパク食べました。「オイシイ」という一言に笑顔と笑いがはじけました。

 

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「しんぶん赤旗」ひと欄に記事掲載

昨日、第3種郵便物が届きました。2009年12月19日(土)の『しんぶん赤旗』「ひと」の欄に名古木の復元棚田におけるNPO法人自然塾丹沢ドン会の活動が紹介されました。

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取材は3週間ほど前に行われました。棚田周辺の里山は紅葉の真っ盛り。青空にノスリが舞う小春日和の農村風景が広がっていました。

掲載された12月19日は、東京・湯島の和食処で編集者の集まりがありました。お店に入りご主人にあいさつするなり、「今朝の新聞に記事が出ていましたよ」と。

取材は受けていましたが、いつ掲載されるかは知らされていませんでしたので、ビックリ。このご主人は、『朝日新聞』夕刊の「ニッポン人脈記」(2008年2月8日)に「人と人を編む 丹沢の棚田」として掲載されたときも、いの一番に「見ましたよ」と声をかけていただいています。

翌12月20日(日)は、小田原のすし屋で地域の異業種文化サロン「夜の会」の忘年会が開かれました。たまたま隣の席に座った詩人に、これまた「新聞、読みましたよ。少し緊張した顔で載っていましたね・・・」と話しかけられました。

私自身が現物を見ていないうちに掲載された記事はいつの間にか一人歩きして多数の読者に届いていることを実感しました。

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伊勢治書店で「西さがみ女性史講座」開催

12月23日午後、小田原・伊勢治書店のギャラリー「新九郎」で、伊勢治書店・夢工房主催の第2回「西さがみ女性史講座」を開きました。講師は『西さがみ女性の歴史』(夢工房刊)の著者の一人、宇佐美ミサ子さんです。

お昼過ぎからギャラリー「新九郎」担当の木下さんと、石川店長の3人で会場設営です。ギャラリーの年間スケジュールはびっしり。木下さんは、なれた手つきでマイクの調整、看板の掲出の準備。石川さんと私は、講師用のテーブル、受講者の椅子、書籍販売の用意、配布資料の準備をしました。

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最後に3人で今日のタイトルを貼り終えて会場設営は完了。ちらほらと受講者が集まり始めました。

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主催者の伊勢治書店・石川店長が講師の紹介。

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宇佐美ミサ子さんの講演が始まりました。

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西さがみの近代史・女性史の研究にオーラルヒストリーの手法で鋭く迫っている宇佐美さんのファンは多く、この日用意した資料がほぼ出尽くす50名近い参加者でした。

幕末・明治から現代に至る、西さがみの女性たちの地に足のついた人権擁護の取り組みと活躍、暮らしぶりを改めて垣間見ることができました。

とりわけ、幕末から明治にかけて一女性が残した日記は、興味を引きました。それは、激動の時代を生き抜いた小田原宿・千度小路の質屋「水島屋」の経営者・関善左衛門の母・喜久子です。

日記は箱根戦争前後の小田原宿内のようす、民衆の動向を克明に記録し、幕末明治の「小田原評定」とも評される小田原藩の優柔不断を描いています。

質屋として宿内経済の一翼を担っていた喜久子は、目の前で繰り広げられる男性中心社会の右往左往を冷静な目で観察・記録していたのでしょう。

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講演が終わって講師の宇佐美さんと受講者で記念撮影。

質疑応答の中で私は、「『肉食系女子』『草食系男子』が喧伝されています。これまでの男性中心社会の結果が、日本や地域の現状を招いています。女性のみなさんにさらに力をつけていただき、社会を変える原動力になっていただきたい」とエールを送りました。

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相模湾の漁師・西山敏夫さんのメッセージ

西山敏夫さんはいつも突然お出でになります。この日、お母さんの実家である秦野市寺山のお墓参りの途中に西山さんはお立ち寄りになりました。

たまたま私は家にいましたが、出掛けていてお会いできず、お土産だけが玄関先にということもたびたび。この日はお会いできた上にサケのお土産までいただきました。ありがとうございます。

夢工房の事務所に上がっていただき、お茶を差し上げました。

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『天の夕顔』の作者・中河与一さんと西山さんの小田原におけるさりげない交友や、そこに登場する直木三十五・野上弥生子・宇野千代などの烈々たる作家たちの言動。

はたまた電力王・松永安左衛門の別荘に出入りしていた呉服屋さんから聞いた松永翁の桁外れの人物像などなど。相模湾の漁師をつづけながら言葉を紡いでいる西山さんならではのお話についつい引き込まれてしまいます。

この日のお話はもう一つ。

東海大学菅生高等学校中等部の学生たちが神奈川への修学旅行の際に、二宮海岸で地引網の体験をしたいと西山さんに旅行社から連絡がありました。その検討材料として西山さんは、漁師をしながら五感で感じた相模湾の危機的状況と人間の身勝手について旅行社に送ったそうです。

この資料を読んだ旅行社の担当者は学校の先生に投げかけ、西山さんの話を学生たちに聞かせたいと、講演会を企画しました。

2009年5月14日、宿泊先の大磯プリンスホテルへ西山さんは出かけました。修学旅行の忙しいスケジュールの合間を縫って講演会は朝早くに組み込まれました。

この日のテーマは「水の惑星・地球よ 永遠に」。西山さんの講演です。

「おはようございます。朝早くからお話させていただけることになり、拙い話を聞いてくださるみなさまに、心より感謝申し上げます。

まず初めにお断りさせていただきますが、小田原で幕末に武士を止めさせられて漁師になって五代目となる西山です。申すまでもなく、地位も肩書きも、金銭も名誉も、学歴もございません。

その私が、漁師であったが故に、鰤が捕れなくなって、捕る漁業から育てる漁業へと転換を志し、海を畑にしてわかめの養殖に取り組んだのが縁で、平成7年以来15年、秋の種苗の植え付けと春の収穫を通じて、2つの幼稚園と2つの保育園で、毎年350人の子どもたちと楽しく遊ばさせてもらっております」

西山さんは、山・川・都会の暮らしと海がつながっていること、かつての戦争や企業の活動、身勝手な人間の暮らし方によって海や自然や生き物たちが、いま大変な状況におかれていることを話しました。

「地球を破滅に追い込むのは原子爆弾などの核だけではない。・・・巨大な体で地球上にのさばっていた恐竜が滅亡したように、脳の発達によって万物の霊長として地球に君臨してきた人間は、このままではいつか1千万種を越える無数の生き物を巻き添えにして、地球を破滅させてしまうだろう。

・・・

みなさん、正々堂々と自分のためだけではなく、人のために世の中のためになるように生きて行ってください。みなさんの力で、どうしょうもなくなった日本は、必ずよくなります。

・・・

生命は一つしかない。それも生んでもらって育ててもらい、一杯教えてもらっての一つです。

君達の未来は洋々と広く、百年先までもある。どうか、地球が永遠に、水の惑星でありつづけられるように、みなさんの力を身近なことの一つ一つを、末永く地球に与えてやってください。みなさんが子孫に遺す最大の遺産となります」

西山さんは、講演の内容をパソコンで打ち出したものを1部お持ちになりました。

「ご自分でパソコンを打たれたのではないですよね? 娘さんがお手伝いされたんですか?」私の問いに西山さんは笑って答えました。

「いやいや、近くの郷土資料館の学芸員が手伝ってくれています」

西山さんの手書きの原稿用紙に刻まれた鉛筆の文字を見慣れている私には、ちょっと違った世界が開けました。西山さんの歩んだ丸ごとを、周囲のさまざまな人たちが表現しようとしています。

西山さんのメッセージは、学生たちや子どもたちに、母なる相模湾の寄せる波のように届けられたと信じます。

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COP10に向け、名古木の復元棚田に東南アジアから視察団

12月18日(金)午前、東南アジアの国々の人びとが秦野市名古木にある丹沢ドン会の復元棚田の視察に訪れました。環境省主催による東京における2日間のワークショップを経て、この日の現地視察。各国からの参加者は、環境問題の研究者、NGOのメンバー、行政マンなどさまざまなな職域の方々でした。

2010年は、国連が定める「国際生物多様性年」です。今回の視察は、来年10月に名古屋市で開催される「COP10」=生物多様性条約第10回締結会議=に向けた現地視察の一環でした。

この日は、この冬一番の寒さ。室温7度、屋外は5度という底冷えのする朝でした。伊豆半島の伊東では震度5弱の地震の発生も報じられ、秦野でも震度3ほどのゆれが何回かあり、自然の底知れないエネルギーを感じさせられました。

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この日の名古木の丹沢ドン会の復元棚田、冬季湛水中です。

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田んぼには霜柱が。

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9時過ぎに集まったドン会メンバー14人は、収穫したダイコンの沢庵漬けの準備中。

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予定の時間より30分ほど遅れて環境省・秦野市・ワークショップ参加の東南アジアの人びと、24名が到着しました。まずはノンアルコールの「甘酒」と「焼き芋」で温まっていただきました。

つぎに沢庵漬けの実演と解説を田んぼ担当の金田さんにやっていただきました。そして、生物多様性につながる丹沢ドン会の名古木の棚田における、伝統的な農村景観の再生保全活動を通訳付きで私が話しました。

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限られた時間内の話でしたが、参加者は熱心に目と耳を傾けていただきました。質疑も活発に行われ、通訳の(財)自然環境研究センターの堀切・研究員は大忙しでした。

この日、ドン会が用意した資料はA4判のチラシ(表・裏)1枚。

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最後に、ドン会の小金井さんの声かけで記念写真を撮りました。

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活動報告の中で私は、「生物の多様性と同時に、人間の多様性も大切にしたい」と話しました。帰り際に環境省の方から「分かりやすく話していただいてありがとうございます」と声をかけられ一安心でした。

が、何よりも名古木の空間に身を置いて自然の心地よさを体感し、ドン会の心ばかりのもてなしを受けていただいたことが最大の収穫でした。

グローバルな視点を大切にしながら、それぞれの国・地域でいかにローカルに一人ひとりが行動するか、ドン会のこれまでの行動規範であり、これからの目標でもあります。

来年開催される環境問題に関する最大規模の国際会議が所期の目的を達成し、生き物たちと人間の未来に光がさすことを願いました。帰り道、土手の上から何度も手を振っていただいた東南アジアのみなさまも同じ願いだと思います。

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ありがとうございました。

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木下尊惇さんのフォルクローレを聞きに秦野市立本町公民館へ

丹沢ドン会の収穫祭のときに、フォルクローレの木下尊惇さんに「演奏会ではないですが、ある集まりで3~4曲演奏します。時間があったらお出でになりませんか?」と声をかけていただきました。

日曜日の午後、秦野市立本町公民館の和室でその集まりがあり、少しの時間でしたが私も参加させていただきました。この集まりは、秦野市内に在住する外国籍の人たちに日本語教室を開催し、生活相談のNPO活動を行っている2つのグループです。

東南アジアの人々と歩む会(原田慎二代表)と中南米の人々を考える会(今福清司代表)の合同の忘年会。東南アジアや中南米の各国の料理は隣の調理室で朝から準備され、テーブルの上は国際色豊か。外国籍の大人や子ども、それを支える日本人のメンバーなど60名近い参加者です。

東南アジアの人々と歩む会は、来年20周年を迎えるということで、記念イベントも計画されているようです。

この日会場に取材にきていた神奈川新聞のO記者は、秦野支局勤務時代から20年近いお付き合いです。「秦野の市民活動で今日までつづいているのは、この会と丹沢ドン会だけ」と話していました。

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今福さんほかのギター演奏です。ドン会の収穫祭のときも出演していただいた「ホンチョス」のメンバーも一人演奏に加わっていました。また、丹沢ドン会のメンバーの一人もこの会に参加していました。「ここでお会いするとは」と、お互いビックリ。

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10年もボリビアで暮らしながらフォルクローレの演奏活動をつづけてきた木下さん。「すべてのみなさんの母国語であいさつできればいいのですが・・・」と会場に語りかけながら、日本語とスペイン語であいさつ。さっそくフォルクローレの演奏です。会場のみなさんも、手拍子、足拍子を交えながらフォルクローレを堪能しました。

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ゲストとの競演もあり、5曲ほどのミニコンサート。最後に、会場から「コンドルは飛んでいる」のアンコールが寄せられました。やはりフォルクローレの定番。30分ほどの楽しいフォルクローレの時間をありがとうございました。

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第2回「西さがみ女性史講座」近現代を開催します

本年5月、夢工房から刊行した『西さがみ女性の歴史―原始・古代から現代へ―』(服藤早苗・宇佐美ミサ子著)を記念した第2回の「女性史講座」をつぎの日時に開催します。

日時:2009年12月23日(水・祝)14時~16時(参加:無料)

会場:伊勢治書店本店 3階 ギャラリー「新九郎」

交通:小田原駅より徒歩7分、銀座通り

参加申し込み:伊勢治書店(石川) TEL(0465)22-1366

今回のテーマは「近・現代を彩った女性たち―自立を求めて―」

講師は、宇佐美ミサ子さんです。

西さがみの近世史、女性史、地域史を長年研究し続けている宇佐美ミサ子さんはつぎのように話しています。

「明治維新の変革から新たな激動の時代へと歩み始めた近代・・・。そして現代へと流れていく歴史の中で、女性たちは、どのように生きてきたのか、その足跡を辿ってみましょう」

オーラルヒストリーにより独自の女性史像を切り拓いている宇佐美さんとともに、これからの女と男の生き方を考えます。地域や人々の歴史を女性の視点から改めて見直してみると、新たな発見や、あるべき社会の姿や仕組みが見えてきます。西さがみの女性の歴史を学んでみませんか?

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記者・作家・編集者の不思議なご縁

11月中旬、ちょっと早い、この冬初めての忘年会を新宿駅西口近くの須坂屋そば店「越佐庵」でやりました。集まったのは同年代の3人。

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私の母校である新潟県立長岡高校の同期生に、元毎日新聞編集委員の本間俊典さんがいます。本間さんは、毎日新聞を早期に退職して、いまはある雑誌の編集長を勤めつつ、医療・福祉関係のNPO活動を行っています。

ノンフィクション作家の布施克彦さんは、ある総合商社を早期退職して、現在は、執筆や大学の講師のかたわら国際社会貢献センター・コーディネーターとしてNPO活動を行っています。

私は地域出版「夢工房」の仕事をしつつ、丹沢山ろくで棚田の復元・伝統的な農村景観の再生保全というNPO活動を実践しています。

3人は、「言葉」を仲立ちにして新聞・雑誌・本づくりにかかわり、さらにNPO活動、加えて団塊世代という共通項を持っています。布施さんの呼びかけで本間さんの行きつけのそば屋で一献傾けることになりました。

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本間さんはビール、布施さんは熱燗、私は枡酒。それぞれ好みのアルコールと新潟小千谷の郷土料理をいただきながら大いに談論風発。最後に布施さんの書き上げた本の話しになりました。

朝日新聞に清水弟さんという記者がいらっしゃいます。環境・農業問題などの署名入り記事を私はこれまでも気にして読んでいました。そのお兄さんに清水孝さんという方がいるそうです。孝さんは布施さんの先輩商社マン。憧れの人でした。

孝さんは商社を退職後、アフリカでボランティア活動に従事し、数年前に亡くなられました。商社時代の孝さんの仕事ぶりや、退職後のアフリカでの活動に注目していた布施さんは、孝さんの歩んだ壮絶な足跡を1冊の本にしたいと取材を重ねました。

「一商社マンの世界をまたに駆けた仕事とアフリカに注いだ情熱」

ようやく原稿も完成し、発行元も決まり、来年春には出版される予定です。

清水兄弟も長岡高校の卒業生。不思議なご縁に新潟名物「へぎそば」もさらに美味しく味わった新宿西口の夜でした。

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神奈川県自然保護協会理事会に出席

日の暮れるのが早くなりました。12月8日(火)の夕方、最寄のバス停でバスを待つころには、行き交う車のヘッドライトが点り、西の空に陽は傾いていました。

横浜駅西口近くの「神奈川県民センター」において神奈川県自然保護協会の理事会・運営委員会が開かれ、3か月ぶりに出席することができました。会は始まったばかりで、本題に入る前の「情報提供」の懇談の最中。

最近、参加者が感銘を受けた書籍が紹介され、回覧されていました。

☆森 稔著『ヒルズ 挑戦する都市』(朝日新書)@820

☆山田 健著『ゴチソウ山』(角川春樹事務所)@1600

☆エコミュージアム金目まるごと博物館自然景観部会『金目の自然・景観ガイドブック』@500

3冊3様。ビルの屋上に田んぼを作り、米づくり。小説の形を取りながら里山の環境問題をやさしく物語る。カラー写真で金目の自然と景観の宝物を紹介。

また、理事の一人は、この日訪れた千葉県流山市にあるとある城跡が荒廃し、里山になっていることを報告しました。

本題に入って、さまざまな報告と検討テーマがありました。

11月29日に厚木市で開催された、県自然保護協会主催の「野生動植物保全フォーラム」では、千葉県の生物多様性に対ついての先進的な取り組みが注目。神奈川県における課題が話されました。

2010年2月19日(金)には、県自然保護協会主催の公開勉強会「ブナ林再生への道のり―ブナハバチとブナ林―」が横浜市開港記念館で開かれます。当日の講演内容や役割分担が話し合われました。

2月24日(水)には、地形地質観察会が開かれます。「丹沢が約400万年前に本州に衝突した証拠を見よう!」と、当会の松島理事が宮ケ瀬周辺を案内します。

神奈川県自然保護協会のHPがリニューアルしました。手がけていただいたのは、本会会員の娘さん。ITに尻込みする団塊おじさんは頭が上がりません。

「すっきりとしたレイアウトで、見やすく編集されています」と、私は出掛けに少し覗いてみたHPの感想を話しました。

神奈川県自然保護協会の公式ブログ「自然生生」の管理人は「泰彰君」。速報性のあるHPとブログで、神奈川の自然環境や自然保護運動に関する情報が、やわらか頭脳で発信されることと楽しみです。

青砥副理事長からは、しばらく発刊されていなかった『神奈川の自然』について、再度、編集協力の要請がありました。青砥さんと、もう一人の田中編集委員ともども、来年の発刊を目指してアイディアを持ち寄ることになりました。

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首都圏出版人懇談会20周年企画検討会開催

12月4日(金)夕方、JR御徒町駅近くの、魚の吉池直営「池田屋御徒町本店」で首都圏出版人懇談会の会合がありました。

首都圏出版人懇談会は、1990年12月に発足して、来年20周年を迎えます。地域にこだわって出版活動をつづける夢工房はじめ17社+地方・小出版流通センターの18社で構成されている略称「首都懇」。県単位での横のつながりは長野県、沖縄県など幾つかあるようですが、「広域での地域出版の横の連携が20年もつづいているところは数少ない」とは、この日参加の地方・小出版流通センターの中村さんの話です。

経済不況下、加盟各社はさまざまな工夫を凝らして出版活動をつづけていますが、「首都懇20周年」記念のイベントをとおして地域出版のこころざしと意味を情報発信したいと考えています。

一つにはテーマを絞ったブックフェアを各県で開催する。もう一つは地域出版のメッセージを情報発信する催しを企画する。この2つを「20周年企画小委員会」で具体化することになりました。この日は基本方針を決めて、恒例の忘年会に。

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このお店は、「首都懇」会長のさきたま出版会・星野和央さんのごひいきのお店です。ビールの乾杯が終わると店長から、新潟の銘酒「八海山」の差し入れがありました。

「池田屋御徒町本店」は、御徒町駅の北口にあるファミリーデパート「吉池」の直営店。新潟の酒をはじめとした全国のお酒が2階のフロアーいっぱいに陳列・販売されています。店長の心遣いに感謝。

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参加者は2時間の飲み放題コースを十分に味わいました。

酔い覚ましに御徒町駅周辺をぶらり。ちょっと立ち寄ったところが「大統領」。

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デフレスパイラルは困りますが、今宵は安くて美味しい庶民の町「御徒町」に乾杯!

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雨上がりのダイヤモンド

昨夜の雨はあがり、朝もやの中、弘法山に朝陽が昇りました。随分と陽は南に傾いています。

我が家の庭は、いま紅葉の真っ盛り。イチョウ、ドウダンツツジ、モミジの葉に、朝陽にゆれる水滴が・・・。

咲き出しそうなスイセンの蕾の下にも宝石のように輝くひとしずくがありました。

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「雨上がりの朝にはダイヤモンドをあげるよ」と声をかけると、連れ合いは「それもいいわね・・・」と二人で大笑い。

自然の創り出す魔法のような美しさは一瞬です。

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信州・小布施のおもてなし

小布施の街の散策のつづきです。

街なかをぐるりと地図を片手に散策しました。クリやリンゴの果樹の畑が広がっている道路端で、とある農家の人が畑の中で使う運搬車両の整備をしていました。

連れ合いが、「小布施ワイナリーは、どちらの方向ですか?」と聞きしました。と言うのも、このワイナリーのホームページには、「一般住宅地の中にひっそりとある場所にたどり着くのは容易ではない」と書かれているのです。

40代半ばの男性は、「ちょっと待って・・・」と作業小屋に入り明細地図をお持ちになりました。目的地までの行き方を、「目印の看板のところを左に入ってしばらく行くと・・・」と、ていねいに説明してくれました。

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挙句、「・・・うーん、少し分かりにくい道だから自分の車で連れて行こうか?」と言うのです。

こちらも車できています。さすがにそれはお断わりして、「ありがとうございました」と御礼を言って、市街地の駐車場に止めてあるプリウスまで歩きました。自分たちの車で道案内のとおりに走り、「小布施ワイナリー」をなんとか探し当てることができました。

「小布施ワイナリー」へは、少し離れた駐車場から歩きます。

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建物の入口には、「よくもあきらめずに私達の所を見つけ出してくれました!」と看板が出ています。

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ワイナリーの中はたくさんのお客さんが品定めをしていました。私は残念ながら車の運転。試飲は連れ合いに任せ、美味しそうな赤ワインを1本買い求めました。

そして駐車場へ帰る前に、ワイナリーの周辺を少し散策していると、女性ドライバーの車の窓がスルスルと開き、私たちに声がかかりました。

「駅まで送って行きましょうか?」

私たちは、丁重にお断りして散歩をつづけました。

まちづくりは、「そこに暮らす人たちが、自分の街を愛することから始まる」とはよく言われることです。大切なわが街を訪れてくれた人にどのような応対をするのか。この日、出会ったお2人の小布施びとの、さりげない「もてなし」にたいそう感銘を受けました。

20年ほど前に秦野まちづくりフォーラムのメンバーとこの地を訪れたことがありましたが、その後、小布施の街がこれほどまでに賑わっている理由が分かる気がしました。

地域全体が輝くために「バカになって」励むリーダーがいること、地域にある宝物を時間をかけて磨くこと、地域の人たちのもてなしの心を育むこと、この3つを兼ね備えたまちづくりは本物だと実感しました。

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紅葉真っ盛り、丹沢ドン会の「収穫祭」開催

11月29日(日)は朝から大忙し。名古木の棚田に顔を出し、羽根の上智大学「ソフィア祭カーボンニュートラル」の植樹の会場に回り、さらにそこを途中で抜け出して家に立ち寄り、会場近くまで連れ合いの車で。

農道を歩いていると遠くからフォルクローレの演奏が風に乗って聞こえてきました。「ホンチョス」のリハーサルです。2009年丹沢ドン会の「収穫祭」、小川次雄理事長の開会のあいさつがちょうど始まったところです。

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この日の収穫祭の参加費は例年と同じく、1人1000円+1品持ち寄り。ファミリーは1家族2000円で何人でも参加できます。ご夫婦、子ども連れ、赤ちゃん連れの多いのがドン会の特徴です。総勢100名近い参加者となりました。

焼き鳥、水餃子、トン汁、ゴマ・黄な粉・あんこの三色餅、新米の炊き立てご飯、お粥、サラダ、お汁粉の屋台が出ました。テーブルには一品持ち寄りの得意料理の数々が並べられました。

それぞれの屋台の担当者にまずインタビュー。ここからの進行を私が担当しました。

別のテーブルには日本酒、焼酎、ワイン、ビールなどの持ち寄り品がところ狭しと。地元の農家の人たちからは飲み物や御厚志が届きました。私は新潟の純米酒「麒麟山」を1本持参しました。

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ドン会の新米、小麦粉、秋田で米づくりをしている工藤誠幸さんの最北のコシヒカリのオークションです。マイクを握るのはドン会の田んぼ担当・金田さん。飛ぶように売り切れました。

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あちらこちらで交流の輪が広がります。それぞれの席を回りながらドン会会員と自然塾生30名ほどに一言メッセージをいただきました。残念ながら全部の人は回りきれませんでした。

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関野さん特製のパンです。

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さまざまなの想いで名古木の棚田に人は集まります。人それぞれの居場所が名古木の棚田にはあります。

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羽根の植樹活動を終えた「ローターアクトクラブ」のメンバーも収穫祭に駆けつけました。

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相原さん持ち寄りの一品は「シシトウ」の煮物。軟らかくて美味しい地元の野菜の変身です。

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先日、東海大学付属本田幼稚園の子どもたちを引率して来られた就職して2年目の先生も登場。

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小川さんの中締めの後も収穫祭はそのままつづきます。この日お出でいただいたご夫婦は多数。その一部の写真です。

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小野さんと工藤さん。仲間の輪が広がります。

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「取れたて、1本50円、安いよ!」子どもたちのセリの声が会場に響きます。

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とうとう、東京農大名物の「ダイコン踊り」が始まりました。

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ドン会の面々です。

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去りがたい収穫祭の宴は果てしなくつづきます。

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ローターアクトクラブのメンバーがもう一人駆けつけました。

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笑顔があふれるドン会の女性陣です。

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自然塾の塾生とお子さん。古代米をすり鉢とゴムボールで精米の作業です。

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片付けも終了、そろそろ終宴です。

紅葉真っ盛りの名古木の自然の恵みと、ドン会に集う人びとに感謝の1日でした。

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