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2010年2月

☆くんの携帯電話とピアノ

娘の息子の☆くんは、ここのところ携帯電話にはまっています。テーブルやソファに置いてある私の携帯電話を「ハイ!」と言って持ってきてくれます。

携帯電話を自分の耳にあてて、「ハイ、ハイ、チョット・・・」と言いながら席をはずす真似をします。これって、私にかかって来た電話に私が対応している口調と動作にそっくり。

何気ない大人のふるまいが、子どもの目にはこんなふうに映っているんですね。☆くんの周りのすべての出来事が、幼な子にとっての学習なんだと思い知らされます。

娘から連れ合いに電話が来て要件がすむと、☆くんは必ず電話に出ます。

「☆くん元気? ・・・何して遊んでるの? ・・・また会おうね!・・・」どうやら会話が成り立っているようです。

我が家に遊びに来ると☆くんは必ずピアノを弾きます。

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両手を使って右から左へ流れるような曲想です。ひょっとして☆くんは将来、音楽家?

親バカならぬジジバカの素質十分です。

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我が家の庭の小さな春

暖冬の予報はどこへやら、例年以上の寒さがつづいています。そんな冬の中にも春のきざしが我が家の庭にも。

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梅の花1輪、青空に映えます。

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もうすぐ花開きそうな蕾も。

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季節はずれのバラの花びらも朝陽を浴びています。

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アジサイの新芽も出始めました。

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落ち葉を掻き分け、土の中からフキノトウが顔を出しました。

我が家の庭の小さな春たちです。

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丹沢ブナ党メンバーと里山ウオーキング

2月20日(土)は、丹沢ブナ党の党首・梶谷敏夫さんとメンバー7人と一緒に秦野市名古木周辺の里山ウオーキングをしました。秦野駅9時集合、蓑毛行きバスで「上原入口」下車、大山~弘法山を結ぶ南稜に向かいました。

途中までは、NPO法人自然塾丹沢ドン会の活動エリア少しを歩きました。ドン会が小麦を栽培している畑です。

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北に大山、西に富士山を望むことができるポイントです。

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大山南稜に取り付く前の眺めです。富士山がうっすらと見えます。

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名古木地区の小泉信次さんたちが20年ほど前に復活させた「山の神」です。

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周辺はきれいに手入れがされています。

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落ち葉を踏みしめ作業道を登ります。体が温まってきたのでしょうか、1枚2枚と上着を脱ぎ始めるメンバーも。

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振り返ると秦野盆地が望めます。

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ようやく稜線に出ました。「野菊と信仰のみち」です。 右に行くと鶴巻・弘法山、私たちは左の大山・蓑毛方面へ向かいます。

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鳥獣被害防止用の金網をくぐります。

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ぐるりと張り巡らされた金網。どちらが囲われているのか(?)と思えてしまいます。

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高圧送電線の下を抜けます。

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標高357メートルの念仏山に到着。

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左に浅間山、秦野の街並みの向こうには大磯丘陵が横たわっています。盆地の街・秦野を実感。

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ここにも石仏がひっそりとたたずんでいます。

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植林地を下ります。

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手入れのされていない里山です。

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植林地も放置されたまま。

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作業道におおいかぶさる笹を掻き分け進みます。

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雨水を溜める甕が残されていました。

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ヤマアジサイの枯れた花が陽に輝いていました。

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小さな堰堤が幾つも作られています。

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里山のいま。

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落ち葉を踏みしめながら下山。「カサッカサッ」と私たちの歩く音が暖かな日差しの里山に響きます。

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落ち葉掻きをした手入れの行き届いている雑木林。落ち葉は集められ堆肥作りが行われていました。

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里山をぐるりと一回り。丹沢ドン会の復元棚田を望むミカン畑に出ました。ドン会のメンバー15人ほどが思い思いの作業に励んでいます。

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畦塗り作業。

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竹林の管理作業。

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早速、ブナ党のメンバーに小川次雄理事長からドン会のフィールドと活動紹介。

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小堤さん他ドン会の女性メンバーによる味噌汁作り。この日は肉団子入りの特製です。ダッチオーブンによるタマネギのワイン蒸しは北村さんの得意技。

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ささやかなもてなし、穏やかな日和の棚田で身も心も温まりました。

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梅の香りが漂う棚田。

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木下さんにシャッターを押してもらい記念写真を撮り、棚田を後にしました。名古木のバス停でバスの時刻を確認すると20分後、ついでに秦野駅まで歩くことにしました。駅前で恒例(?)の反省会をやって解散となりました。

お疲れ様でした。

 

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神奈川県自然保護協会「公開学習会」開催

2月19日夕刻、横浜市開港記念館でNPO法人神奈川県自然保護協会の公開勉強会「丹沢ブナ林再生への道のり―ブナハバチとブナ林の再生」が開かれました。

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横浜から、みなとみらい線に乗車、日本大通の改札口を出て地上に降り立つと、横浜市開港記念館はご覧のようにライトアップ。

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新堀豊彦理事長のあいさつで開会。

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丹沢大山自然再生委員会の木平勇吉委員長のあいさつの後、公開学習会に移りました。

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この日のテーマにそって、まず、神奈川県自然環境保全センターの研究部の山根正伸さんが「丹沢ブナ林 現状と衰退の経過」と題して講演。現在、ブナは必ずしも急激に衰退の一途をたどっているわけではないことを、いくつかの調査の結果を総合して話されました。ブナ林再生のためにも現状把握が欠かせない、今後の継続調査とデータの解析が必要のようです。

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つぎに東海大学総合教育センターの山上明教授は、「ブナハバチ―今、何が分かっているか」と題して講演、時間をオーバーして熱弁をふるわれました。ブナハバチの特異な生活史を継続調査され、その上で現在分かっていることと、分かっていないことがあるようです。

どうやら、大気汚染により弱っているブナ林に、繰り返しブナハバチが大量繁殖することによってもブナが枯死するというメカニズムがあるようです。弱り目に祟り目ということでしょうか。

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最後に神奈川県自然保護協会副理事長・事務局長の青砥航次さんの進行で質疑・応答。この日のテーマである「ブナ林再生の道のり」が平坦ではないことが質疑応答の中から見えてきました。

公開学習会が終わって、会場のかたづけを始めていると、私のほうに近寄ってくる方がいました。旧知の朝日新聞の記者です。こんなところでお会いするとは思いがけず、「取材ですか?」とお聞きすると「ちょっと勉強にやってきました」と。

勉強会は、私たち市民・県民のためだけではなく、マスコミに携わっている方たちのためでもある(?)ようです。後々どのような切り口で記事になるのか楽しみです。

またこの日は、丹沢自然保護協会の理事の方にもお会いしました。小田原の書店で夢工房発行の『西さがみの地名』を購入してお読みいただいたそうで、「面白かったですよ」の一言に元気をもらいました。

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2010年「丹沢自然塾」塾生募集中

NPO法人自然塾丹沢ドン会では、2010年の「丹沢自然塾」の塾生を募集しています。2004年から始まった「丹沢自然塾」は今年で7回目。神奈川県内はもとより、東京・埼玉からも毎年のように応募があります。

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2010年の自然塾は、例年通り復元棚田における米づくりを中心にした安全・安心な食べ物づくり、生き物たちとの共生、里山の管理をテーマに開催します。

いつもの違うのは2つ。、5月23日に秦野市・南足柄市で開催される「全国植樹祭」に先駆けて4月29日に開催される秦野市民一斉植樹会にあわせて秦野市羽根のドン会の管理地で植樹をします。また、その日の午後には、丹沢の自然や里地・里山の意味や役割を学ぶ学習会を開きます。

もう一つは、7月10日の「「田んぼの生き物教室」の後に開催する「棚田の音に耳をすませてみよう」です。フォルクローレの奏者であり、ドン会会員の木下尊惇さんが指導します。何気なく聞き流している自然の音を聴くとどんな世界が見えてくるのでしょう。

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2月15日の朝日新聞、2月18日の東京新聞に塾生募集の記事が掲載されました。県内、千葉・東京からも問い合わせが多数寄せられています。

丹沢ドン会のHPのトップページに案内が掲げてあります。

http//www.donkai.com

丹沢山ろく名古木で自然・農業体験はいかがですか?

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秦野盆地の底に雪が降る

2月18日、朝目覚めると障子越しの外がいやに明るい。障子を開けると秦野盆地に雪が積もっていました。

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今年は何度か秦野の里山の雪化粧を見ましたが、今朝は盆地の底の市街地まで雪。家々の屋根や木々の上に真綿のような雪が4センチほど降り積もりました。

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我が家の庭の蕾を膨らまし始めた梅の木の枝にもご覧のとおり。

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雲の間から少し陽が射し、時間とともにどんどん雪は解け始めました。

朝起きたとき、新聞2紙が郵便受けに入っていませんでした。これも雪のせいかと思ってしばらく待っていましたが、8時を回ったところで新聞販売所に連絡しました。

「もうすべて配り終えています。担当のものにすぐに届けさせます」とのこと。ほどなく「申し訳ありません・・・」の言葉と一緒に新聞が届きました。

新聞休刊日もそうですが、新聞のない朝はなんとなく手持ち無沙汰で落ち着きません。雪の日の新聞配達の大変さを思いながら、当たり前のように届けられる新聞が我が家の暮らしに深く入り込んでいることを思わされました。

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伊勢治書店「ブックフェア」の掲載記事

2月10日から開催の小田原伊勢治書店の「神奈川の自費出版・地域本のフェア」も17日が最終日。

この間、読売新聞、神奈川新聞にブックフェアの記事が掲載されました。

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フェアの予告は、地元の「ポスト広告」「タウンニュース」でも記事にしていただきました。小田原ケーブルテレビ、FMおだわらでも、フェアの情報を流していただき、色んな媒体に情報発信をしていただきました。

私がフェア会場を訪れたのは、本の搬入日の2月9日と、11日、12日、13日、14日の5日間。終日会場にいたのは11日だけでしたが、来場者の紙の「本づくり」への思いを感じることができました。

また、同時開催の似顔絵コーナーでは、14日(日)の夕方、漫画家の辻下浩二さんに似顔絵を描いていただきました。

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酒席ではいつも大人の駄洒落(?)を応酬し合うのですが、今回は私の都合で合いまみえることができず残念でした。せめてもということで辻下さんは色紙の裏に「工房 夢を選ぶ」という一文を筆書き。

フェアに関わった多勢のみなさんに感謝です。

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「丹沢資料保存会」会長・植木知司さんを偲ぶ会

昨年9月30日にお亡くなりになった植木知司さんを偲ぶ会が、2月6日(土)午後、横浜市中区山下町の「ワークピア横浜」で開かれました。

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植木さんは、「丹沢資料保存会」の初代会長として、丹沢の登山史や自然史などの資料の散逸を防ぐために精力的に活動の先頭に立たれた方です。

私は資料保存会のメンバーとして、穏やかな語り口の中に固い意志を秘めた人となりに感銘を受け、一方で酒席ではこよなく日本酒を愛する破顔一笑の植木さんの風貌に親しみを感じていました。

こころざし半ばで旅立たれた植木さんを偲ぼうと、神奈川県山岳連盟、横浜山岳協会、丹沢資料保存会などの有志が偲ぶ会の企画を立てました。

黙祷、献杯により偲ぶ会は始まりました。その後、丹沢資料保存会の高坂政孝さんのDVDによる在りし日の植木さんの映像が6分ほど映し出されました。

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植木さんの歩んできた足跡も、まさに後世に伝えていかなければならない丹沢の資料だという思い が募りました。

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丹沢資料保存会のメンバーも多勢参加しました。

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登山関係者など130名もの集いになり、植木さんの人望と交友の広さを実感しました。

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来賓の神奈川県自然保護協会の新堀豊彦理事長の挨拶をお聞きして、偲ぶ会を途中退席。

植木さんのご冥福を祈りながら、私はもう一つの集いに参加するために小田原に向かいました。

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森林づくりフォーラムで丹沢ドン会の活動報告とパネリストに

2月13日(土)は、横浜みなとみらい地区にある、はまぎんホール「ヴィアマーレ」で午後1時30分から「森林づくりフォーラム~みんなの参加でかながわの森林を育もう~」が開催されました。

主催は(財)かながわトラストみどり財団。後援は神奈川県、県民との協働による森林づくり実行委員会、第61回全国植樹祭神奈川県実行委員会。あいにくのみぞれ模様の冬の日、カナダにおける冬季オリンピックの開催とも重なり、出足が少し危ぶまれました。

神奈川県自然保護協会の新堀理事長は、かながわトラストみどり財団の理事長でもあります。主催者のあいさつの後、別のイベントに出演されるという忙しさ。

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基調講演は、東京農業大学の宮林茂幸教授。「市民参加による美しい森林づくり」をテーマに45分のお話でした。

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パネルディスカッション「多様な主体によるかながわの森林づくり」 では、4つの活動発表と総合討論が行われました。

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三井物産㈱のCSR推進本部社有林・環境基金室長の赤間哲さんです。

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キリンビール㈱のCSR推進部品質・環境室長の平野俊典さんです。

この後に私は10分間でドン会の活動をパワーポイントを使い駆け足で報告しました。

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NPO法人みどりのダム北相模理事の石村黄仁さんです。

企業2つ、NPO法人2つの活動報告を受けて、宮林教授のコーディネートで総合討論が行われました。

森林の持つ意味、企業市民が果たす役割、NPOの課題、活動の輪を広げるための方策、企業とNPOの協働の可能性などについて話し合いました。会場からの質問もあり、もう少し時間が欲しいところでした。

私は、里地・里山における農林業の振興、観光農業の取り組みとともに、これからの時代を担う青少年の自然・農業体験の場としてのしくみづくりを、地域・NPO・企業・行政が連携・協働して行う必要性を投げかけました。

フォーラムの後、控え室でしばし懇談。今後のそれぞれの活動への刺激を受け、こうした出会いの大切さを痛感しました。企業とNPO・県との協働の芽が育ってくれることを願っています。

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秦野盆地は冬景色

2月14日(日)は、東海大学湘南校舎で開かれる付属本田幼稚園の「発表会」の招待を受けていました。9時から始まる会に参加するために8時過ぎに車で出かけました。外気温は摂氏2度。

かじかむ手で車を運転しながら、弘法山経由で大学へ向かいました。中腹から秦野盆地を望むと鉛色の冬景色です。

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一瞬の後、風で流された雲の間から丹沢の一峰が顔を出しました。丹沢おろしが冷たい空気を盆地の底に運びます。この冬一番の寒い1日でした。

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「本づくりを楽しむ!」伊勢治書店ブックフェアに取材2件

2月10日から小田原・伊勢治書店で開催中の「「神奈川の自費出版・地域本フェア」。2日目の11日、私は11時から18時まで会場に詰めていました。

午前中、伊勢治書店の筒井社長が顔を出され、しばし地域出版・書店談義となりました。

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神奈川自費出版の会が企画するこの「ブックフェア・本づくりセミナー」も8回目。伊勢治書店の理解と協力なしにはつづけることはできませんでした。継続することで少しずつ地域のみなさんの認知も進んできたように思います。ほんとうにありがとうございます。

昼過ぎには蒼天社の野谷さんが、2時近くにはまつ出版の松下さんが会場に。事前の準備、会場設営、連日のように会場入りし来場者の応接に当たってくれる神奈川自費出版の会のこの2人なしにはこれまた運営もままなりません。ありがたいことです。

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お昼過ぎには新聞社の取材が1社入りました。今回のブックフェア・本づくりセミナーについて野谷さんが取材を受けてくれました。

その後、夢工房で出版した『徳川慶喜公の散歩道』『西さがみの地名』に関連して私も少し取材を受けました。出版不況の現状や、「紙の本」の持つ意味、日ごろの本づくりの取り組みについてもお話しました。

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その後、地元のケーブルテレビの取材が入り、こちらは、松下さんと石川店長が対応。

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来場者も熱心に会場を巡っていました。

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1コマ漫画のコーナーもユニークな作品が揃いました。どうぞお出かけください。

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伊勢治書店でブックフェアと本づくり相談会

2月10日から17日まで、小田原伊勢治書店・銀座本店1階・3階で、神奈川の自費出版フェア「本づくりを楽しむ!」が開かれています。

主催は伊勢治書店、企画は「かながわ自費出版の会」、参加出版社は、夢工房はじめ、神奈川新聞社出版部、武田出版、ホンゴー出版、まつ出版、蒼天社、湘南社の県内の出版社7社。

伊勢治書店は、地域の文化発信の基地として貴重なスペースと時間を提供していただいています。石川店長は、「出版不況と言われている今だからこそ、地域の書店が創意工夫をして元気にならなければ」と、穏やかな表情に思いを秘めます。

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前日、タイミングよく今回のフェアにあわせて刊行することができた『西さがみの地名』(夢工房刊)を持ち込みました。

3階の「自費出版の展示場」では、まつ出版の松下さんと蒼天社の野谷さんが会場設営のまっ最中。

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同時に開催される「1コマ漫画展覧会」のテーマは、今年の干支「寅」です。漫画家の辻下浩二さんの絵がすでに展示されていました。

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2月13日(土)、14日(日)は、似顔絵コーナー(1人1000円)も設けられ、講演会と自費出版セミナー、本づくり相談会が同時に開催されます。

13日は、午後1時30分から「1コマ漫画から始まった自費出版」(蒼天社・野谷真治さん)、2時40分から「西さがみの地名―風に聞き大地に読む郷土の歴史」と題して、田代道彌さんの講演があります。

14日は午後1時30分から「誰でも書ける文章講座」の講師をフリーライターの鈴木政子さんがつとめます。

期間中、1階のブックフェア・コーナーでは、300点の地域本・自費出版本が販売されます。

私は、11日11時~18時、14日14時~18時、会場に詰める予定です。「本づくりの何でも相談」に応じたいと思っています。

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紙の本づくりを支える「アルファ」高橋さんの「かみわざ」

地域出版を始めて22年目になります。一編集者である私は、企画・編集・デザイン・校正を主たる仕事としています。連れ合いと2人だけの地域出版、何でも屋です。

近年のパソコンやインターネットの進化・普及により、出版・印刷の世界も20年前とは比較できない、考えられないほどの変容を遂げています。

技術革新によって大きく変化しているソフトの部分と、紙の本ならではの変わらないハードの部分が並立しているのが現在の印刷・出版の世界と言えるのかもしれません。

とりわけ電子書籍の世界は、ここ数年で大きな変貌を遂げています。紙によらない本が現実のものとなりつつあり、電子の画面を指でなぞれば、紙のページをめくるように画面が変わります。電子書籍が限りなく紙の本に近づいているのです。

はたして紙の本の手触り、ページをめくって本の内容を確かめるという旧人類(?)の読書は、どこに向かって行くのでしょうか。「紙の本」は、いつの時代にもありつづけると私は固く信じてはいるのですが・・・。

夢工房の紙の本づくりを支えつづけてくれている「アルファ」のスタッフの1人に高橋さんという女性がいます。週に何度も訪れるアルファさんの事務所。ドアを開けるといつも高橋さんの笑顔に出会います。

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進行管理を担当している菱沼さんと向かい合わせの席で、高橋さんは紙の手配をしています。壁際には紙の見本帳がところ狭しと並んでいます。

本文用紙、本扉、口絵、見返し、表紙、カバーなど、1冊の本づくりには幾種類もの紙を使い分けます。それぞれの用途に合わせ、使う紙の量を計算し、高橋さんはたちどころに発注にかけます。紙がご縁で結婚もされたそうで、それはまさに「かみわざ」(?)。

暮れのご挨拶にアルファさんに行ったときの立ち話です。

「高橋さん、アルファさんに勤めて何年になるの?」

「ええっ、片桐さんより私のほうが古いかも・・・もう20年です」と高橋さん。

「もうそんなになるんだ。でも、それじゃ年が合わないね?!」と思わず私は軽口をたたいてしまいました。

紙の本づくりを支えつづけてくれているスタッフが、高橋さんの他にもアルファさんにはたくさんいます。それぞれの役割・分担は違っていても、その内の一つでもつながらなければ1冊の本はできません。感謝、感謝です。

紙の本づくりがつづく限り、これからも高橋さんの「かみわざ」は発揮されつづけることでしょう。どうぞよろしく!

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田代道彌著『西さがみの地名』できました

シリーズ「小田原ライブラリー」20冊目の『西さがみの地名―風に聞き大地に読む郷土の歴史―』(夢工房刊)ができました。先週末、早速、著者の田代道彌さんのご自宅へお届けに上がりました。

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「地名」は、その土地の歴史を雄弁に物語ります。この本で取り上げた「穴部」・「鴨の宮」・「国府津」・「酒匂」・二の宮」・「矢作」など西さがみの地名は、それぞれに平安時代か、さらに古く奈良時代に関連がありそうです。地名はまさに「文字に書かれない郷土の歴史」。地名は、歴史の語り部の一人と言えそうです。

地名を考えることは楽しいものです。この本では西さがみの89の地名のいわれや謎をやさしく解き明かしています。郷土の歴史の大切な資料として地名を見直し、地名に遊ぶ楽しさを知ってもらうための1冊です。

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著者の田代道彌さんは、1934年小田原生まれの小田原育ち。1994年まで箱根の強羅公園の園長だった方です。小田原市・南足柄市・山北町・大井町などの市町史の自然および城郭部門の編さんに携わりました。現在は小田原の城と緑を考える会会長で、箱根を守る会理事でもあります。

田代さんは、自然や城郭、郷土史を地域と全国の比較研究の手法で追いつづけている夢追い人でもあります。

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ライブのはしごは「第8回ピカイア祭り」

1月31日の日曜日は、コンサートとライブのはしごという贅沢な時間を過ごしました。

埼玉・与野市で行われたソプラノ・ジョイントコンサートのあと、池袋から西武池袋線に乗り換え、江古田駅で降りました。目指す会場は駅から徒歩1分という至近距離にある、双葉会館地下2階の「Live in Buddy」です。

受付には、トランペット奏者・渡辺隆雄さんのお連れ合いと、フォルクローレのギタリスト・木下尊惇さんのお連れ合いのお2人が、ビックリ顔で迎えいただきました。ライブはすでに佳境に入っていました。

「金田さんがお見えになっていますよ」

渡辺さんのお連れ合いの声に誘われて会場の奥に進むと、そこには丹沢ドン会の金田克彦さんファミリー3人がゆったりとライブを楽しんでいます。私が声をかけると、金田ファミリーもビックリのようす。金田さんは木下さんのギター教室の生徒さんでもあるんです。

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木下さんご夫妻がドン会の活動に参加されたのは2年前。音楽仲間の渡辺さんご夫妻がお見えになったの1年前。すっかり丹沢山ろく名古木の自然に入れ込んでしまった2組のご夫妻は、復元した棚田の米づくりやそば・小麦づくりにいい汗をかいています。

12月中旬に開催した「手打ちそば教室」のあと、渡辺さんから、この「ピカイア祭り」のご案内をメールでいただいていました。ちょうどその日は仲間のコンサートが入っていました。参加できるかどうか分からず、当日の突然の参加でした。

ライブ会場は、静かな熱気にあふれていました。10数名によるタンバリンなど打楽器のリズム演奏、渡辺さんのトランペットとバイオリンの競演。

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渡辺さんのトランペットの優しい音色に体が温かくなりました。

夜の10時過ぎまでつづいたというライブ。プログラムの最後に登場する木下さんの演奏も聴けず、私はほんのさわりを聴くだけで、残念ながら途中で会場を抜け出し、帰途につきました。

今度、渡辺さんにお会いしたときには「ピカイア」の意味を聞こうと思います。

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丹沢山ろくは冬景色

2月2日(火)、朝起きてみると丹沢山ろくはすっかり冬景色。

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昨夜来のふもとの雨は、標高が少し高いところでは雪になっていました。鉛色の冬空、太陽の光が届かない世界はこんなにも寒い。

でも季節は冬、寒いのは当たり前です。かじかんだ手をこすりながら、ふるさと長岡の冬の景色を思い描いています。

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二野宮孝子さんのソプラノ・ジョイントコンサートを聴く

1月31日(日)午後は、東京を通過して埼玉県与野市に、長岡高校の同期生のジョイントコンサートを聴きに出かけました。

二野宮孝子さんは、子育てが終わってから本格的に歌のレッスンを始め、ここ数年、仲間と一緒に年1回程度のコンサートを開いています。今年は、「二野宮孝子・山中久恵 ソプラノ・ジョイントコンサート」と題して、JR京浜東北線与野駅前の「カフェ・ギャラリー シャイン」で開催されました。

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会場に来れば誰かいるだろうとドアを開けると、目の前のテーブルに高校同期のメンバーが5人座っていました。

「やあ、どうも」「ご無沙汰」「元気?」

12月の忘年会以来の同期の顔がほころびます。

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オープニングは、童謡・唱歌の「春のメドレー」。軽いテンポで、歌う楽しさが伝わります。

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つぎは、橋本邦彦・高木東六・山田耕作作曲の「日本の歌曲」を2人で交互に披露しました。二野宮さんの熱唱です。

日大芸術学部を卒業し、高校の音楽の教師をやりながら作曲活動をやっている作曲家卵・佐藤陽さんの作品集からも5曲歌いました。

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佐藤さんの解説付きです。

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ピアノの伴奏は野嶋さやかさん。ピアノソロで「この素晴らしき世界」、ミュジカル映画「アラジン」より「ホールニューワールド」を演奏してくれました。

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最後に、「ミュージカル&映画音楽」より、メモリー(キャッツ)、ひとりぼっちの山羊飼い(サウンド・オブ・ミュージック)、慕情(慕情)、アイフィールプリティ(ウエスト・サイド・ストーリー)、エーデルワイス(サウンド・オブ・ミュージック)で最高潮。

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同期のメンバーが自分のテーマを定めて生き生きと活動している姿を目の前にして大いに刺激を受けてきました。

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中山久恵さんとの息の合った歌唱に拍手がつづきます。最後は会場のみなさんとエーデルワイスの大合唱。またお会いするのを楽しみに。

打ち上げは、会場近くの海鮮居酒屋「はなの舞」。

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この日の主人公と支えてくれたメンバー。一仕事終えた安堵感でアルコールも進みます。

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同期のメンバーは隣りのコーナーで何はともあれ「お疲れさん」の杯を重ねました。

居酒屋の店長が新潟出身ということが分かり、なみなみと注がれたお酒が受け皿にも溢れるサービスに、気分よくそれぞれの家路につきました。

この後、私は池袋で途中下車。「第8回ピカイア祭り」にちょっと顔を出しましたが、それはまた改めて。

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西山敏夫さんと朗読の会「五月会」の出会い

丹沢の峰々が白い衣装をまとったこの冬一番の1月の寒い日に、二宮町中里にある町の施設の会議室に8人の女性たちが西山敏夫さんの話を聞こうと集まりました。二宮町に伝わる民話などの朗読会をつづけている「五月会」のメンバーです。

会のメンバーの一人、野地京子さんは、二宮町に住んで50年。二宮町が昭和56年に発行した『二宮の昔ばなし』を愛読し、その中の昔話を朗読会でも上演していました。その本の著者の一人が西山敏夫さん。野地さんは西山さんに二宮の民話を聞かせて欲しいと何年も前からラブコールを送っていたそうです。

念願かなって、この日は晴れて西山さんと五月会メンバーのご対面。事前にご了解を得て私も一緒に西山さんの話を聞くことになりました。

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五月会の8人のメンバーは、世代も出身地もさまざま、縁あって二宮町に在住、あるいは小田原市からお出での方々でした。

「みなさんとこうしてお会いし、話を聞いていただけることに感謝しています。長いお付き合いができることを願っています」

西山さんは、30年ほど前の『二宮の昔ばなし』の発刊のいきさつに触れながら、言葉を紡ぐことの難しさと覚悟を話し始めました。

漁師の家に生まれ育ち、相模湾で仕事をし、二宮の街で暮らして来られた西山さん、全身に二宮の歴史と生活文化が染みこんでいます。

「70~80の民話のネタはあるけんど、起承転結を踏んでまとめ上げるのは容易なことじゃない」

西山さんは、二宮町山西の国道1号線沿いの家にお住まいです。小学校の担任の先生の影響を受けて、夏休みの課題で家の前で交通量の調査を行ったことがありました。歩いている人、自転車、リヤカー、大八車、自動車、進駐軍の車などを、朝から夕方まで調べました。

このユニークなレポートは学校の代表として県に提出されましたが、そのまま戻ってこなかったそうです。思い込んだらトコトンやり遂げる強い意志は幼いころから備わっていたのでしょう。

町内のある古老がお亡くなりになったときに西山さんは弔辞を頼まれました。要を得て簡、古老の生前の「人となり」を余すところなく伝えて、涙をさそったこの弔辞は、町内の評判となりました。

そのお連れ合いのおばあさんはその後、西山さんに会うたびにお願いされるそうです。

「オラのときにも弔辞を読んでくれ!」

西山さんは感慨を込めて話されました。

「しゃべることと書くこと、その人その人の文体がある」

言葉を選び推敲を重ねる西山さんの文章が彷彿とします。

2時間ほどの西山さんの話に五月会のメンバーは感激のようす。翌日、野地さんから御礼の手紙が届いたそうです。

「私は西山さんが手がけてくださる真の『二宮の民話』を待っています。聴きたいという方々に一所懸命伝えたい。胸を弾ませてお待ちしています」

「この春には現役の漁師を退く」と話された西山敏夫さん。言葉紡ぎの苦闘が始まることでしょう。

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