« 歌と朗読でつづる戦争孤児の物語「約束」海老名市音楽ホールで上演 | トップページ | 丹沢山ろく学習会「相模湾・里地里山と丹沢をむすぶ」を開催します »

片野勧さん『戦後マスコミ裁判と名誉毀損』出版記念会

4月16日(金)夕方、東京日比谷の日本プレスセンターで、出版記念会が開かれました。あいにくの雨模様でしたが、70名近い参加者が集い、新著の出版を祝い、著者のご苦労を労いました。

Scan10699

著者はフリージャーナリストの片野勧さん。著書は『戦後マスコミ裁判と名誉毀損』(論創社刊、定価3150円)。腰帯には次のようなキャチコピーが記されています。

「名誉毀損事件の実態に迫る。週刊誌・雑誌・新聞・テレビ等による名誉毀損とは、報道する側の『表現の自由』と、報道される側の『人権=プライバシー』の衝突であるとの視点からジャーナリズムのあり方を考える!」

著者の片野さんは、長らく『聖教新聞』の記者を努め、定年退職後に、沖縄に2年余り在住した経験を持っています。三十数年前に宇都宮にいて、宇都宮空襲を記録する会事務局長をしていたころ、評論家で東京空襲を記録する会事務局長の松浦総三さんとの出会いが本書のきっかけになったといいます。

以来、丹念に資料の大海原を渉猟し、報道する側とされる側の現場を「名誉毀損」という切り口で1書に表しました。まさにジャーナリズムとは何かを改めて考えさせてくれる一冊です。

私と片野さんの出会いは1999年。ある日突然、夢工房に電話がかかってきて、地域出版の今を原稿に書いて欲しいとのことでした。お送りした原稿は、6月3日の『聖教新聞』に「今、地域出版が面白い ”洋館保存”の市民運動を記録」として掲載されました。

それから10年以上、折に触れ片野さんとのお便りのやり取りはありましたが、お会いしたことはなかったのです。今回の出版記念会のご案内に渡りに船と出かけました。

Dscn6548

片野さんのごあいさつ。穏やかなお顔の底にジャーナリストの魂が秘められています。片野さんは1943年新潟県生まれ。

Dscn6535

片野さんの仕事を支えつづけた奥様と。

Dscn6513

発起人代表の文芸評論家・岡庭昇さんのあいさつ。

Dscn6515

沖縄密約事件・西山裁判の弁護団長を努められた青山学院大学名誉教授の清水英夫さんのごあいさつ。

Dscn6534

地方・小出版流通センター社長の川上賢一さんも。

Dscn6517

たまたま隣りあわせた早稲田大学教授の江上能義さんと、宇都宮からお出での助川義晴さん。

Dscn6526

会場からは、日比谷図書館、日比谷公園の夜景が望めました。

今回の著作は、書き上げた原稿の三分の一だといいます。ますますの片野さんの活躍を願った祝宴でした。

|

« 歌と朗読でつづる戦争孤児の物語「約束」海老名市音楽ホールで上演 | トップページ | 丹沢山ろく学習会「相模湾・里地里山と丹沢をむすぶ」を開催します »

編集者日録」カテゴリの記事

夢日記・コラム」カテゴリの記事

コメント

過分なお言葉に恐縮しています。一度、秦野市の夢工房に出かけて行きたいと思っています。
片野

投稿: 片野勧 | 2010年4月25日 (日) 15時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 片野勧さん『戦後マスコミ裁判と名誉毀損』出版記念会:

« 歌と朗読でつづる戦争孤児の物語「約束」海老名市音楽ホールで上演 | トップページ | 丹沢山ろく学習会「相模湾・里地里山と丹沢をむすぶ」を開催します »