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スローライフ学会「さんか・さろん」筑紫哲也研究・早野透さん

毎月第3火曜日の夜は、スローライフ学会の「サンカ・サロン」があるといいます。これまで出かけたことはなかったのですが、5月の「さんか・さろん」は「学びのサロン」スペシャル。

この4月から桜美林大学の教壇に立っている元朝日新聞記者の早野透さんが、「筑紫哲也研究」についてスピーチされるというので参加しました。

早野さんといえば、朝日新聞のコラム「ポリテカにっぽん」で、独自の視点で日本の航路を指し示していた論客で、朝日新聞夕刊「ニッポン人脈記」でもつとに知られていた政治記者。40年の記者生活を終えるその最終盤で政権交代という舞台に立ち会い、感慨深いものがあったに違いありません。

この日の会場は、東京日比谷の日本記者クラブの会議室。桜美林大学で始めた「筑紫哲也研究」の講義を受けている学生も3名参加。講義の内容を紹介しながら、筑紫哲也さんと早野さんの関わりを話し始められました。

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福沢諭吉と丸山真男、丸山真男と筑紫哲也、さらに早野さんご自身の関わりについても話されました。メディアと政治を語る上で筑紫さんの存在の大きさをいまさらながらに実感されるといいます。

「心配性のジャーナリズム」が幅を利かせている日本にあって、「レッツゴー ホイッスリング!」口笛吹きながら行こうよと、楽観主義を貫いてきた筑紫さんの「多事争論」の意味を改めて確認しました。

スピーチの予定時間をオーバーしながら、早野さんは現在のマスコミと政治のかかわりについても触れました。自分の政治記者生活の最後に逢着した「政権交代」。記者と政治家の間合いについての深い洞察に根っからの記者魂を実感しました。

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「ユートピアを夢見るタイプの鳩山総理のバッシングだけでは日本の政権交代の意味が失われる。民主党政権が格闘している現実に横たわっている秘められた課題を国民に示すのがマスコミの果たす使命の一つ」と、マスコミの現在についても触れられました。

スピーチの後の「がんばれ早野さん」のパーティーには残念ながら参加できませんでした。ますますのご健筆を!

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