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木下尊惇さんのサウンド・エデュケーション「棚田の音に耳をすませてみよう」

7月10日(土)の午後は、フォルクローレの名手・木下尊惇さんのサウンド・エデュケーション「棚田の音に耳をすませてみよう」でした。初めての試みに参加者は興味深々。

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木下さんは、聞きなれない「サウンド・エデュケーション」という言葉の意味や、人間の五感の大切さ、ふだん何気なく聞き流している自然の音や街の音、自分の周囲の音にもっと耳をすませてみようといいます。

木下さんが用意した資料が配られました。

「棚田の広場で聞こえた音、畦を歩きながら聞こえた音を全部書き出そう。一番遠くに聞こえた音は、一番近くに聞こえた音は、一番心地よかった音は、一番印象に残った音はなんでしたか?聞こえた音のイメージを棚田の地図に好きな形や色で書き込んでみましょう」

はじめに、棚田の原の広場で、棚田の自然の音を最初は周囲を見渡しながら、つぎに目を閉じて聞きました。五感を研ぎ澄ませると、さまざまな自然界の音が耳に届いてきました。

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子どもたちは橋に腰を下ろして。

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さらに棚田の畦道を歩きながら、思い思いの場所で耳をすますと・・・。

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田んぼの中を通り、稲の葉先を揺らす風の音さえ聞こえてくるようです。

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最後にテントの下に集まって、この日聞こえた棚田の音を木下さんが順番に紹介しました。

小川のせせらぎ、野鳥の鳴き声、遠く聞こえる街の音、バイクの走る音、虫の声、畦道の草を踏む音、肌に触れる風、雲の動きさえ音を持っているようでした。聞こえないのに五感を通して音として感じることがあるのでしょう。

中には、すべて擬音で音を書きとめた人も。また、棚田の地図に、自分が感じた音を色鉛筆で表現する人も。

耳をすますと心が落ち着き、ふだん聞き逃しているさまざまな存在に音を通して気づかされるようです。サウンド・エデュケーションのねらいは、そこにあるのではないでしょうか。

午前の「田んぼの生き物観察会」、午後の「棚田の音に耳をすませてみよう」の2つの催しは、名古木の棚田の生き物たちを代表とする自然と私たち人間の付き合い方を考えさせてくれるよい機会になりました。

人間も自然の一部なのですから・・・。

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