『東大社式年銚子大神幸祭』間もなく発刊!
今年の4月10日~12日に行われた「第54回東大社式年銚子大神幸祭」の密着ルポと、神幸祭の900年の歴史の真実に迫った本が間もなく発刊されます。
著者は千葉県東庄町生まれ、東大社の氏子で、元共同通信記者・ジャーナリストの野口稔さん。6年にわたる事前取材と、伝説の例祭の完全密着ルポによって、20年に一度の東庄町の里の民と銚子の海の民が紡いだ「総(ふさの)国の原風景」を立体的に描きました。
本のタイトルは『第54回東大社式年銚子大神幸祭―総(ふさの)国の原風景』。
推薦の言葉 第77代東大社宮司 飯田篤永
第1章「神事ルポ」海は遙かなる異界であり他界―神を畏れ、敬う素朴で真摯な祭祀
第2章「芸能ルポ」里の民と海の民が出会う―華やかな時代絵巻に酔いしれる
第3章 東大社は大和朝廷の前進基地―東征伝説の舞台は陸奥国への最短路
第4章 宮三部家のルーツは筑紫国の海神族―親子二代、正統を追求した山口尚さんを偲んで
第5章「三社式年銚子大神幸祭」は歴史の改ざん―「東大社式年銚子大神幸祭」に戻すべきだ
歴史の真実を現代に伝える勇気を与えてくれた「総(ふさの)国」の現代につながる幾多の人びとに感謝します。東庄の里の民のみなさん、銚子の海の民のみなさんによって営々と伝えられてきた伝統の祭りを、しっかりと次の世代に引き継ぐための本に仕上がりました。
著者の野口稔さん、カメラマンの野口玲さん、同じくカメラマンの島村国治さん、本づくりに関わったみなさん、地域の人びとのの思いがあふれています。
A5判縦組み、本文161ページ(カラー63ページを含む。カラー写真141点、モノクロ写真44点)。定価:2000円(本体価格1905円+消費税)、夢工房発行です。
間もなく校正を終え、印刷・製本に入ります。発行日は8月26日です。
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