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侃々諤々「蓑毛の活性化を考える」

「蓑毛地区」の活性化を考える集まりがありました。

平日の夜、仕事を終えて秦野駅近くの会場に集まったのは「秦野の鹿鳴館再建の会」の紫藤会長、福田事務局代表、メンバーの久保寺・小山・露木・清水・田代・山本・片桐の9名。蓑毛の活性化対策委員会からは蓑毛地区自治会連合会会長の猪股さんほか3名、観光協会会長の松下さんと事務局長の勅使河原さん。東海大学観光学部長の松本教授でした。

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松下さんは、秦野の鹿鳴館再建の会副会長、蓑毛活性化対策委員会・鹿鳴館誘致委員会の会長でもあり、秦野市農業協同組合の前組合長でもあります。温和なお人柄からいろいろなお役が回ってくる多忙な方です。

その松下さんとは、秦野市総合計画審議会委員としてかつてご一緒させていただいて以来のお付き合い。NPO法人自然塾丹沢ドン会の活動に注目され、見守っていただいています。

蓑毛地区の活性化のためにさまざまな提案が参加者からありました。

最初に口火を切った松本教授は、大山信仰のかつての入口、御師(おし)家や街道を生かした「御師の道づくり」、豊富な水を生かしたせせらぎの復活、大日堂や十王像の歴史をひもとき、「物語り」に、さらに緑水庵と洋館の再建を立体的にレイアウトして、さまざまな体験のフィールドを構成することを提案されました。

久保寺さんは、単なる小川の復活ではなく、京都の修学院の構成のように、流れとその周辺のしつらえを考え、立体的な地形を生かした安らぎ空間の創造を提案。

田代さんは、大日堂近くの金剛水を復活し、まちづくりにつなげたい。

松下さんは、金目川に沿った緊急時用の道の必要性を訴えました。

それぞれが描く蓑毛の夢や提案について、自由な意見交換が行われました。できるかできないかよりも、こうしたい、こうあって欲しいというプラスの自由発想で、地域の宝物を生かす術を出し合いました。

私は、「国や県・市の予算を待つのではなく、荒れ果てて通れなくなっている道を散策や農作業用に復活するために、地域の人々が率先して「道普請」をしたらどうか。そのことで荒廃農地を復活させる環境が整い、地域の人が核になりながら、都市の体験ボランティアを呼び込んで、米づくりにつなげ、地域経済を生み出せるのではないか」と話しました。

猪股さんは、「蓑毛の活性化のためには、洋館再建の会や東海大学など外からのアイディアや支援が不可欠。蓑毛の地域だけではできることは限られています。これからもさまざまな場面で協力体制を組ませていただきたい」と話されました。

蓑毛のメンバーからは「活性化ができるかどうかというよりも、必ず活性化させるんだ」という強い決意が語られました。

帰り際に松下さんから声を掛けられました。

「ドン会に、蓑毛に移って田んぼをやってもらえないかねえ」

冗談とも思えない話でしたが、「まずは、地域に核になる人がいて、一緒にやるのであれば、ボランティアの人々を呼び寄せることはできますよ」と答えました。

まちづくりは地域の人々の熱い想いがなければ始まりません。夢を描き、課題を一つ一つ乗り越え、担い手を育てるという長い道のりが、ほんのりと見えてきた夜でした。

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