「行きつ戻らず・・・」みきフレンドの小森谷健兒さん
夕方のバス停で、NPO法人みきフレンド理事長の小森谷健兒さんにお会いしました。みきフレンドで2月に1回開催されている「共に生きるグループホーム」の研究会には、仕事と重なりしばらく参加できませんでした。
「ご無沙汰しています・・・」
「お元気ですか・・・」
お互いに声を掛け合いました。
小森谷さんは、秦野駅前のなでしこ会館で開かれる「秦野市民活動団体連絡協議会」の役員会に参加するために、近くの仕事場からバス停に。私は横浜駅西口の県民活動サポートセンターで開催のNPO法人神奈川県自然保護協会の理事会に出席します。
バス待ちとバスに乗っている15分ほどのわずかな時間でしたが話すことができました。小森谷さんは、みきフレンドで行っている「助け合いの地域づくり」である介護事業と、障がい者と年配者が共に生きるグループホームの実現に向けての課題などを話してくれました。39歳の若者の前向きな生き方や考え方は、なかなか刺激的です。
「小森谷さんがやっていることは、まさに、『行きつ戻らず・・・』の精神だね。いろんなことが起きてもぶれないで、大きな目標に向かって一つ一つ今できることを積み重ねていけばいいんだよね」
「『行きつ戻らず』ですか・・・。それっていいですね。今度使わせてもらいます」
私たち庶民からは遠いと思われていた政治の世界も、昨年の政権交代から少し身近に感じられてきました。民主主義は時間がかかります。新政権は、新しい政治の仕組みづくりと政策実現の試行の真っただ中。でも、チェンジの歯車を逆に回してはせっかくの政権交代の意味がありません。政治の世界でも「行きつ戻らず」が肝要なのでしょう。
小森谷さんのような若者たちが、地域にしっかりと根を張って仕事をすることができる社会であって欲しいと願った、バスの中のひとときでした。
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