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銚子・大新旅館で「東大社大神幸祭」出版記念講演会

10月16日(土)午後、銚子の大新旅館で『第54回東大社式年銚子大神幸祭』(2010年8月、夢工房発行)の出版記念の会が開かれました。講演会のタイトルは「里の民と海の民が共に紡ぐ900年の伝説」、講師は本の著者である野口稔さんです。

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講演会を企画・設営していただいたのは「銚子雑学塾」の山崎事務局長ほかのみなさん。

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老舗旅館の2階大広間が会場で、受付では本の販売も行われました。

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銚子雑学塾の塾長の開会あいさつ、東大社飯田宮司のあいさつの後、野口さんの講演です。

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東庄町出身のジャーナリスト・野口さんは、東大社の氏子でもあります。上記の本をテキストに「東大社大神幸祭」の歴史とヤマトタケル東征伝説に彩られた総の国の国興し物語りを興味深く話されました。

野口さんは、6年の歳月をかけて全国のヤマトタケル伝説の伝承地を歩き、東大社に現存する古文書を渉猟し、関連の書物を紐解き、地域の郷土史家を訪れ、「東大社大神幸祭」の歴史とその背景の取材を続けました。

歴史の時間軸、総の国の地形の検証、今年4月の3日間わたる例祭の密着取材を敢行、まさに立体的な構成で伝説の例祭の全体像を描きました。

里の民と海の民が共に手を取り合って行う900年に及ぶ特異な例祭。東大社の「オオジンサマ」を中心に据えた「東大社大神幸祭」が、歴史を違えず20年、40年、100年後に伝わって欲しいという一念で野口さんはこの本を書きました。

第53回、54回の「大神幸祭」の名称が一部の人びとの作為により歪められてきたことを取材の過程で知った野口さん。歴史の改ざんは許されないというジャーナリスト魂が野口さんを衝き動かしました。

芸能の部では、千葉県の無形民俗文化財である、倉橋地区の「弥勒三番叟」が演じられました。その演者の立烏帽子にこれまで印されていた東大社を象徴する「東」の紋が、20年前の第53回の例祭の時に消えました。しかし、倉橋地区の人びとは今年開催された第54回の例祭に立烏帽子の「東」の紋を復活させました。

「歴史を重んじる倉橋地区の氏子のみなさんのの想いに勇気づけられた」と野口さんは話しました。

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講演会の後には場所を移して講師の野口さんを囲んだ懇親会が開催され、銚子のみなさんとの交流ができました。

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東庄町からは野口さんの縁者の方々も見えました。

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人から人へこの本のメッセージが伝わり、20年後の「東大社式年銚子大神幸祭」が正しい歴史認識のもとで開催されることを願わずにはいられませんでした。

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銚子駅の近くの「銚子セレクト市場」でも『第54回東大社式年銚子大神幸祭~総(ふさの)国の原風景~』(定価2000円)を扱っていただいていて、好評です。

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翌日の朝が早い私は、夕方の銚子駅から総武本線の普通電車に乗り込み、ゆるりと東京経由、秦野に向かいました。

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