蓑毛の「道普請・草払い」に行きました
「蓑毛の新しい道づくり」を合言葉に、いま秦野市東地区蓑毛の人たちが元気です。かつて子どもたちが水遊びをした金目川沿いの広場は草茫々。「道普請」ならぬ「草払い」を地区の人たちに呼びかけたのは、蓑毛地区活性化委員会の松下会長と蓑毛地区連合自治会長の猪股さん。
11月13日(土)午前、集合場所の蓑毛運動公園に車を止め、そこから歩き、この日の会場である金目川沿いの広場に行きました。
呼びかけに応えた地区の人びとが軽トラックや徒歩で三々五々広場に集まってきました。草払い機、カマ、ナタなどをそれぞれが持参しています。
草に覆われて金目川は見えません。松下会長のあいさつです。
「草を払い、見通しをよくしてこの広場をかつてのように、子どもや地区の人びとが集まる場所にしましょう。きれいにして手始めに、この広場でイモ煮会をやりましょう!」
一斉に作業に取り掛かりました。活性化委員会副会長の村田さん、会長の松下さん、事務局長でもある猪股さん、草払い機の手さばきは堂に入ったもの。
草を刈る人、刈った草や枝を集める人、参加者がそれぞれの動きをしてみごとです。地域共同体の「道普請」の原点を見る思いでした。
1時間ほどの作業で小休止、お茶の差し入れがありました。
猪股さんのお話は、「明日予定している「蓑毛の芋煮会」は、会場を「緑水庵」に移して行います。何しろここは半日村。明日は曇りで寒くなります。季節のよいときにこの場所で計画したいと思います」
小休止の後さらに作業をやりました。
隠れて見えなかった金目川のせせらぎが姿を見せました。
こんなに広かったのです。参加者が口々に言いました。
「子どものころ、ここで川の水を引いてプールをつくり、泳いだものだ」
「道普請」に参加したした方々に笑顔が広がりました。地域のことをこよなく愛する人びとがかつてのように「世のため人のため」に動き始めました。
「蓑毛の新しい道づくり」が楽しみです。
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