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2011年1月

寒空の秦野盆地の燃えるような落日とブロガー5割

寒い日がつづきます。ある日の夕方、東京へ出かけようとバス停に向かって歩き始めました。住宅街のグリーンベルトのある道に出ると西の空が真っ赤に燃えていました。

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茜色の富士の姿がくっきりと浮かび上がる、炎のような落日にこころが躍りました。

この夜は新橋駅近くの居酒屋で遅きに失した(?)新年会。かつての若き同僚たちと出版や電子出版、IT、環境問題などをめぐるさまざまな情報を交換しながら、美味しい日本酒と熱々の鍋を囲んだ極上のひととき。

閉塞感ただよう日本社会の陰影は否応なしにこの日集ったメンバーにも忍び足で近づいているようです。しかし、それぞれの持ち場で個性を発揮しているようすに一安心。

ところで、この日集まった6人のメンバー中、3名が自分のブログで情報発信をしています。IT社会の変容を実感した夜でもありました。

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里山下草刈りと自然塾修了式

1月22日(土)は、羽根の里山ふれあいセンターに集合してNPO法人自然塾丹沢ドン会の植林地の下草刈り。冬晴れの朝は車を運転する手がかじかむほどでした。

カマや草払い機はドン会の小金井さんが車で現地に搬入。自然塾の塾生たちは、バスで2回に分かれて羽根に到着しました。

この日の現場で、自然塾総括担当の私が、里山主任の宮代さんの代役で里山管理の意味や作業の手順を説明。作業にかかる前の元気なうちに記念写真を撮りました。

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少し遅れて参加する塾生もいて、総勢40名超のメンバー、人海戦術で下草刈りを始めました。

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子どもたちも下草刈りを楽しんでいました。

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草むらで繭を発見。

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休憩時間にはミカンの差し入れがあり、水分補給。一休みして作業再開です。

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田部井さん、小金井さん、染谷さんと私は、ドン会の管理地の別のエリアを草払い機で作業しました。

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見通しがよくなりました。

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カマの草払いは、おおぜいの人手でドンドン作業がはかどります。

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クヌギ、コナラの木のまわりはすっかりきれいになりました。

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作業を終えて理事長の小川さんの里山の現状、スギ・ヒノキの林とクヌギ・コナラ林の説明に耳を傾ける自然塾生。この日の作業の意味を確かめました。

その後、参加者は車に分乗して名古木の棚田へ移動。

お昼には、ドン会特製の豚汁、お粥、焼きモチ、参加者が持参のキンピラ、煮物など多数の料理が回ってきました。

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昼食を終えて、自然塾の修了式です。

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自然塾塾生一人ひとりから感想や今後の抱負を語ってもらいました。

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「参加してよかった」「子どもたちが生き生きと走り回った」「さまざまな世代が集まるドン会は他のグループと違っていた」「田んぼで子どもが泳いだ」「年齢の違う子どもたちが教え合っていた」「いい仲間づくりができました」「ドン会のメンバーの優しさに感激しました」「米づくりやそばづくりを初体験、食の大切さを学びました」・・・

そして、「この1年、丹沢の自然に育てられました」といういつも3人の子ども連れてくるお母さんが話す言葉に、大きな拍手が湧きました。

異口同音に「まだまだ未熟で自然塾を修了することはできない。次の自然塾にも参加したい」「ドン会のメンバーに加わりたい」という声が上がり、自然塾の意味とドン会の広がりを実感しました。

塾生にはドン会手づくりのダイコン、ハクサイ、ダイコン漬け物のお土産が配られました。

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最後に小川理事長の「また名古木の棚田でお会いしましょう!」の締めの言葉で「2010年丹沢自然塾」は修了となりました。

1年間11回の自然塾の全カリキュラムを無事に終えることができました。みんなでそれぞれの役割を分担して、持ち味を引し、ドン会メンバーの総合力の大きさを改めて知ることができました。

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それもこれも名古木という舞台を提供していただいている地域のみなさんの支援があってのことです。ありがとうございます。

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名古木の棚田に紅梅の蕾みふくらむ

1月16日は久しぶりに名古木の棚田へ出かけ、1月22日に開催するNPO法人自然塾丹沢ドン会の「丹沢自然塾・里山管理教室」の事前準備を行いました。

草払い機に混合油を入れていると、軽トラックがやってきました。関野さんご夫妻です。昨日は関野さん宅で丹沢ドン会の運営委員会を開き、2011年のドン会にお活動の基本的な方向を話し合ったばかり。

「昨日はお世話様になりました」

「寒いですね、片桐さん、1人で無理をしないでください」

「ええ、できるところまでやってきます」

車に草払い機を積んで、羽根の里山ふれあいセンター近くのドン会の里山へ向かいました。

ドン会の管理地は、一昨年、昨年と上智大学ソフィア祭実行委員会のメンバー、秦野市民、丹沢自然塾の塾生たちで、クヌギ、コナラ、ヤマザクラなどの苗木を300本近く植樹しました。

植樹した場所は雑草が生い茂り、苗木がどれか分からないほどの状態です。22日の里山管理教室では、苗木の周囲の雑草や潅木を刈り取り、陽が射すようにします。

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眼下に秦野盆地の市街を望む羽根のドン会管理地です。

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この日は、植樹した苗木に白いビニールテープを巻き、草を刈る時の目印にします。

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草払い機で作業に没頭していて昼のチャイムが鳴ったのも分かりませんでした。でも1人の作業では思うようにはかどりません。自然塾の塾生やドン会のメンバーの力でやりましょう。

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一息ついて遠くを眺めると、相模湾が輝いていました。

名古木に帰って、草払い機を下ろしていると、山の上から軽トラックが下りてきました。またまた、関野さんご夫妻です。

「片桐さん、これお持ちになります?」

関野さんのお連れ合いさんから一抱えもミカンより大きい柑橘をいただきました。

「汁を絞って、ハチミツを入れるとジュース。スライスして煮込めば美味しいマーマレード」

と調理方法も教えてもらいました。

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棚田の原の紅梅も、枝一面に蕾がふくらみ、2つ3つ咲き始めました。あたたかい陽だまりの中で、しばらく、のほほんとしたひとときを過ごしました。

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☆くんはカメラマン!?

3歳になった孫の☆くんは、自分の気持ちを少しずつ伝えられるようになりました。

「さんぽにいきたい」「このまえここにきたね」「またあえたね」「おなかすいた」「ミカンおいしい」「ありがとう」・・・

車でいつもと違う道を通ると、

「なんでこっちへいくの?」

近くのショッピングセンターの駐車場で、私と2人で家族の買い物を待っている時は、

「くるまのうんてんする!」

と言って、私のひざの上にのり、

「みぎへいきまあ~す! こんどはひだりへいきま~す! まっすぐで~す!」

とハンドルを回すマネをします。

「なんでうごかないの?」

「それはね、エンジンを切ってあるから」

2人の間で会話が成り立ちます。

そんな☆君は、私がカメラを向けると、

「もういい! 」

と言って、私の手からデジタル・カメラを取り上げます。☆くんは自分で写真を撮りたいのです。

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☆くんの作品です。

ローアングルの小津監督のカメラワーク? ではありませんが、将来はカメラマン?

子どもの可能性は果てしない、と思えてきます。

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句集「花を流るる刻」本づくり、新年の宴

新年も10日を過ぎ、ようやくエンジンがかかってきました。

11日は小田原駅近くの喫茶「パエリヤ」で「夜の会記録集」初校ゲラの受領。7名の編集委員がそれぞれ読んで手を入れた赤字を一つの校正紙にまとめました。

12日は浦和の「さきたま出版会」で「首都圏出版人懇談会」設立20周年記念事業の企画会議。6月18日(土)に総会、記念フォーラム、レセプションを開くことを決め、具体的な企画・準備を始めることになりました。

13日は横浜のSさん宅で句集「花を流るる刻」の組見本を持参して本づくりの打ち合わせ。

Sさんは、人生の節目に1冊の句集を編みたいと昨年末から準備を進めてこられました。Sさんは自作の句の中から100句を選び、娘さんのKさんがパソコンで文字入力のお手伝い。

そのデータを新年早々に受け取った私は、ページごとのレイアウトを作成しました。この日は組見本を見てもらいながら、本づくりのスケジュールや装丁、費用などを話し合いました。

句集のタイトルは「花を流るる刻」。句の中からおとりになりました。Sさんの4月の誕生日までに句集をお届けできるように編集作業を進めることになりました。

打ち合わせもひと段落したころに、Kさんの夫君Tさんがお帰りになり、夕食を一緒にいただくことになりました。Kさん手づくりの料理が器に盛られ、コタツの上にところ狭しと並べられました。自然食材を使った色彩豊かな料理は食欲をそそります。

Tさんは乾杯用に、エビスビールと黒エビスビールを同時に陶製のカップに注ぎ、ブレンドのオリジナルビールを用意してくれました。

何はともあれ、明けましておめでとうございます! の乾杯です。

Sさん、Kさん、Tさんとのお付き合いは20年近くなりました。この間にさまざまな場面でご一緒させていただき、今回の句集は7冊目の本づくりとなります。

まろやかなオリジナルビールで喉をうるおしてからは、Tさん推奨の「浦霞」の1升ビンがコタツのそばに持ち込まれました。

美味しい手作り料理と日本酒、加えて楽しい語らいは、時間の観念を忘れさせました。無上の新年の宴をありがとうございました。

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町立湯河原美術館「永井等展」のリーフレット作り

昨年12月21日、新横浜駅近くの「スペース・オルタ」で開催された梶谷泉さんの「丹沢今昔橅語り」でお会いした画家の永井等さんが夢工房にお出でになりました。

永井さんは、町立湯河原美術館で本年3月31日~4月26日に開催される「永井等展」の準備に追われています。そのリーフレット作りの打ち合わせに立ち寄られました。

リーフレットには永井さんの作品を次のように紹介しています。

「透明感のあるアースカラーで描かれた永井氏の作品には音がある。草木のざわめき、流水のせせらぎ。それは、見るものに生命(いのち)の詩を感じさせる。質感ある独特の絵肌は、アクリル絵の具に砂や石の粉などの自然素材を混ぜ合わせ、試行錯誤のうえに創り出されたものだ。今回の展示では、1993年から2011年制作の最新作まで、変遷を追った15点ほどの作品を公開する」

夢工房の事務所には、永井等さんの大きな絵が2枚飾ってあります。それも出品の予定です。

1968年生まれの永井さんのふるさとは茨城県ひたちなか市。ご夫婦で帰省の途中に夢工房に立ち寄られました。名産の「干しイモ」のお土産付きで・・・。

永井さんは東海大学芸術学科を卒業の後、画業ひと筋にここまで歩まれました。陰ながら応援させていただいた者として「永井等展」の開催は嬉しさがこみあげます。

詩情あふれる永井ワールドをお楽しみに!

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秦野盆地に雪が降る

「雪だよ~!」

連れ合いの声で目が覚めました。

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秦野盆地に今季初めての積雪です。

雪が降るとなぜかワクワクするのは、雪国育ちのなせるワザ?でしょうか。

朝食のあと、長靴を履いて外に出ました。

道路に出て遊ぶ近所の子どもたちの声が響き、隣家の車が、バリバリと凍った道路を通ります。今日は成人の日でした。

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綿帽子をかぶった葉っぱや屋根、家並みの向こうに白い富士がそびえています。

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丹沢の山並みも大山も朝陽に輝いています。

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我が家の庭の雪景色。

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梅の蕾としずく。

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太陽がのぼり、バラの葉っぱのカキ氷のような雪が融け始め、水仙の葉っぱは暖かそうな色彩になりました。

新成人の門出の日、穏やかな1日になるといいですね。

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東田原ふれあい農園から茜色の富士

平塚税務署に書類を届けに行きました。思いのほかスムーズに手続きは済み、借りている畑に野菜の収穫に。新しい年を迎えて初めての東田原ふれあい農園です。

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ダイコン、ハクサイ、カブなどを収穫しました。15年余りお借りして耕しているこの畑、取れる野菜たちは、みずみずしく、甘く、自然の恵みを実感します。

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目を転じると西の空は茜色。燃え立つ富士が丹沢の山並みの向こうにそびえています。凍えるような丹沢山ろくの冬の日の夕暮です。

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自分史づくり、著者と編集者の共働作業はじまる

「自分史」を創りたいというご婦人が夢工房を来訪されました。

ご婦人は、娘さんに伴われてお出でになりました。夢工房の事務所は、外階段を登った2階にあります。

「リハビリになるから上ってみるよ!?」

退院間もないご婦人。気丈にも、娘さんに支えられて、手すりにつかまりながら2階の事務所まで階段を上がっていただきました。

昭和3年、山口県生まれのご婦人は、昭和19年に女学校を卒業後、大陸への派遣軍総司令部主計課軍属として勤務されました。復員後、広島高等師範学校に入学・卒業、下関市内の中学校に奉職されたのです。

その後、縁あって神奈川県に移住、小田原・湯河原の中学校で精魂込めて子どもたちと関わる教師を勤めましたが、病を得て、定年1年前の昭和59年に退職。その後も幾たびか病気に見舞われましたが、臨死体験の後に奇跡的に命をつながれました。

いま自らの一生を1冊の本にして記録に残し、子や孫たちに伝えたいというのです。

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数年前からご婦人は、カセットテープに自分の体験や想いを録音してこられました。そのテープ10本をお持ちになりました。録音を反訳し、リライトし、編集し、1年かけて1冊の本に仕上げる、著者と編集者の共働作業を始めることになりました。

1冊の本を創りあげる生みの苦しみと創造の喜び、楽しみ、編集の醍醐味を著者と共に存分に味わいたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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「夜の会フォーラム」例会100回へ

「夜の会フォーラム」という不思議な名前のグループがあります。2か月に1回、ほぼ夜に開催される例会は、小田原と箱根を交互に会場として設定し、スピーカの話を聞き、質疑応答、その後に懇親会で激論(?)をたたかわす、というのが常です。

この会は8人の世話人が、その時々のスピーカーやテーマを選び、「カツオを食う会」「暑気払いの会」などの楽しみの企画を立て、運営しています。私は世話人の一人として加わっています。

会の設立は、1993年10月。会則もなく、来るもの拒まず、去るもの追わずの、出入り自由な小田原・箱根地域の歴史・文化サークルです。さまざまな職業についている人の専門的な知識や伝統工芸の特技を有する人たちなど、その道の第一人者が交互にスピーカーとなって講話し、相互に学び合うのです。

昨年の12月には、「箱根細工の技あれこれ」(高橋秀人)を小田原駅近くの「小田原市民学習室」で開催、その後、会場をベルジュの「銀座ライオン」に移して忘年会を開催しました。この例会で「夜の会フォーラム」は99回を重ねました。

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この日の忘年会参加者は40名ほど。恒例のひとり1分トークは、マイク代わりのお銚子を片手に。軽妙・洒脱な自己紹介と、現在の暮らしや社会に対する辛口のコメントも。

箱根細工の職人、県・市の職員やOB、作家、郷土史研究家、大学教授や教員などの教育関係者、書店人、編集者、僧侶、不動産鑑定士などなど、多様な職業を経た人びとの話は聞き応えがありました。

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この日は、平塚からNPO法人耐震補強協議会理事長でもある木谷正道さんがギターをかかえて参加してくれました。

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最後に全員で「ふるさと」を歌って年忘れの会はお開きになりました。

「夜の会」例会100回に向けて、18年にわたる「夜の会」の活動記録を夢工房の「小田原ライブラリー」のシリーズに加えることになり、現在編集中です。初校ゲラを昨年末に出しました。

地域の歴史・産業・文化・自然・暮らしの息吹を知るよすがとなることを願っています。

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初春の庭先に

各地で雪の舞う正月ですが、丹沢山ろくは元日、2日と穏やかな日和が続いています。

柿の木の枝先に止まったヒヨドリがキーキーとけたたましい鳴き声を響かせています。

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梅の木の枝にはほっこりと蕾がついています。

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椿の蕾もほんのりと桜色に。

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水仙の花びらが少しほころび始めました。

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マンリョウの赤い実。

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ガクアジサイの冬姿。

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ヤツデの花。

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フヨウの種の冬姿。

庭先の花の春を待つ姿です。

一つひとつの命が輝く1年でありますよう!

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2011年元旦の朝陽

2011年の元旦、弘法山の南側に朝陽が上りました。

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清々とした1年の幕開けです。

新たな気持ちで仕事やNPO活動に取り組みます。

想像力と創造力を豊かに、身近な人びととのコミュニケーションを大切に、日々の暮らしを少しスローにしたいものです。

どうぞお付き合いくださいますよう、お願いいたします!

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