句集「花を流るる刻」本づくり、新年の宴
新年も10日を過ぎ、ようやくエンジンがかかってきました。
11日は小田原駅近くの喫茶「パエリヤ」で「夜の会記録集」初校ゲラの受領。7名の編集委員がそれぞれ読んで手を入れた赤字を一つの校正紙にまとめました。
12日は浦和の「さきたま出版会」で「首都圏出版人懇談会」設立20周年記念事業の企画会議。6月18日(土)に総会、記念フォーラム、レセプションを開くことを決め、具体的な企画・準備を始めることになりました。
13日は横浜のSさん宅で句集「花を流るる刻」の組見本を持参して本づくりの打ち合わせ。
Sさんは、人生の節目に1冊の句集を編みたいと昨年末から準備を進めてこられました。Sさんは自作の句の中から100句を選び、娘さんのKさんがパソコンで文字入力のお手伝い。
そのデータを新年早々に受け取った私は、ページごとのレイアウトを作成しました。この日は組見本を見てもらいながら、本づくりのスケジュールや装丁、費用などを話し合いました。
句集のタイトルは「花を流るる刻」。句の中からおとりになりました。Sさんの4月の誕生日までに句集をお届けできるように編集作業を進めることになりました。
打ち合わせもひと段落したころに、Kさんの夫君Tさんがお帰りになり、夕食を一緒にいただくことになりました。Kさん手づくりの料理が器に盛られ、コタツの上にところ狭しと並べられました。自然食材を使った色彩豊かな料理は食欲をそそります。
Tさんは乾杯用に、エビスビールと黒エビスビールを同時に陶製のカップに注ぎ、ブレンドのオリジナルビールを用意してくれました。
何はともあれ、明けましておめでとうございます! の乾杯です。
Sさん、Kさん、Tさんとのお付き合いは20年近くなりました。この間にさまざまな場面でご一緒させていただき、今回の句集は7冊目の本づくりとなります。
まろやかなオリジナルビールで喉をうるおしてからは、Tさん推奨の「浦霞」の1升ビンがコタツのそばに持ち込まれました。
美味しい手作り料理と日本酒、加えて楽しい語らいは、時間の観念を忘れさせました。無上の新年の宴をありがとうございました。
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