名古木の棚田に紅梅の蕾みふくらむ
1月16日は久しぶりに名古木の棚田へ出かけ、1月22日に開催するNPO法人自然塾丹沢ドン会の「丹沢自然塾・里山管理教室」の事前準備を行いました。
草払い機に混合油を入れていると、軽トラックがやってきました。関野さんご夫妻です。昨日は関野さん宅で丹沢ドン会の運営委員会を開き、2011年のドン会にお活動の基本的な方向を話し合ったばかり。
「昨日はお世話様になりました」
「寒いですね、片桐さん、1人で無理をしないでください」
「ええ、できるところまでやってきます」
車に草払い機を積んで、羽根の里山ふれあいセンター近くのドン会の里山へ向かいました。
ドン会の管理地は、一昨年、昨年と上智大学ソフィア祭実行委員会のメンバー、秦野市民、丹沢自然塾の塾生たちで、クヌギ、コナラ、ヤマザクラなどの苗木を300本近く植樹しました。
植樹した場所は雑草が生い茂り、苗木がどれか分からないほどの状態です。22日の里山管理教室では、苗木の周囲の雑草や潅木を刈り取り、陽が射すようにします。
眼下に秦野盆地の市街を望む羽根のドン会管理地です。
この日は、植樹した苗木に白いビニールテープを巻き、草を刈る時の目印にします。
草払い機で作業に没頭していて昼のチャイムが鳴ったのも分かりませんでした。でも1人の作業では思うようにはかどりません。自然塾の塾生やドン会のメンバーの力でやりましょう。
一息ついて遠くを眺めると、相模湾が輝いていました。
名古木に帰って、草払い機を下ろしていると、山の上から軽トラックが下りてきました。またまた、関野さんご夫妻です。
「片桐さん、これお持ちになります?」
関野さんのお連れ合いさんから一抱えもミカンより大きい柑橘をいただきました。
「汁を絞って、ハチミツを入れるとジュース。スライスして煮込めば美味しいマーマレード」
と調理方法も教えてもらいました。
棚田の原の紅梅も、枝一面に蕾がふくらみ、2つ3つ咲き始めました。あたたかい陽だまりの中で、しばらく、のほほんとしたひとときを過ごしました。
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