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アルファの露木さん、新茶のご挨拶

夢工房の出版活動を20年以上、支えつづけていただいている小田原の㈱アルファ専務の露木さんが、営業部長の大島さんとご一緒に夢工房においでになりました。恒例の新茶持参のご挨拶です。

ところが、福島第一原発事故の影響による放射性セシウムが足柄茶の茶葉から検出されたという神奈川県の発表が前日にあり、県内の足柄茶の回収作業がすでに始まっていましたから、その翌日の来訪予定ということで、少し要らぬ心配をしていました。

露木さんは、開口一番、「今年は福岡の八女茶をご賞味いただければと思いまして・・・」。

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どちらともなく、東日本の巨大地震、大津波、原発事故のことから話が始まりました。

全村計画退避の指示が出ている飯舘村への応援を、「地元のお酒を買うことでやっている・・・」という話をすると、露木さんと大島さんは、異口同音に「先ほども飯舘村の話がでました」と顔を見合わされました。

夢工房にお出でになる前に、湯河原在住の俳人・黛執さんの所へ行かれたそうで、その娘さんの俳人・黛まどかさんも飯舘村との関わりがあり、支援の活動をされているというのです。

黛まどかさんと言えば、1994年に「B面の夏」50句で第40回角川俳句賞奨励賞を受賞、同年、女性だけの俳句結社「東京ヘップバーン」を立ち上げられた方です。テレビなどでもご活躍の姿を拝見しています。

被災地のみなさんは、村ごと故郷を失うという過酷な状況の中で、懸命にいまも避難所生活をされています。情報が不足している中で、手書きの壁新聞におおぜいの人が癒されたと言います。

仲間、故郷、家族、コミュニティー、一人ひとりの命と暮らし・・・を考えると、言葉や、紙の媒体が果たす役割はこれからも不変だと、大いに勇気づけられました。

私たちが暮らす神奈川県も、相模湾の地震が、いつ襲ってきても不思議ではない周期に来ていると言います。耐震補強や家具の転倒防止、いざというときの家族の避難場所の確認など、事前の心がけはもちろん大切です。

しかし、そのような個人の備えと同時に、日々の地域のネットワークや、仕事や趣味の複層的なつながりが、いざというときの力になるような気がしてなりません。要は、「人と人との不断のコミュニケーションが大切ですね・・・」と3人は合点したのでした。

さっそく到来物の福岡の八女茶を賞味させていただこうと思います。

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