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首都圏出版人懇談会20周年記念フォーラム大盛会

梅雨の中休みの6月25日(土)午後、明治大学紫紺館で開催された首都圏出版人懇談会20周年記念フォーラムは大盛況でした。私はフォーラムの進行役をつとめました。

ノンフィクション作家の佐野眞一さんの記念講演「震災・地域―出版のいまと未来」は、3.11の後に、東日本の被災地に入った生々しい報告とともに、地方出版の未来について示唆に富むお話がありました。

9.11の4日後に日本人としていち早くニューヨークの現地に入った佐野さんは、阪神・淡路の震災の取材も体験されています。

しかし、3.11の東日本の大地震と大津波、それに引きつづく福島第一原子力発電所の事故は、これまでの日本人の暮らしや思考を根底から揺るがす出来事だったと言います。

3.11の後の政府やマスコミの対応についての鋭い指摘は、佐野さんの持続する批判精神に裏打ちされた独自の視点を持っていました。

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会場を埋めた140人を越える参加者は、佐野さんの講演に熱心に耳を傾け、メモを取っていました。予定の1時間をオーバーした佐野さんの講演は、まだまだ話し足りない、聞き足りないほどの内容でした。

引きつづき行われたシンポジウム「地方出版に未来はあるか?」は、地方・小出版流通センターの川上賢一さんがコーディネーター。さきたま出版会の星野和央さん、歴史春秋社の阿部隆一さん、それに佐野眞一さんも加わって地方出版の現状とこれからについて話し合われました。

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会場からも多数質問や意見が寄せられました。

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元共同通信記者の野口稔さん、岡山・吉備人出版の山川隆之さん、宮崎・鉱脈社の川口さん他です。

川口さんは、3.11の東日本大震災の後、鉱脈社が、被災地に送る支援物資の事務局・集積場所になったと言います。若い社員がその仕分けや発送作業に懸命に取り組んでいるようすを話していただきました。

「今回の大震災と、それに対するボランティア活動が、地方出版のこれからにどう結びつくのかは分かりません。しかし、汗を流しながら取り組んでいる若者に期待したいと思いますし、若者たちを私は信じています」

講演・シンポジウムをやってよかったと思った一瞬でした。

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