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鎮魂の夏、「学生たちの太平洋戦争」の記事が朝日新聞・東京版に

8月13日の「朝日新聞」朝刊・東京版に、『学生たちの太平洋戦争―国に捧げた青春の記録―』の記事が掲載されました。9月上旬発行予定(夢工房)、B6判246ページ、定価1470円。

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新聞の記事のタイトルは「特攻前、日記に秘めた心」。本を編集した熊谷眞さん(88歳)は、旧制山形高校で同期だった大塚章さん、特攻兵の日記を10年前に遺族から託されました。戦争を知らない世代に見てもらいたいと、この6月、「わだつみのこえ記念館」に寄贈しました。

大塚さんは、「戦局の機は相次ぐ特攻にあり。我これに加わり得るは武人のほまれと心中喜ぶ」と日記に記しつつも、「今は云うことなし」「・・・母、母、畏し、云う言葉を知らず」と無念の心の内を書き遺しました。

熊谷さんは特攻に散った学友の心を想像し、取材した松本千聖記者に語りました。

「本当は生きたくても、当時はそう言えなかった。感情を押し殺していながらも、日記には本音を書いていたのでしょう」

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朝日新聞をお読みになった読者からさっそく予約のメールが入りました。そのお一人、秦野出身の東京大学名誉教授・熊澤さんは、ご自身のお兄さんを特攻で亡くされているといいます。

この本には、13名の男女の戦争体験の手記を掲載しました。同じ時代を生き抜き、生き残った者の最後のつとめとして語り継ぐことを自らに課しました。

腰帯に記したメッセージです。

「太平洋戦争末期、厳しい戦局に対応するために、兵役・軍需工場などに駆り出され国に捧げた青春。男女13名がつづる学徒出陣・学徒動員のあの日。若者たちが体験した戦争の真実・原爆投下の広島の悲惨を、つぎの世代に、いま伝えずにはいられない!」

「戦後六十六年。生き残った若者たちの慟哭の記録」です。

鎮魂の夏、合掌。

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