NPO法人雨岳文庫を活用する会の山口匡一さん
伊勢原市の大山のふもと・上粕屋にある雨岳文庫。NPO法人雨岳文庫を活用する会の2012年度の理事会・総会に出席しました。
昨年暮れに開催したNPO法人自然塾丹沢ドン会の手打ちそばの会以来の、久しぶりの雨岳文庫(山口家)でした。
屋敷の周囲の梅林では鈴なりの梅が実っていました。
雨降り山の異名を持つ大山、そのふもとの「雨岳文庫」(山口家住宅)は、国の登録有形文化財に指定されています。
ご当主であり、NPO法人雨岳文庫を活用する会の理事長でもある山口匡一さんとは、十数年来のお付き合いです。
総会後の懇談の中で山口さんは参加者に独特の語り口で話されました。
「大風呂敷を広げるようですが・・・。二の鳥居をテーマに祭りを開きたいんです。まちづくりの素材として大山信仰・雨岳文庫や自由民権資料・建物そのものを生かしたい」
年齢を感じさせない山口さんの活力の元は、まちづくりへのロマンにあるのでしょう。
「帰るときは大風呂敷をたたんで・・・」山口さんはユーモアを交えて話されます。
夢はみなければ実現しません。大風呂敷は広げなければ物を包めません。
山口さんの大風呂敷は、人や地域の宝物をゆるやかに包み込んで、喜々として人びとが集う空間を創り出すことでしょう。
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コメント
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
投稿: 履歴書 | 2012年6月 4日 (月) 10時27分