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加藤三朗さんの詩集「その夜の夢のロシナンテ」発刊

詩人の加藤三朗さんとのお付き合いは20年以上になります。2か月に1回開催される「夜の会フォーラム」の同じ世話人として、小田原や箱根でお会いしています。

その加藤さんの第3詩集「その夜の夢のロシナンテ」を夢工房から発行させていただきました(B6判、横長、123ページ、定価:本体1000円+税)。

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加藤さんは、個人詩誌「同時代」を1974年に創刊して以来、1枚のはがきに託して、毎号3編の3行詩を創作し発表しつづけています。

インターネット時代の今とはまるで別世界の40年近く前に、読者の顔の見えるコミュニケーションツールを編み出し、2013年1月28日号で200号に達しました。

その持続するこころざしと創作のエネルギーは、どこから湧いてくるのだろうかと、改めて加藤さんの3行詩の世界を逍遥しています。この詩集には、217編の詩と「地球幻想」と題した3行6連の詩が編まれています。

詩集のタイトルともなった詩です。

   初山河

 地球がくるりと自転して

 新しい朝、新しい一年が始まった

 その夜の夢のロシナンテ

人と地球、文化・文明へのしなやかな感性と持続する意思が「詩集」には横溢しています。

1994年1月に夢工房から発行させていただいた「百合と文明」のあとがきに、著者の加藤三朗さんは次のような文章を記しています。

「郷土の思想家、田中正造は野垂れ死をした時、遺された頭陀袋の中に聖書と小石をいれれていたと言う。聖書は西洋文明のシンボルであり、小石は自然のシンボルであろう。著者もこれからは、小石と共に、小石の視点から文明を考えてゆきたい」

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地球や自然、人や文明の未来をやわらかな詩人の感性は表現しつづけることでしょう。

3行詩が描く天と地の間の意味を垣間見たいものです。

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