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湯山厚さんの「籠居集 補遺」出版記念会

小田原・箱根で、2か月に1回開催される夜の会フォーラムや、年に1度の「透谷祭」で、たびたびお会いしている湯山厚さんが、歌詩抄「籠居集 補遺」を出版されました。

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1924年生まれの湯山さんは、数えで90歳。私家版「籠居集 補遺」の出版を祝う会が小田原市民会館で開かれ、参加しました。

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歌人の野地安伯さんが、「十首抄」として、文学講座の一コマような情趣豊かな作品の鑑賞を行っていただきました。

野地安伯さんのお連れ合いさんと私は、小田原で私が講師を務めた広報講座の受講生としてお会いして以来の長いお付き合い。お連れ合いさんも歌づくりの傍ら、絵手紙講座の講師、絵手紙のカレンダーの発行を行うなど、お似合いのご夫婦です。懇親会の席でさっそくご挨拶に伺いました。

「片桐さんにお会いしたことを妻に話すと、残念がるねえ・・・」

湯山厚さんは、戦後、小学校の教員を25年間、その後、横浜国大、駒沢大学、都留文科大学で75歳まで教鞭を取られました。戦後の学校演劇の先駆的な実践者であり、ふるさとの民話や伝説の収集・研究に生涯を捧げておられます。

歌詩集から2首。

「足柄の墾田遥けく夕づけば家並みまばらに火点すが見ゆ」

「わが上をただに思ひて親も家も措きてぞ来しと言ひし妻はも」

湯山さんの古典への造詣と憧憬、亡き妻への追憶の情にしばし心を震わせました。

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湯山厚さんと田代道彌さんのツーショット。

二次会の帰り際に湯山さんは私の耳元でささやかれました。

「片桐さんに頼まれた本がまだだけど…」

「まだまだこれから・・・楽しみにしています」

湯山さんのますますの健筆を願いました。

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コメント

私は、昭和四一,四二年に山北町立川村小学校で、湯山厚先生に学芸会の演技を指導をしていただいた者です。先生が本を出版されたと、地元のミニコミ誌でしりましたが、出版元が書かれていなかったので、教えて頂けたらと投稿しました。

投稿: 熊澤 | 2013年9月 6日 (金) 17時34分

熊澤様

ご連絡ありがとうございます。
湯山厚さんの「籠居集 補遺」の製作は、南足柄市の「教文社」様です。
師弟の絆の強さに感じ入ります。
どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: ゆめ | 2013年9月 7日 (土) 09時40分

早速のご回答ありがとうございます。
教文社さんに連絡させいて頂きます。

投稿: 熊澤 | 2013年9月 8日 (日) 08時30分

こんばんは。先日は久しぶりにお目にかかり、うれしく存じました。湯山先生の歌詩集出版記念祝賀会についてのブログを拝見しました。私の祝辞についてご紹介くださり、痛み入ります。時間の制約もあって、不十分なものでしたのに。 家内も、くれぐれもよろしくお伝えして、と申しております。

投稿: 野地安伯 | 2013年9月14日 (土) 21時41分

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