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日本画家・宗形辰子さんの野ブドウ

日本画家で、日本美術院院友の宗形辰子さんが、我が家の野ブドウを見においでになりました。

野ブドウの自生地を探していた宗形さん。インターネットの検索で私のブログに行き当たり、ご連絡をいただきました。返信をすると折り返し電話が入りました。

「野ブドウは健在ですか?」

「今年はあまり元気がありません。実の付きが極端に少ないです」

「来年の絵の構想ができました。背景に野ブドウを描きたいのですが、見に行ってもいいですか?」

「どうぞ、お出かけください。とりあえず、野ブドウの写真を送ります」

日程調整の後、とある日の午前、颯爽と車でお出でになりました。早速、我が家の庭の野ブドウへ。

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実物を観察し、写真を撮り終えた宗形さん、2階の事務所で少しお話をお聞きしました。うかがい知れない画家の創作活動の機微を垣間見る思い。12月にそごうで開催される「院展」の招待状をいただきました。

帰り際に宗形さん。

「お願いついでに、野ブドウの先っぽを少しいただいてもいいですか?」

「どうぞ、どうぞ。手折って持って行ってください」

いつの間にか庭に生え、10年近く立ちます。夏場のグリーンカーテンとして暑さがしのげ、画家の創作のお役に立てば、この野ブドウも本望。

どのような絵に仕上がるのでしょう。楽しみです。

宗形さん、ご健筆のほどを!

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