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藻谷浩介さんの講演「時代の先端は里山にあり」を聞く

2015年2月27日(金)の夜、伊勢原中央公民館で藻谷浩介さんの講演「時代の先端は里山にあり~里山資本主義と伊勢原の活性化」を聞きました。主催は、いせはら環境市民ネットワークで、伊勢原市市民協働事業でした。

藻谷さんは、NHK広島取材班とタッグを組んで取材し、『里山資本主義―日本経済は「安心の原理」で動く』(角川ONEテーマ21)を著わし、「行き過ぎたマネー資本主義の課題を解決するモデルは里山にあり」と、目指すべき新たな社会構想を描きました。この新書は、2013年7月の発行以来30万部の部数を数えるほどに、人口に膾炙しました。

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さまざまなデータを解析し、全国や世界の具体的な事例を比較検討、地域の宝物・里山の資源を発掘し、提案する藻谷さんの話は説得力に富みました。「マネー資本主義の数パーセントを「里山」を生かした生き方・暮らし方に置き換えることによって、社会のありよう、一人ひとりの暮らしが違ってくる」と提案されました。

人口動態予測は、増田寛也著『地方消滅 東京一極集中が招く人口急減』によっても明らかです。それぞれの地域が、急激な人口減少社会の到来に備えて、持てる資源をどのように地域再生に生かすことができるのか、具体的なアイデアと実践が不可欠です。

それにしても、10年前に岡進さん(NPO法人自然塾丹沢ドン会の初代理事長・児童文学作家)が世に問うた『丹沢山麓里山・田んぼ物語~伝統的景観復元と地域再生マニュアル~』(夢工房刊、2004年12月)に通底する著作が世に受け入れられてきたことに時代の変化を実感しました。

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