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井上弘さんの講演「小田原地方の戦争を記録し、伝える」開催

2015年8月8日(土)午後、小田原・伊勢治書店で「戦時下の小田原地方を記録する会」事務局の井上弘さんの講演「小田原地方の戦争を記録し、伝える」を開催しました。

1979年に発足した戦時下の小田原地方を記録する会は、神奈川県西二市八町の人びとのさまざまな戦争体験を掘り起こし、聞き取り、B6判の冊子「戦争と民衆」に掲載し発行してきました。

「戦争と民衆」創刊号には、市民に向けて次のようなメッセージを掲げました。戦争体験を記録し、伝えることは、「今日において戦争を防止する大きな力となりえる可能性を持ったものだと思います。…今、それをしなければ貴重な記録は永久に風化してしまうのではないでしょうか」

戦争を二度と起こしてはいけないとの思いは、戦後70年の今に連なります。「戦争法案」に見る日本の政治の危うさと劣化に愕然とします。

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年2回発行の「戦争と民衆」は、2015年7月15日に第75号を発行、これまで聞き取った144の証言の一覧も収録し、36ページに及びました。

講演では、戦争体験の聞き取りのための事前準備・工夫や苦労、記録し伝えることの意味や大切さ、なぜ聞き取りにこだわって戦争体験の掘り起こしを続けてきたかなどお聞きすることができました。

現在、井上さんは熱海市立の小学校長を務め、子どもたちに、毎年「歴史・平和教育」の時間を自ら担当し、教えていると言います。

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来年3月で定年を迎えられるという井上さん。今後のますますの活躍をお祈りし、期待したいものです。

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「戦後70年 伝えること、記録すること」第13回神奈川の自費出版フェアの特別企画では、井上さんの講演の前に、松下晴夫さんと田中康俊さんの講話がありました。それぞれの手がけたこれまでの本づくりを通して、「記憶と記録を紡ぐ―自費出版で次世代へ伝えるー」を話してくれました。

次の世代に、どのような地域・社会、自然・暮らしを伝えることができるのでしょうか。一人ひとりの声を今こそ重ねよう、と切に願います。

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