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本づくりを楽しむ

陽は射してはいるものの丹沢おろしが寒い午後、伊勢原に車を走らせました。
 
まずは、彫刻家の西巻一彦さん宅へ。山田吉郎さんの著作『丹沢山麓・童話集 2 なべわり山のふうたろう』の表紙絵を依頼したところ快諾していただき、早速校正刷りを持参しました。
「この冬一番の寒さ。部屋の中でやれる仕事はありがたいですよ」と笑顔で迎えてくれます。
2017年の暮れに、出雲大社の鳥居の傍に2018年の干支「戌」の彫刻を設置したばかりの西巻さん。大病をものともせず石に向かい続ける姿は、生命力に満ち満ちています。そのエネルギーは、周りの多くの人たちを勇気づけてくれます。表紙絵・挿絵の出来上がりが楽しみです。
 
帰途は、大山背にした雨岳文庫・山口家へ。
 
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十一代ご当主の山口匡一さんのもとへ『戦前・戦中の農業改革と山口左右平』の初校ゲラをお届けしました。国登録有形文化財の母屋でお茶をいただきながら、ひとしきり話し込んでしまいました。
山口家十代左右平は明治37年生まれ。父九代佐一が昭和11年に逝去したため若くして家督をつぎました。
左右平は、満洲開拓協力協議会・産業組合中央会を経て、帝国議会の衆議院議員を務め、激動の時代に向き合いつつ、一貫して戦前・戦中の農業改革に足跡を残し、戦後44歳の若さで逝去。山口左右の生涯とその時代背景を、津田政行さんと山口匡一さんが書き記しました。
いずれの本も3月末には刊行の予定。無から有を生む「本づくり「」の醍醐味を味わっています。

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