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2022年11月

テレビ神奈川・ニュースリンクで「名古木の棚田」特集

丹沢山ろくの秋も深まり、サザンカの花がいま見ごろ。

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2022年11月30日(水)、本日のTVK(テレビ神奈川)の夜9時30分のニュースリンクで、特集「遺産認定された秦野の棚田・地元保全団体の思い」と題してNPO 法人自然塾丹沢ドン会の活動と名古木の棚田における米づくりが放映されます。

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本年3月、農林水産省の「ポスト棚田百選」である「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に神奈川県内で唯一選定。NPOと地域の農業者が連携して保全する生物多様性に富んだ「名古木の棚田群」。伝統的な農村風景を未来へつなぐ丹沢ドン会の取り組みをTVKのカメラが半年余り継続取材した成果です。

ぜひご覧ください。

 

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夕焼富士に飛行機雲

仕事の帰り、名古木の棚田に回ると、夕陽に染まった里山に出会いました。

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家への途次、東田原ふるさと公園に立ち寄り、茜色の夕焼に遭遇。

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昨日の雲隠れから一転、富士山のシルエットが鮮やか。飛行機雲が富士山の向こうに流れ、十字を切るようにさらなる飛行機雲。

西の空で繰り広げられた人と自然の織りなす競演に思わずシャッターを切りました。

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雲隠れ富士と紅葉の大山

郵便局まで出た帰り、イオン・ショッピングセンターの屋上へ。

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雪化粧の富士山は雲隠れ。

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北に目を転じると紅葉の大山が望めました。

昼のニュースで驚きました。このイオン・ショッピングセンターの駐車場にイノシシが1頭出没してケガ人が出、さらに近くの秦野市立末広小学校までとん走し、そこであえない最期を遂げたと言います。

NPO法人自然塾丹沢ドン会が米づくりを行っている名古木の棚田周辺には、イノシシやシカの足跡が多数見受けられますが、市街地まで姿を見せるのは尋常ではありません。

野生動物たちと人間たちの間の距離が極端に短くなっていると感じます。里地・里山の管理不足による荒廃の影響は全国共通の課題。冬を前にした丹沢山ろくの異変です。

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日曜の午後はフォルクローレ

木下尊惇さんのフォルクローレコンサート「幸せな思い出とともに」に行ってきました。

日曜日の午後、東海大学駅近くの「ジンジャーとピクルズや」が会場。

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木下さんとは20年近いお付き合い。名古木の棚田でともに米づくりをしています。

オープニングは「ふるさとへ帰る道すがら・・・」

心のふるさとへ引き連れていってくれるような懐かしさにあふれたギター演奏。フォルクローレの世界に2時間余りひたることができました。

チャランゴ奏者エルネスト・カブールの招きで1982年にボリビアへ渡り、10年間彼の地でフォルクローレを極めました。以来、ボリビアを代表する音楽家、ギタリストとして木下さんは活躍しています。

名古木の棚田で土に触れ、さまざまな生き物たちとの交感の中から木下さんのフォルクローレ・音楽はやさしく、深く響き渡り、私の琴線に届きます。

日曜の午後はフォルクローレ。

 

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丹沢自然塾「野鳥観察会」

青い空・白い雲・黄葉に染まるさとやま・名古木の棚田で丹沢自然塾「野鳥観察会」を開催しました。

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この日の講師は、慶應義塾大学一ノ瀬友博研究室・秦野生物多様性チームの湯浅・二川原・田中さん。2チームに分かれて探鳥です。

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ハイタカ発見!

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観察を終え、本日の「鳥合わせ」。ハイタカ・ノスリ・ウグイス・ジョウビタキ・モズ・メジロ等21種を確認できました。

猛禽類が生息する名古木のさとやまの自然の豊かさ多様性を再確認した観察会。

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観察会の途中、NPO法人丹沢自然保護協会主催の丹沢フォーラム「里地・里山の再生と利用」参加のメンバー30名ほどが名古木の棚田の現状を見学にやって来ました。理事長の中村道也さん、理事の白鳥さんとは30年近いお付き合いです。丹沢ドン会の活動を少し紹介しました。

午後は、この日も北田の法面の草払い作業。

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この日も名古木の棚田はおだやかな小春日でした。

 

 

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光射す名古木の棚田

平日の朝、外に出たついでに名古木の棚田へ回りました。

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下草を払った棚田の東の法面に朝の陽ざし。

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冬期湛水の田んぼにも温かい陽ざしが降り注いでいました。

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真っ青な上空には西に向かう白い飛行機。

3~4日前に名古木の柿畑にクマが出たとの情報をこの日も地域の方から聞きました。

冬を控えたクマがエサを求めて街に出没したというテレビのニュースもあり、穏やかではありません。野生動物たちとの棲み分けをどうするのか、重たい課題が横たわっています。

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小春日の名古木の棚田で

この日の名古木の棚田は小春日和。ぽかぽか陽気の午後、秦野市農業振興課の職員と待ち合わせました。台風15号による河岸崩落の補修用の資材を名古木生産組合~秦野市の連携により提供してもらうことになり、その受け取りです。

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土留め用鋼鈑や土のう袋などの一部を運んでいただきました。昨年に引き続く秦野市とNPO の協働に感謝感謝です。

担当者と補修作業の手順や今後の対応を話していると、遠くに棚田を見下ろしている人が見えました。

「こんにちわ~!」と声を掛けました。

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NPO法人棚田ネットワークの会報紙「棚田に吹く風」№125の〈つなぐ棚田遺産〉に選定された「名古木の棚田群」の記事を読まれ、新潟からお出でになられた酒井英次さんです。

小田原に所要があり、この日わざわざ時間を取って名古木の棚田を訪れたと言います。全国の棚田をめぐり絵を描かれている酒井さん、名古木の棚田を目に焼き付け、スケッチし、写真に撮っていました。自宅のアトリエで油絵に仕上げる画家でした。

「丹沢山麓の棚田」の記事を書かれた棚田博士・中島峰広さんとも旧知の仲だそうで、仲間の画家やカメラマンと再訪したいと話されました。

「いいとこですね! 市街化調整区域にある棚田は貴重で、維持するのは大変でしょう」とドン会の活動に興味津々でした。

その後、私は小田原へ仕事で向かいましたが、酒井さんはそのまま棚田の観察を続けておられました。

同郷人との思わぬ出会いに心和むひとときでした。

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わが家の秋の色

秋晴れがつづき、庭の木々たちの秋色がぽつぽつと。

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黄・赤・紫・白。小春日の太陽の光を浴びてぬくぬくと微睡みそうなひととき。

 

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丹沢山ろく名古木のさとやまの秋

週末はドン会の活動に名古木の棚田へ。前の週に続いて棚田東法面の草払い作業。

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少しずつササ薮を払い、風が通ります。

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名古木のさとやまの秋。

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名古木の棚田の開墾・復田活動を始めて20年、周囲の樹々も大きく茂り、手入れをすることでようやくこの風景を保っています。

今週末は、丹沢自然塾「野鳥観察教室」を開催します。慶應義塾大学一ノ瀬研究室の大学院生・学生が講師です。

 

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秦野市「市民の日」にカルチャーパークへ

秦野市市民の日は雲一つない秋晴れの下、3年ぶりの開催。会場のカルチャーパークまで少し汗ばむほどの散歩となりました。

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もうすぐ会場。水無川の河川敷の踏み石を渡りました。

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秋バラが満開。

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ふりそそぐ太陽。

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つなぐ棚田遺産選定記念の「名古木・棚田米」応援米の頒布会場のテント。幟がはためいていました。

「一人で何個もという人もいましたよ・・・」と好評。よかったネ。

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帰りは、くずはのつり橋を渡って自宅へ。往復およそ1万歩、約7kmのウォーーキングでした。

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「つなぐ棚田遺産」選定記念の名古木・棚田応援米

2022年3月、農林水産省「つなぐ棚田遺産」に「名古木の棚田群」が選定されたのを記念して、今秋、NPO法人自然塾丹沢ドン会が栽培・収穫した有機・無農薬の「名古木・棚田米」を棚田応援米として、本日開催の秦野市「市民の日」会場のカルチャーパークの秦野市森林ふれあい課のブースにおいて限定頒布します。

1パック:300g、応援金:300円。

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安心・安全な丹沢ドン会の「棚田応援米」の応援金は、生物多様性に富んだ伝統的な農村風景を次の世代に継承する活動に活用させていただきます。

応援、よろしくお願いします!

 

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名古木の棚田の冬期湛水

2022年の名古木の棚田の米づくりもひと段落。冬の間、田んぼに水を入れる冬期湛水を始めました。

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水路に水を流し、最上段の田んぼに水を引きこみます。

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徐々に田んぼがうるおいます。

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小川の向こうの田んぼにも水がたまり始めました。

冬期湛水は、水生生物の棲み処となり、秦野盆地の水源涵養の役割を果たします。

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畑では刈り取ったそばの天日干し。

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田んぼの法面の管理作業も始まりました。

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名古木の里山にススキが揺れています。

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