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2023年6月

相模湾の漁師・西山敏夫さん

相模湾の漁師を生涯にわたり貫いた西山敏夫さんがお亡くなりになって間もなく7回忌。西山さんの奥様と娘さんが突然、夢工房へ。

過日お贈りした『小田原・箱根の出版文化を伝える~夢工房34年の人と本』のお礼にわざわざお出でいただきました。

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初物のサクランボを持って。

小田原の伊勢治書店のギャラリー・新九郎で開催した「夢工房20年の集い」の際に西山さんは、突然の依頼に少し遠慮されましたが、乾杯の音頭をとっていただきました。

著者の中で、西山さんは最も多く夢工房の事務所においでいただいた方です。2階の事務所で、相模湾の海や漁のこと、二宮の町の歴史や暮らしのこと、ご先祖様のこと、ご自分の幼少の頃の暮らしぶりなど、一途な探求心を働かせ、目の前に相模湾が現れるように生き生きとお話になられました。

奥様と娘さんと3人でしばし西山敏夫さんの思い出を・・・。

「西山さんはまだまだ、相模湾にお出でお出ではされないと思います。しばらくこちらで頑張りましょう。西山さんに倣って、生涯一編集者として」と奥様にお話ししました。

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フレイル予防と名古木の棚田

耳慣れない「フレイル予防」という言葉が急に身近に。

2週間ほど前の平日、NPO法人自然塾丹沢ドン会の<つなぐ棚田遺産>名古木の棚田に、イオン東京大学里山ラボのメンバーと秦野市の3つの課の職員総勢8名が訪れました。迎えたドン会のメンバーは、関野・浜田・師岡・片桐の4名。

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あいにくの雨の中、ドン会の活動を紹介し、フィールドをめぐりました。

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現地見学の後、場所を蓑毛の緑水庵に移して、話し合い。

加齢とともにこころと体の機能が衰えていくのは当たり前ですが、フレイル予防とは、「食・運動・社会参加」を通して健康寿命を延ばそうということのようです。

「フレイル予防」という言葉は知らないまま、丹沢ドン会は20数年前から、名古木の棚田の復元・米づくり活動、安心安全な食べものづくりを通して実践してきたことに改めて気づかされました。

4者によるパートナーシップにより、秦野のイオンショッピングセンターで具体的な活動の一歩を踏み出すことになりました。

大都市近郊に位置する名古木のさとやまで30年余り活動しているドン会。「丹沢自然塾」の開催により、都市と農村を結んで担い手を確保し、里地・里山に人の手を入れることで生き物たちの多様性も維持してきました。

世代循環を果たし、多様な担い手が関わることで自然豊かな名古木のさとやま環境を次の世代へつないでいきたいと思います。

ドン会の名古木の棚田における活動は、まさにフレイル予防そのもの。今後の活動の励みになりました。

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ムクゲの花咲き、みどりのカーテンに

底紅のムクゲが緑の葉をバックに色鮮やかに咲いています。

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差し木が根付いたムクゲの木。20年近い間に枝をのばして居間の窓全体をおおうほどに。

我が家のみどりのカーテンです。

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丹沢ドン会、新理事長・可児さんへバトンを渡す

NPO法人自然塾丹沢ドン会の5月の定例総会で、4期8年務めた理事長を可児康一郎さん(写真右)へバトンを渡しました。

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この日の活動を終え、新旧理事長のバトン渡しの会が開かれました。

ドン会のメンバーからは、花束代わりのプレゼント。

新旧理事長、金田専務の3人でドン会ベースで引継ぎを行い、秦野駅近くで打ち上げ。

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家に帰って、早速いただいた「松みどり」で乾杯!

支えていただいたみなさん、ドン会メンバー、地域の方々、妻に感謝!

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アジサイ色づく

昨日の雨と今日の太陽で、アジサイの花がひときわあざやかに色づきました。

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梅雨の間の七変化を楽しみましょう。

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大雨のち晴れ名古木の棚田

丹沢ドン会定例活動日は、朝から大雨。水回りの心配もあり出掛けました。

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霧立ち込める、つなぐ棚田遺産~名古木の棚田。雨の棚田も風情があります。

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大雨の影響が気になり、田んぼを見回りました。幸いなことに、棚田の中央を流れる川の崩落はありませんでした。

一方、田んぼの水が畦からあふれている場所が10か所近く。畔をかさ上げしながら、水の流入口の調整が先だと気づきました。雨合羽を着ながら懸命な作業。

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田んぼの水面をたたく雨。

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この日も北田の田んぼにはカルガモが。

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アカハライモリのつがいも。

水回りの調整の後は、北田の田んぼの補植作業。

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大雨の後、いつも間にか上々の天気。

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NPO法人自然塾丹沢ドン会のつなぐ棚田遺産~名古木の棚田は恵みの雨で潤いました。

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