相模湾の漁師・西山敏夫さん
相模湾の漁師を生涯にわたり貫いた西山敏夫さんがお亡くなりになって間もなく7回忌。西山さんの奥様と娘さんが突然、夢工房へ。
過日お贈りした『小田原・箱根の出版文化を伝える~夢工房34年の人と本』のお礼にわざわざお出でいただきました。
初物のサクランボを持って。
小田原の伊勢治書店のギャラリー・新九郎で開催した「夢工房20年の集い」の際に西山さんは、突然の依頼に少し遠慮されましたが、乾杯の音頭をとっていただきました。
著者の中で、西山さんは最も多く夢工房の事務所においでいただいた方です。2階の事務所で、相模湾の海や漁のこと、二宮の町の歴史や暮らしのこと、ご先祖様のこと、ご自分の幼少の頃の暮らしぶりなど、一途な探求心を働かせ、目の前に相模湾が現れるように生き生きとお話になられました。
奥様と娘さんと3人でしばし西山敏夫さんの思い出を・・・。
「西山さんはまだまだ、相模湾にお出でお出ではされないと思います。しばらくこちらで頑張りましょう。西山さんに倣って、生涯一編集者として」と奥様にお話ししました。
最近のコメント