編集者日録

「緑化・育樹運動」標語コンクールの審査会

かながわトラストみどり財団主催の令和5年度の「緑化運動・育樹運動コンクール」の審査会に参加しました。標語とポスター原画の2部門のうち、私が参加したのは「標語コンクール」。

応募総数348点。小・中・高・一般の各部ごとに4名の審査員がていねいに審査。最優秀賞・金賞・銀賞・銅賞・佳作を選びました。

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標語が単なる標語に止まらず、そのメッセージが伝わり、一人ひとりの具体的な行動・活動につながることを願っています。

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中日新聞しずおかに「ともちゃん地蔵」の記事

2023年8月16日更新の「中日新聞しずおか」のHPに「ともちゃん地蔵」の記事が掲載されました。小田原市の作家、故増田昭一さんの「満州の星くずと散った子供たちの遺書」に納められた「ともちゃんのおへそ」が題材です。

静岡県浜松市北区の県立森林公園の近くに「ともちゃん地蔵」は安置されています。浜松市在住の金井鳥見子さんが朝鮮半島から引き揚げてきたのは4歳の時。生きて日本に帰ることができなかった旧満州の難民収容所の戦争孤児たちの悲しみや平和への願いをこめた「ともちゃん地蔵」と現代のウクライナへの侵略戦争によって犠牲になっている子どもたちを重ね合わせて、この句は詠まれました。

「ともちゃんの 悲しみ癒えず ウクライナ」(金井鳥見子)

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高知大学名誉教授の大野正夫さんは、増田昭一さんの教え子です。大野さんから「戦争孤児たちの想いは生き続けています。時を経て子どもたちの命を伝える本の持つ力に感動しています」とメールがありました。

編集者冥利に尽きる紙の本の波紋です。

 

 

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神奈川新聞に「夢工房」店仕舞いの記事

2023年8月29日(火)付「神奈川新聞」に「有限会社夢工房」事業廃止の記事が掲載されました。

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担当記者は置き土産のようにこの記事を紙面にのせて9月より新任地に赴くとのことです。

35年間、さまざまに関わり支えていただいたみな様に感謝です。ありがとうございました。

すでに小田原の老舗書店<積善堂>平井書店で、これまで夢工房が発行した書籍の販売を行っていただいています。

これからは、一編集者として本づくりのお手伝いをさせていただきます。

 

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新装なった西湘パーキング

久しぶりに西湘バイパスで小田原へ。

何年も工事中で、ようやく新装なった国府津の西湘PAに立ち寄りました。

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建物と駐車のスペースが従来とは反転し、海側に駐車場、道路側に建物ができていました。駐車スペースが少し広くなったのでしょうか。

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水平線がくっきり。

小田原の老舗<積善堂>平井書店の店長さんと面談。

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帰りも西湘バイパスを使い、帰宅。住宅地のグリーンベルトから薄い茜色の富士山が望めました。

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雷鳴とどろき、「青春」に再会

連日の猛暑で昨夕、水撒きをしたばかりでしたが・・・明け方の雷雨で庭の草木が生き返りました。

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今日は朝から曇り空、午後にはいっとき雷のあと激しい雨。

長年手つかずの机まわりの片付け中に妻の声「こんなのが出てきたよ」と。

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サミュエル ウルマンの「青春」でした。

久しぶりの再会に、いっとき片付けの手が止まりました。

 

 

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ふるさとの銘酒届く

ふるさと長岡の旧友から贈り物。朝日山酒蔵の銘酒「久保田」。

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夢工房35年の「慰労」にと旧友の添え書き。

ありがとう!

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第51回西さがみ文化フォーラム

おだわら市民交流センターUMECOで開催された、西さがみ文化フォーラムに参加しました。フォーラム設立以来10年間に回を重ねること51回。西

この日のテーマは、「富士山宝永噴火と西さがみ平野~発掘調査に見る被害状況」、講師は神奈川県土木OBの田代治さん。

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20年余にわたる独自の調査・研究の成果を、豊富な現場の地層写真や、酒匂川の地形形成経過の横断概念図などを駆使して解説。

富士山の火山活動に関心が集まり、防災が叫ばれる中、関心を引く課題提起となりました。

西さがみ文化フォーラムは、2か月に1回開催。

昨年10月には『小田原・箱根の出版文化を伝える~夢工房三十四年の人と本」というタイトルで私も講演させていただきました。

 

 

 

 

 

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夢工房35年店仕舞い、お疲れ様の会

炎暑の海の日に横浜駅近のレストランで、「夢工房35年店仕舞い、お疲れ様の会」を2人の娘夫婦・孫たちが開いてくれました。

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新たな出発の節目の日、支えつづけてくれた家族と妻に感謝!

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「紙の本のバトンをつなぐ」

「神静民報」2023年7月7日(金)づけ紙面に「紙の本のバトンをつなぐ~小田原・箱根の出版文化の地下水脈」と題した私の原稿が掲載されました。

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有限会社夢工房の出版活動のあゆみを3000字ほどの原稿にまとめながら、地域と人に支えられてきた35年であったとあらためて実感させられました。

これまで培ってきたの編集のノウハウを地域還元するために何ができるのか、これからは一人の編集者としてスローに取り組みたいと思っています。

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有限会社夢工房閉社にさまざまな反響

2023年6月末日を以って閉社した有限会社夢工房に対し、はがき、手紙、メール、電話など、さまざまな反響が届いています。 

励ましや過分なお声を掛けていただいているみなさまに感謝です。

昨日は、長年夢工房の印刷・製本を担っていただいた㈱アルファの社長さんと担当者の3人でお疲れさん会がありました。

肩の荷を下ろして少し身軽になった編集者片桐(夢工房)をこれからもよろしくお願いします。

 

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