市民トラスト・旧梅原家洋館再建

昭和ロマン五十嵐商店の記事が神奈川新聞に掲載

2015年5月29日(金)付「神奈川新聞」に、昭和ロマン「五十嵐商店」の記事が掲載されました。

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ご当主の五十嵐幸治さんは「何とか建物を残して、町づくりに生かせたら」と語っています。

佐藤将人記者は、「大きな宝物にまた息が吹き込まれるまで、週に一度の店番を続けるつもりだ」と締めくくりました。

まちづくりグループ「ハダノワ」のメンバーでもある五十嵐さんと一緒に私たちも知恵を出し、汗をかいて、地域の宝物に新たな息吹を吹き込みたいものです。

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旧梅原家洋館部材保管について秦野市教育長に抗議・再質問状の記事

「秦野の鹿鳴館・旧梅原家洋館」再建運動については、これまでも断続的に報告いたしました。

昨年12月9日に秦野市教育委員会教育長に「秦野市・尾尻の洋館を保存する会」が出した「公開質問状」に対する回答が1月31日、当会に届きました。回答期限を1か月半遅延し、加えて公開質問に真摯に答えない不誠実な対応に対する、「抗議」と「再質問状」を昨日、2月6日(木)に秦野市教育委員会出向き、対応した教育部長に共同代表の4人が手渡しました。

本日(2月7日付け)の神奈川新聞「市教委回答『不誠実』 洋館部材保管問題 市民団体が抗議文」、朝日新聞「洋館解体材巡り市教委へ抗議文 秦野の団体、回答に反発」として以下のような記事が掲載されました。

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平成9年5月に秦野市教育委員会教育長と「秦野市・尾尻の洋館を保存する会」の間で締結された「旧梅原家住宅部材の保管等に関する覚書」には、この覚書に定めのない事項については「双方協議の上、誠意を持って対処する」と書かれています。

ところが、秦野市教育委員会教育長は、事前に何の話し合いもないまま、平成24年9月4日付「尾尻の洋館の部材の取り扱いについて(お知らせ)」により、「平成25年度末をもって保管部材のすべてを撤去・処分する」と保存する会に一方的に通知しました。

その後、教育委員会と保存する会の話し合いの場は設けられましたが、担当者の言は二転、三転、あるいは前言を翻すなど、著しく信頼関係を損なうものでした。万止むを得ず、保存する会は、昨年12月に秦野市教育長に公開質問状を出したのでした。

両者の信頼関係を取り戻すためには、先の「お知らせ」を撤回することが先です。現に、12月9日の公開質問状をめぐる新聞記事の中で、秦野市生涯学習課長は「覚書に反したことは事実」と答えているのですから。

公開質問状への回答に対する抗議と再質問状の手交に立ち会った秦野市教育委員会教育部長は、「対立するばかりでは不毛だ。行政もみなさんとざっくばらんに話し合っていきたい。お互いにいい知恵や提案を出したらどうか」と私たちに投げかけました。それは私たちがこれまで言い続けてきたことで、望むところです。

それぞれの地域には、特有の歴史や生活文化があります。秦野の近代の歴史・文化を再発見する得難い教材である「旧梅原家洋館の再建とその活用」は、私たちの世代から、次の世代へ引き継ぐべき「秦野の宝物」です。

「ものが無ければ物語れない」

再建するに十二分な洋館の部材が秦野市立末広小学校に手厚く保管されています。今ある「もの」を「廃棄・処分」する愚を秦野市教育委員会にさせてはならないと、思いを新たにしています。

末広小学校における「収蔵展示」など、具体的な企画・提案を準備しています。

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「秦野市教育長に公開質問状」の記事が神奈川・朝日・読売新聞に

12月9日(月)朝、秦野市・尾尻の洋館を保存する会は、秦野市教育委員会内田賢司教育長に「公開質問状」を出しました。

その後の記者会見には、共同通信、朝日新聞、読売新聞、神奈川新聞、かながわテレビ(tvk)の各社が参加。当日夜のtvkのニュースに取り上げられ、翌10日付け神奈川新聞、朝日新聞、読売新聞の紙面に取り上げられました。

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1997年に、市民5000名余りの保存賛同署名と、300万円余の市民の寄付金により調査・解体して、将来の再建に夢を託した旧梅原家洋館は、第1回貴族院議員であり、近代秦野の歩みに大きな足跡を残した梅原修平が明治25年に建てたものです。

幾多の変遷を経て、民間企業の応接棟として利用されていた洋館は、関東郵政局に売却され、解体されて、単なる「燃し木」となる運命でした。

近代秦野の歴史や生活文化を物語るこの洋館を何とか保存したいという多くの市民の思いに突き動かされ、「ものがなければ物語れない」という、ぎりぎりの選択の中で、秦野市教育委員会と秦野市・尾尻の洋館を保存する会は「洋館の部材保管にかかる覚書」を交わしました。

その覚書には、定めのないことについては両者は誠意を持って話し合い、解決に当たるという「信義・誠実の原則」がうたわれました。

ところが、昨年9月、何の事前協議もない中、秦野市教育委員会内田賢司教育長は、秦野市末広小学校に保管されている洋館の部材を2014年3月末をもって「撤去・処分する」という「お知らせ」を秦野市・尾尻の洋館を保存する会に郵送してきました。

これは、明らかな「覚書」違反です。

この「お知らせ」の文書を撤回するよう、担当課である教育委員会生涯学習課と7回にわたる協議を重ねてきましたが、言を左右にする担当課により信頼関係は完全に失われました。第1回の会議の際に、教育長になり代わって謝罪し、この「お知らせ」を撤回すると明言した担当課長は、その後「そんなこと言いましたっけ・・」とさえ発言しています。

秦野の歴史・文化をどのように活かしてまちづくりを進めるのか。「市民との協働のまちづくり」を高らかにうたっている秦野市の真価が問われています。

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秦野市民の日、秦野の鹿鳴館再建の会も出店!

今日は秦野「市民の日」。文化会館前駐車場に秦野の鹿鳴館再建の会も出店します。

土曜日の午後、蓑毛・緑水庵で行われた「芋煮の会」に私も参加しました。その美味しい芋煮をいつも提供していただいている「蓑毛食文化の会」のみなさんが、今回も全面的に協力。蓑毛の特産の里芋やその他の野菜をたっぷり煮込んだ郷土色豊かな「芋煮」が登場します。

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土曜日の芋煮の会には、東海大学観光学部の服部先生のクラスの学生たち20人ほどが参加し、フィールドワークを行っていました。おばあちゃんの作ったおいしい芋煮に舌鼓を打っていました。

若い感性が蓑毛のまちづくりに新たなアイディアやエネルギーを吹き込んでくれるものと期待しています。

さあ、市民の日に出かけます!

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秦野の鹿鳴館再建の会第3回総会開催、東海大学加藤仁美教授講演

7月9日(土)、猛暑日の午後に「秦野の鹿鳴館再建の会」第3回総会が開かれました。

朝から、総会資料のコピー取りです。準備した資料は80セット。その後、延び延びになっていたプリウスの定期点検のために神奈川トヨタに納車。そこから会場の秦野市商工会議所へ向かいました。

炎暑の中、帽子をかぶって、いつもよりゆっくり歩いたのですが、会場到着とともに全身から汗が吹き出しました。後で聞けば、この日、関東地方も梅雨が明けたとのこと。

午前11時にスタッフは集まり、会場設営を始めました。お昼のおにぎりを食べる間もなく、12時半過ぎからは受付を始めました。年会費や、再建寄付金の領収書の発行など受付はてんやわんやです。

午後1時の開会予定が5分遅れでスタート。私はこの日の進行役です。

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秦野の鹿鳴館再建の会副会長で秦野商工会議所会頭の岸司朗さんが開会のあいさつ。

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再建の会会長の紫藤邦子さんが、「今年を秦野の鹿鳴館再建に向けた具体的ステップアップの年に!」とあいさつ。

本年は、これまで寄せられた再建のための寄付金150万円超をさらに上積みし、300万円を目指す。市民・地域・行政の協働のまちづくりの具体的な第一歩を踏み出し、市民が担う秦野のまちづくりの意義、広範な市民の共感を得る再建活動を広めます。

議長に岸副会長を選任し、前年度の事業・決算報告、新年度の事業・予算案の審議を経て、承認されました。

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議案等の報告・答弁は事務局代表の福田省三さん。福田さんは、伝統的な建物などの復元・設計・管理運営などを行う建築専門集団・㈱文建の代表です。

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蓑毛地区のまちづくりの活動報告は、「蓑毛地区活性化対策委員会」事務局の山本さん。山本さんは、「ソープボックス・ダービー」日本事務局を担当している方です。

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会場からの質問には、蓑毛地区活性化対策委員会会長の松下雅雄さんが、地域一丸となって取り組んでいる蓑毛のまちづくりについて力強くお答えになりました。松下さんは、本会副会長であり、秦野市観光協会会長の要職にある方です。

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総会の審議を終え、来賓の紹介をしました。古谷秦野市長、平澤秦野市議会議長、久保寺神奈川県議会議員、高橋照雄秦野市議会議員、阿蘇佳一秦野市議会議員、国際ソロプチミスト秦野会長・宝蓮寺の東島さんです。

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古谷義幸秦野市長のごあいさつ。東日本大震災への秦野市の取り組みを報告しながら、市民力、行政力で秦野のまちづくりを、とのメッセージをいただきました。

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平澤信子秦野市議会議長は、「秦野の鹿鳴館再建のための市民の活動に注目しています。議会としても、このような市民のまちづくり活動を積極的に支援すると共に、行政へもしっかり取り組むよう関わりたい」と力強いあいさつをいただきました。

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総会を終え、東海大学工学部建築学科の加藤仁美教授の講演「蓑毛のまちづくり」です。

「まちづくりとは何か」から始まって、「コミュニティー」「外に開かれた接点」、人と人をつなぐ役割を果たすグループや人の存在が、まちづくりには不可欠であるとの指摘は、日ごろの私たちの思いと重なりました。

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蓑毛に潜んでいる、自然や歴史・文化のまちづくりの資源を再発見し、一つひとつ生かすことができるか。それは地域に暮らしている人びとの想いがスタートで、そこに関わるさまざまな人びととのコミュニケーションを深め、事業化し、地域の経済を回すことができるかが核心のようです。

まちづくりは地域を愛する人びとをどのようにして増やすかにかかっている。講演を聞きながらそう思いました。

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講演の後には、東海大学観光学部の学生3人によるパフォーマンスがありました。金子健人君、佐々木雅文君、川口浩太君が、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の顔なしに扮して、会場を回り、キャンディーをプレゼントしました。

交流会では、「みのげ食文化の会」のメンバーによる「タケノコ味噌うどん」が振舞われました。

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春に取れたタケノコの保存方法、手づくりのウドンの作り方、シンプルで美味しい出し汁、手作りの七味の作り方など、こだわりの「蓑毛タケノコ味噌ウドン」に参加者から「おいしい! 旨い!」の声がつぎつぎと上がりました。

「みのげ食文化の会」のみなさん、ありがとうございました。

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3人の学生さんからは、蓑毛のまちづくりに対する若者らしい発想の提案があり、蓑毛地区活性化対策委員会事務局長の猪股さんからは現在取り組んでいる「道づくり」についの提案と呼びかけがありました。

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老若男女、地域の内外、市民・行政・議会・大学・企業・商店、それぞれの思いをつなぎながら、秦野の鹿鳴館の再建を契機とした、蓑毛のまちづくりが進み、次の世代へバトンタッチできることを願っています。

それにしても、まちづくりへの「共感」と「共汗」が何よりも大切なことをあらためて考えさせてくれた総会・講演会・交流会でした。

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秦野の鹿鳴館再建へ募金活動はじめます!

秦野の鹿鳴館・旧梅原家洋館を秦野市の蓑毛地区に再建・活用し、地域の活性化につなげようとする地域おこしの取り組みが、新しい年を迎えてさまざまに動きはじめました。

地元の情報誌である『タウンニュース・秦野版』には、月に2回ほどの連載『「秦野の鹿鳴館」再建へ!蓑毛からつむぐ秦野の夢』が、通巻34号を数えています。

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最新号は、蓑毛地区のまちづくりのさまざまな取り組みを紹介しています。アニメの巨匠・宮崎駿監督は昨年秋、蓑毛を訪れ、まちづくりサポーター第1号になっていただきました。

再建の会では、秦野の鹿鳴館再建のための募金活動を本格的にはじめることになりました。まずは昨年末から、秦野市商工会議所の協力を得て地元企業への募金のお願いをさせていただきました。1か月余りの間に予想以上の浄財が中栄信用金庫の口座に寄せられ、関心の高さを実感しています。

景気の先行きが見えない中にあっても、1口1000円でまちづくりに関わることの意味や地域あっての企業という思いが広がることを願っています。多くの企業市民がこれからも募金活動に応えてくれることでしょう。

さらに広く市民のみなさんから浄財をお寄せいただくために、洋館再建のイメージイラストを会長の紫藤邦子さんに描いていただき、それをもとに募金呼びかけのリーフレットを作成しました。

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さまざまな地域のネットワークを活用して支援の輪を広げたいと思います。

また、蓑毛地区には、秦野の宝物があります。大日堂・十王堂の閻魔大王をテーマにして、(社)神奈川県建築士会中支部が主催する「閻魔大王フォーラム」は、文化庁地域伝統文化総合活性化事業の助成を受けて2月26日に、秦野市文化会館で開催されます。

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このフォーラムの企画・運営の中心メンバーである田代茂洋さんは建築家です。先ほどチラシとポスターをお持ちいただきました。

田代さんは秦野国際交流協会の会長であり、鹿鳴館再建の会の世話人でもあります。地域で本業の仕事をしながら、さまざまな地域の課題に取り組む姿は自然体です。

フォーラムには、東海大学観光学部長の松本亮三教授、再建の会会長の紫藤邦子さんもパネリストとして参加します。

この日は、小田原・伊勢治書店で増田昭一さんの講演会「伝えたい!、満州の戦争孤児の真実の叫び!」があり、参加できないのが残念です。

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侃々諤々「蓑毛の活性化を考える」

「蓑毛地区」の活性化を考える集まりがありました。

平日の夜、仕事を終えて秦野駅近くの会場に集まったのは「秦野の鹿鳴館再建の会」の紫藤会長、福田事務局代表、メンバーの久保寺・小山・露木・清水・田代・山本・片桐の9名。蓑毛の活性化対策委員会からは蓑毛地区自治会連合会会長の猪股さんほか3名、観光協会会長の松下さんと事務局長の勅使河原さん。東海大学観光学部長の松本教授でした。

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松下さんは、秦野の鹿鳴館再建の会副会長、蓑毛活性化対策委員会・鹿鳴館誘致委員会の会長でもあり、秦野市農業協同組合の前組合長でもあります。温和なお人柄からいろいろなお役が回ってくる多忙な方です。

その松下さんとは、秦野市総合計画審議会委員としてかつてご一緒させていただいて以来のお付き合い。NPO法人自然塾丹沢ドン会の活動に注目され、見守っていただいています。

蓑毛地区の活性化のためにさまざまな提案が参加者からありました。

最初に口火を切った松本教授は、大山信仰のかつての入口、御師(おし)家や街道を生かした「御師の道づくり」、豊富な水を生かしたせせらぎの復活、大日堂や十王像の歴史をひもとき、「物語り」に、さらに緑水庵と洋館の再建を立体的にレイアウトして、さまざまな体験のフィールドを構成することを提案されました。

久保寺さんは、単なる小川の復活ではなく、京都の修学院の構成のように、流れとその周辺のしつらえを考え、立体的な地形を生かした安らぎ空間の創造を提案。

田代さんは、大日堂近くの金剛水を復活し、まちづくりにつなげたい。

松下さんは、金目川に沿った緊急時用の道の必要性を訴えました。

それぞれが描く蓑毛の夢や提案について、自由な意見交換が行われました。できるかできないかよりも、こうしたい、こうあって欲しいというプラスの自由発想で、地域の宝物を生かす術を出し合いました。

私は、「国や県・市の予算を待つのではなく、荒れ果てて通れなくなっている道を散策や農作業用に復活するために、地域の人々が率先して「道普請」をしたらどうか。そのことで荒廃農地を復活させる環境が整い、地域の人が核になりながら、都市の体験ボランティアを呼び込んで、米づくりにつなげ、地域経済を生み出せるのではないか」と話しました。

猪股さんは、「蓑毛の活性化のためには、洋館再建の会や東海大学など外からのアイディアや支援が不可欠。蓑毛の地域だけではできることは限られています。これからもさまざまな場面で協力体制を組ませていただきたい」と話されました。

蓑毛のメンバーからは「活性化ができるかどうかというよりも、必ず活性化させるんだ」という強い決意が語られました。

帰り際に松下さんから声を掛けられました。

「ドン会に、蓑毛に移って田んぼをやってもらえないかねえ」

冗談とも思えない話でしたが、「まずは、地域に核になる人がいて、一緒にやるのであれば、ボランティアの人々を呼び寄せることはできますよ」と答えました。

まちづくりは地域の人々の熱い想いがなければ始まりません。夢を描き、課題を一つ一つ乗り越え、担い手を育てるという長い道のりが、ほんのりと見えてきた夜でした。

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「秦野の鹿鳴館の再建」希望の年へ

明治期に建てられた「秦野の鹿鳴館―旧梅原家洋館の再建の会」第2回総会が5月15日(土)に秦野商工会議所イベントホールで開かれ、今年を「再建実現のための希望の年に!」と決意を新たにしました。

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再建の会の紫藤邦子会長は、副会長の秦野市商工会議所会頭・岸司朗さん、同じく副会長の秦野市観光協会長・松下雅雄さん、幹事の女性陣を紹介。

大山参詣道に当たる秦野市蓑毛地区に洋館を再建し、地域の歴史・文化を生かした活性化のランドマークとして活用し、蓑毛から秦野の他の地域への回遊のルートを開こうとメッセージを発信しました。

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蓑毛地区自治会連合会長の猪股義晴さんは、すでに洋館誘致委員会を発足させ、地域活性化に向けて地域を上げて積極的に取り組むことを表明されました。

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総会の後に開催された「再建意見交換会」の冒頭には、古谷義幸秦野市長もお見えになりました。第61回全国植樹祭を1週間後に控え、多忙なスケジュールの間をぬって参加いただき、洋館再建に向け力づよいメッセージをいただきました。

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本年4月に発足した東海大学観光学部長の松本教授は、蓑毛地区の歴史・文化の観光資源としての有用性、東地区から秦野の元気を創り出し、情報発信するためには、地域と市民、行政の連携が不可欠、大学もさまざまなサポートができると話されました。

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交流会では蓑毛地区の女性陣による踊りが披露され、みのげ食文化の会の地元野菜を使ったスイトンが供されました。

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手づくりスイトンは美味しく、お代わりも続出、あっという間になくなりました。

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タウンニュース秦野支局長の曽我さんも取材にこられ、ごあいさつをいただきました。

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洋館再建を実現するためには、80人近いこの日の参加者を核にして、再建に向けた寄付金集め、市民への情報発信、行政との協力関係の構築などなど、さまざまな課題をクリアしていかなければなりません。

総会を終えて事務局のメンバーで今後の活動について打合せをし、思いを新たに2年目のスタートです。

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秦野市「市民の日」に秦野の鹿鳴館再建の会も出店

11月3日(文化の日)は、第30回秦野市「市民の日」です。「秦野の鹿鳴館・旧梅原家洋館再建の会」も出店しました。配布用のチラシや写真パネルなどがあり、手では持ち込めないので車の乗り入れが可能な朝8時前に搬入し、再度会場に駆けつけました。

この日は、この秋一番の寒さです。朝、雨戸を開けると水滴がガラス一面についていました。雲ひとつない青空、絶好のイベント日和です。

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会場の水無川河川敷に行く手前からの富士山です。山すそまで雪です。

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準備中の会場です。

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再建の会のテントです。紫藤会長がエプロン姿で奮闘中。

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蓑毛食文化の会は、「ばあちゃん元気弁当」と題して釜炊き炊き込みご飯と、地域の野菜の煮物を販売。「洋館再建の会」の応援に駆けつけていただきました。

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隣のテントは、「景観まちづくりコーナー」。景観まちづくり市民会議と秦野市都市づくり課のメンバーがアンケートを呼びかけています。

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再建の会でも再建提案のアンケートを行いました。親子連れや若者が興味津々、福田省三事務局代表の説明を聞き、自分が再建したい場所にシールを貼っています。

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10時から始まった市民の日の会場。10時30分現在のアンケートのようすです。市内外からお出でのみなさんの関心は大いにありそう。

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再建の会特製の「アニメの顔出しボード」もお目見えしました。

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午前11時の「市民の日」会場のようすです。丹沢の山並みがくっきりと見えています。行き交う人びとでイモ洗い状態。

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私はこの後、FMヨコハマの番組に生出演するため、横浜ランドマークタワーに向かいました。「ミノゲ元気村から ばあちゃんの元気弁当」は食べることができませんでした。残念!

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秦野の鹿鳴館再建の会の揮毫

「秦野の鹿鳴館(旧梅原家洋館)再建の会」の揮毫ができました。

11月3日(火・祝日)、秦野市の水無川沿い・中央運動公園で開催される「市民の日」に「再建の会」ではテントを1つ借りて、市民への情報発信活動を行います。つづく11月7日(土)午後、ジャスコ秦野店で開催する「秦野の鹿鳴館再建コンサート」会場でも、演奏・歌・踊りを上演しながら同様の活動を予定しています。

両日とも会場に掲げる横長の揮毫です。再建の会のメンバーの知人の市内在住の書家に書いていただきました。シンプルで力強い書は「再建の会」の存在を大勢の人に印象付けることでしょう。

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さまざまな個性と才能を出し合い、2つのイベントの準備は順調に進みました。当日が楽しみです。

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